とめよう戦争への道!百万人署名運動杉並連絡会の通信に掲載するために、阿佐ヶ谷在住の映画評論家・白井佳夫さんにインタビューする機会がありました。テーマは「表現者として現在の時代状況をどう見るか?」というものでしたが、インタビュアーである私がついつい「映画」の方に話を引っ張ってしまいがちで、編集人が大変でしょうね(笑)。最近は「時代を写している写真」(「写真」って本来的には「真実」を「写す」ものですから)の収集にも興味をもっていらっしゃるとのことで、帝政末期から革命に至るロシアの街と生活と人とを撮影した写真集も見せてもらいました。これまで見たことのないトロツキー、レーニン、ケレンスキーの肖像写真まであって、これはおもしろかったです。ついでに女優ロミー・シュナイダーの写真集まで見せてもらって、満足満足!ほとんど訪問の目的を忘れたような時間を過ごさせてもらいました。TV局と映画会社がタイアップして大量宣伝によって興行収入を上げる“映画”が氾濫しているなか、いかに時代と向き合い切り取った映画を見つけ出して「これだ!」と提示していくか、映画評論家としての矜持を感じさせられる78歳の肖像でした。
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