ＩＭＦ・世界銀行年次総会

明日からＩＭＦ・世界銀行年次総会が東京で始まります。政界大恐慌情勢のなか、資本主義体制＝帝国主義体制の崩壊を歴史的に刻印する総会となることでしょう。ＥＵの解体的危機は言うまでもなく、米・中の膨れに膨れた経済の破裂、そして最も破綻的な日本経済の惨状もさらに明らかにならざるをえません。金融当局にとって問題なのは、金融緩和がすべて投機資本の利益を生み出すものでしかないという本質が、いまや誰の目にも明らかになっているということ。金融システムが「１％」のためのものでしかないことが露呈しており、金融システムに対する大衆的信頼感が根底的に崩壊していることです。つまりいくら会議を開催しようが、回答は得られないわけです。
だからでしょうか、警察権力の事前弾圧は度を超しており、わが都政を革新する会上高井戸事務所にも不当な家宅捜索が強行される（１０／５）事態となっています。怒りに堪えません！