明日24日は動労千葉を支援する会総会で、第3回労働学校は変則でしたが土曜日夜の開催になりました。今回のテキストは中野洋(前国鉄千葉動力車労働組合委員長)著『新版 甦る労働組合』です。「時代認識と路線で労働組合を組織する。それは義理と人情に支えられてこそ正しい認識と路線になる」と言われます。しかし、この2項を対立する概念としてとらえ、どちらが軸でどちらが優位かなどと考えてはなりません。「時代認識と路線」が組合指導部から提起され、それを現場組合員は受け入れるかどうかではないはずです。確かに「時代認識と路線」の骨格は組合指導部が提起することになるのかもしれませんが、それを労働組合の具体的な方針として血肉化するのは、現場組合員の中における徹底的な討議というプロセスです。そのプロセスは“受け入れ”にとどまるものではなく、“創出”であるはずです。「現場に受け入れられない時代認識と路線はまちがいなのではなく、受け入れられるような討議を徹底化できない組織のあり方がまちがっている」ということですかね。
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