「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

カザフスタンの改憲なるか?&石油事情の需給改善の動き<2022年06月06日

2023-04-02 22:46:09 | 世界経済

二本まとめて書きます。
まず、カザフスタン。
以前は、ナザルバエフ前大統領がミニ・プーチンみたいな独裁政治をしていました。
今回の改憲草案は?
(一部引用)
改憲案は、意思決定の分散化や議会におけるさまざまなグループの代表権拡大、カザフで長年権力を握り続けたナザルバエフ前大統領の影響力を排除する内容。

トカエフ大統領は改憲案について、「超大統領制」から強力な議会を持つ大統領制共和国への移行と説明している
(引用終わり)

要は、独裁政治は止めてもう少しまともな政治にしようよ?と言う内容です。
別の言い方をすると?石油や資源の利益を、もっと公平に分配しようと言うことでもあります。カザフスタン国民の支持が得られることは、多分間違いなしと思います。
何故なら?これまでその富は、前大統領一派が独占し来たのであろうと思います。

プーチンのやっていることも同じです。
石油や資源輸出の富を独占し取り巻きに分配しています。だから、ロシア・マネーは腐りきっています。それに西欧諸国は、群がっていました。今回のウクライナ危機をきっかけに、腐った腐ったマネーは止めようと言うことです。
しかし、腐ったロシア・マネーに未練たらたらの国もあります。フランス・ドイツ・イタリアなどです。

まあ、なんとか改憲案が国民に支持されてカザフスタンがより良い国家になることを願います。
ロイター
カザフスタン、憲法改正の国民投票 前大統領の影響力排除(2022年6月6日11:17 午前18分前更新)
https://jp.reuters.com/article/kazakhstan-referendum-idJPKBN2NN03K

さて、石油事情の需給改善。
ロシア原油を西側から排除するには、代わりが必要です。
湾岸産油国が増産を決めました。これだけでは足りません。
そこで?
ご都合により敵に塩を送ることになりました。

米、欧州石油大手2社にベネズエラ原油の対欧出荷許可=関係筋(2022年6月6日11:02 午前1時間前更新)
https://jp.reuters.com/article/venezuela-oil-europe-idJPKBN2NN02V

この他、リビア石油
№11 リビア:全土での石油輸出の停止
https://www.meij.or.jp/kawara/2022_011.html

多分、リビア国内のごたごたが済み次第輸出が再開されると思います。

おそらく、イラン石油の輸出も暗黙の合意のもと、輸出量が増えると思います。

一番悪いヤツは、ダメ?
2番目・3番目・4番目は、よろしい?
物凄くご都合主義だとは、思いますが?
流石のアメリカも現在の石油高騰は、これ以上放置できないと言うことだと思います。アメリカ国内でもガソリン価格の高騰は、ひどいからです。アメリカは人手不足により自国内の増産は、今のところ出来ません。

結論、ロシア産石油はアジア方面に流れ、西側に輸出禁止だった分が西側向けになるという結果です。
買い手と売り手が、変更になっただけでした。

多分、原油価格の高騰はやや沈静化すると予想されます。
石炭は、オーストラリアが増産すれば足ります。

問題は、天然ガスです。
これは、ロシアの代替先が見当たりません。
地球温暖化対策は一時ストップして、原子力や石炭でしのぐしかありません。
元々、エネルギーや食品の高騰の原因は、世界各国で採用された地球温暖化対策が原因です。
世界各地で毎年起きる大規模山林火災。活発な火山活動。
アマゾンに代表される小口商品の宅配。
ジェット旅客機に大規模な海運。
戦争も大体、どこかでやっています。
こんなのを放置して、地球温暖化対策などあり得ないでしょう?
大口は、放置して?
小口を虐めて、どこが温暖化対策だ?
矛盾は、明らかです。
嘘ついて金儲け(地球温暖化対策)を、する輩を逮捕して裁判にかけるべきです。



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