「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ロシア軍がウクライナ空軍基地を爆撃(3日目)<ウクライナ紛争2024.07.04

2024-07-04 19:25:41 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ロシア軍、ウクライナ空軍基地を3日目爆撃:Su-25、MiG-29、Mi-24を破壊 - パイロットと技術者25名が死亡
2024 年 7 月 4 日 | 00:09
https://warnews247-gr.translate.goog/war-monitor/oukrania/oi-rwsoi-bombardizoun-gia-trith-hmera-oukranikes-aeroporikes-baseis-katastrafhkan-su-25-mig-29-kai-mi-24/?_x_tr_sl=el&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

『ドネプロペトロウシク州クリヴォイログ地域にあるドルギンツェボ飛行場を攻撃。
Su-25戦闘機2機とMiG-29戦闘機1機が深刻な被害を受けた。
ロシア側はまた、数人のウクライナ人パイロットと飛行場技術者の死亡も報告している。合計15名。』
『まずロシア軍はフメリニツキー地域のスタロコンスタンチン飛行場を攻撃し、次にミルゴロド、ドルギンツェボ、クルバキノの各空軍基地を攻撃した。』

と言うことでロシア軍は、連日ウクライナの航空基地を攻撃しているようです。
先日ニュースになっていたのは、ポルタヴァ州ミルゴロド空軍基地への攻撃でしたが、実際には軒並み各空軍基地をロシア軍が攻撃して、それなりに戦果が出ているようです。

予定では、今月F-16戦闘機がウクライナに引き渡される予定です。こう連日、ウクライナの空軍基地が攻撃されるようでは、果たしてF-16戦闘機をウクライナ国内に持ち込めるかどうかも疑問です。
仮に持ち込んでも、やがて破壊されるでしょうね。

ロシア側はミサイルの増産が進捗していますから、少し備蓄すれば、かなり大規模なミサイル攻撃が出来ます。
そして偵察ドローンの航続距離が伸びているので、かなりウクライナ領に入った地域でも偵察が出来るようです。

クリミアの海水浴客へのミサイル攻撃もありました。
ロシア人の犠牲者が出て、ロシア政府は激怒していますから報復攻撃もかなり厳しいです。

『ウクライナ東部ドニプロ、ロシアの空爆で5人死亡 負傷者多数』
By Mykhailo Moskalenko
2024年7月4日午前 9:43 GMT+934分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/4PY4SLMKCFIL5I7AK343ZJMC3E-2024-07-04/

もっともウクライナ軍は、民間の施設や住宅の中に軍事施設や備蓄倉庫を作ります。だから、そこを攻撃すればどうやっても民間人の巻き添えは出てしまいます。
ハルキウ州のショッピングセンターの攻撃では、かなり犠牲が出てしまいましたが、ウクライナ軍はこの中に司令部や備蓄倉庫を作っていたようです。
そういうところに平気で軍事施設を作るウクライナ軍は、ウクライナ国民の巻き添えなど全く気にしていないことが分かります。

そして攻撃されると「テロ攻撃だ!」とロシアを避難します。最初から民間の施設や住宅を避けて、軍事施設を作ればいいでしょう❓
民間人の中に隠れるのは、2022年から見られます。
ウクライナ軍には、国民を守る意識が希薄なように見えます。

しかし、このように一方的に航空基地を攻撃されているとただでさえ少ないウクライナ軍の戦闘機は更に数が減り防空能力と攻撃能力が減少します。
結果、ますますロシア軍のミサイル攻撃が効果を発揮するという悪循環です。
F-16戦闘機が少々、供与されたところでウクライナ軍の航空劣勢は改善される見込みは薄いと言えます。他の旧式の機種が減少してしまえば、トータルの数はかえって減ってしまいます。

ロシア軍の前線の後方の基地や備蓄倉庫、その他軍事施設への攻撃は、ここ3か月くらいでかなり増えています。
防空能力や補給能力を削るための攻撃です。
特に補給に関しては、補給量の減少として前線の兵士に跳ね返ります。
ウクライナ軍が徐々に劣勢に陥っている原因は、補給量の減少にも原因があると思います。

要はウクライナ軍が何をやろうと劣勢に陥った態勢を挽回する手段が、もうない・と言うことです。

兵力数で劣り、砲弾・ミサイル・ドローンの量で劣り、補給の量で劣れば、ほぼ勝つ見込みはありません。
逆に劣勢から敗勢になるスピードが速まると思います。

おまけに劣勢の責任の押し付け合いでキーウでは、政権闘争または政治混乱です。
勝ちようが無いでしょう❓
これで戦争に勝てたら不思議です。
西側は奇跡を望んでいるように見えます。
速く、ロシアと停戦交渉を始めるべきでしょうね❓

今なら、かなりのウクライナ領が残りキーウ政府も残ると思います。(条件はあります)
今、停戦しなければ無条件降伏か、ロシアの肝いりの政権が樹立されるか、どちらかのように見えます。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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