「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

バイデン大統領を、おもてなししたウクライナ鉄道<2023・2・22

2023-04-01 18:30:00 | ウクライナ紛争

ウクライナ鉄道、バイデン氏利用で定時運行率9割に低下 冗談交じりに謝罪
2023.02.22 Wed posted at 15:28 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200402.html

バイデン大統領のウクライナ訪問は、数か月前から検討されていたようです。決定されたのは、数日前であったようです。2月20日、キーウに到着しキーウに滞在したのは4時間でした。
列車で片道10時間。往復20時間。
ウクライナ国鉄は、大変な思いをしたと思います。
(どうやって、アメリカの大統領を、おもてなししたらいいんだろう?)
ロシア側には、直前に通告したようです。
(アメリカ大統領が、キーウにいる時に、ミサイルなんか撃ち込むんじゃない!)

アメリカを飛び立った時も、アメリカ軍のVIP送迎用輸送機を利用して極秘に飛び立ちました。随行を許されたのは、記者1人カメラマン1人だけです。
情報としては、全く出てきませんがポーランドまでは、アメリカの戦闘機がエスコートしたと思います。

アメリカの大統領が、キーウでウクライナの大統領と一緒にアメリカは、ウクライナを支持し全面的に必要な限りの支援を行う!

それを明確に全世界に伝えるための、演出です。
だれもが、それを理解したでしょう。
それを可能にしたのが、先のミュンヘン会議へのアメリカの超党派議員団の出席です。

去年の12月、ウクライナの大統領が訪米しました。
【解説】 ゼレンスキー大統領の訪米、ウクライナ支援懐疑派はどう受け止めるのか
2022年12月22日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64061476

アメリカには、当時ウクライナ支援に懐疑的な人も結構、いました。しかし、ウクライナ大統領のアメリカ議会での支援を訴える演説は、アメリカの議員の心に響くものがあったのは、確かです。

ワールド
2022年11月4日5:27 午前4ヶ月前更新
米超党派議員がウクライナ訪問、支援継続を確約
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-us-senators-idJPKBN2RT1YK
ワールド
2023年1月21日6:49 午前1ヶ月前更新
米上院超党派3議員、キーウ訪問 戦車供給の遅れを非難
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-us-senators-idJPKBN2TZ1O1

ミュンヘン会議に約50人の米議員、ウクライナへの超党派支援示す
2023年02月18日(土)06時07分
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2023/02/432190.php

このようなアメリカ議会の意思決定の流れがあります。
ウクライナへの戦車供与を、決定したのは、1月21日のアメリカ議会超党派議員団の支援の遅れに対する非難です。これにより、バイデン大統領も米軍の戦車供与を決定することが出来ました。

ドイツ・ミュンヘンで17日開幕したミュンヘン安全保障会議に米国の50人近い議員が出席したという意味は?
「もっと、ガンガン!ウクライナ支援しろ!」
と、言う意味です。

その総仕上げが、今回のバイデン大統領のキーウ訪問です。アメリカの大統領が、決意表明したと言うことは、それは必ず、実行されると言うことです。

ロシアが何をどう逆らっても、どうにもなりません。
今ですら、ウクライナ軍の方が強いのですから・
ロシアの出来ることは、さっさとウクライナから撤退して条件闘争することだけです。ウクライナの国土破壊の復興費用とか、戦争犯罪の責任とか・
(多少、おまけしてください・これ位しかできないと思いますよ・・)

ちなみに、3月15日までには、ポーランドからの戦車の最初の供与分が届く予定です。ウクライナの戦車兵の訓練が終わり次第、届きます。その後、順次支援が決定されている兵器が、届き始めるでしょう。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



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