「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ドネツク州チャシブ・ヤールの現状と第67旅団<ウクライナ紛争2024.05.03

2024-05-03 22:44:40 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ応援サイトのDavid Axe氏によると、第67旅団の後退と部隊解散の理由は❓
2024.04.17
ウクライナ軍で痛恨の「内紛」発生、要衝の部隊入れ替え 火力弱体化
https://forbesjapan.com/articles/detail/70394

極右の過激派(過激民族主義者)と国防省の対立が原因とされています。過去日記でもそれに沿った記事を書きました。
しかし、今日航空万能論の記事を読んでいたらそうではなさそうです。
「現在、第67旅団(の残存部隊)は後方に移され、・・」と書いている部分にやや怪しさを感じます。

2024.05.2
ウクライナ軍指揮官、新たな攻勢も防衛ラインの必要性も認識していなかった
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-military-commanders-did-not-recognize-the-need-for-new-offensives-or-defensive-lines/

この記事の半ば過ぎに第67独立機械化旅団の兵士の発言が引用されています。
現地はひどい状況で準備された陣地はなく、部隊はロシア軍攻撃で壊滅的な打撃を受けました。
旅団としての機能を失い戦闘力をなくしたため後方に撤退させられ部隊は、解散してほかの部隊に編入されたのであろうと思います。
だから応援サイトの記述も・・・
「現在、第67旅団(の残存部隊)は後方に移され、・・」
となっているわけです。
「ロシア軍の攻撃が激しく第67旅団は壊滅しました・」
これが正しい記述です。

これは、3月中旬の話ですがチャシブ・ヤールの現状は、そのころから同じです。
その後、ロシア軍は運河の手前で攻撃を止めているような気配があります。
もし総攻撃するのなら、もうやっていると思います。

ウクライナ総司令官、東部前線「状況悪化」 ロ軍攻勢で後退
By Dan Peleschuk、 Tom Balmforth
2024年4月29日午後 1:03 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UFAXNN43YBKKDMNSRNJDLEKSWM-2024-04-29/
シルスキー総司令官の話では・・・
『チャソフヤールとその北東の村が「最もホットな場所」』
と発言しています。
意味が分かりませんね❓

Hara Blog
2024年05月02日09:04
チャソフ・ヤール5月1日の状況 運河越え南側は襲撃セットアップ完了
http://hara.livedoor.biz/archives/52338861.html

ロシア軍は小休止方々部隊の補給と再編をしていたと思います。その間、何をしていたか❓
滑空爆弾で攻撃し、徹底的な砲撃を続けてきました。
「最もホットな場所」とは、このような意味です。
滑空爆弾を、ドコドコ撃ち込まれ砲撃されまくりでは、確かに超ホット!です。

それも大体済んで、一部の部隊は運河まで到達したようです。
南のルートT-0504と北のルートO-0506の間の森林地帯を進軍していた部隊です。
北のボダニフカBohdanivkaを制圧した部隊も運河に接近しつつあります。
ルートO-0506に沿って正面から攻めるのではなく、チャシブ・ヤールChasiv Yarの北と南にやや外れた地点から渡河して南北から市街地を包囲する作戦のようです。

いよいよチャシブ・ヤールChasiv Yarの決戦の時が近づきつつあるようです。
やらないのか❓と思っていましたが、やっぱりやるようです。

アウデイーイウカ戦線では、既に防衛ラインを突破されていますから、ウクライナ軍がチャシブ・ヤールChasiv Yar防衛に失敗すると、ドネツク州は相当危なくなります。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27

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モスクワ市民が大喜び!西側戦車の展示会<2024.05.03

2024-05-03 22:43:23 | ロシアと周辺国

「誰もが見物できる」ロシア、鹵獲したM1エイブラムスをモスクワで展示へ...「撃破の瞬間」とする映像も公開
Russia to Display Captured US-Made Abrams Tank 'Trophy' in Moscow
2024年5月2日(木)21時05分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/05/m1-2.php
【動画】ロシア、鹵獲した「戦利品」をモスクワで展示...M1エイブラムス戦車「撃破の瞬間」とする映像も公開
2024年5月2日(木)19時10分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/05/m1-3_2.php

BBC
ロシアがウクライナ侵攻の「戦利品」をモスクワで展示、欧米供与の戦車など その狙いは
2024年5月2日
https://www.bbc.com/japanese/articles/c88zv74e0ylo

ロシアも休日なのか、家族連れもいて賑わっていますね❓
もちろんアメリカのM1エイブラムスもあります。
今年の2月に、分捕ったばかりです。
メーデーに間に合って良かったですね❓

懐かしいですね❓

万国の労働者よ!団結せよ!

BBCは、モスクワ支局長が取材に行きました。
もちろんイギリスの戦闘車両も展示されています。
やや、げんなり・でしょうね❓
(少し、ぶち切れているようにも見えます・・その心は❓周りはみんなメーデー気分で浮かれています。自分だけ❓なんでシリアルにリポートしなければならないんだ!)

デッカイ、看板があります。
『我々の勝利は、必然だ!』
市民は、その看板をバックに記念撮影しています。
中々、ロシアらしい光景です・・・


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27

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(オーストラリア)イルカの群れと一緒にサーフィン、優勝のガブリエラ・ブライアン<2024.5.3

2024-05-03 22:41:59 | 動物と植物と自然

イルカの群れと乗った波で優勝、サーフィン選手が「魔法のような瞬間」
2024.04.22 Mon posted at 18:20 JST
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35218092.html

大波にかっこよく乗り演技するサーファーのガブリエラ・ブライアンさん。
イルカの群れも一緒に波乗り❓泳いでいます。

この付近の海では、イルカがサーファーに興味を持ち一緒に泳いでいるのかもしれません。
そのうちイルカも大波で泳ぐのが、面白くなったのかもしれませんね❓

ワ~イ!
みんなで波乗りしようぜ!

かな❓

※ロシアの話題
ヒキガエルの道路横断、見守りのボランティア募集 ロシア
2024.04.10 Wed posted at 15:13 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35217555.html

※やっぱり、オーストラリア
馬も電車に乗るの❓
駅に入ってきたのは列車…ではなく馬 珍客にびっくり シドニー
2024年4月11日 18:54 発信地:シドニー/オーストラリア [ オーストラリア アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3514485?cx_part=top_topstory&cx_position=4
動画
https://www.afpbb.com/articles/-/3514500?cx_part=top_latest

※牛に癒されるイギリス人
癒やされたい…牛とのスキンシップでストレス解消 英
2024年3月24日 8:00 発信地:ベバリー/英国 [ 英国 ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3494872?cx_part=related_yahoo
動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pt9IawthNik


※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e

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ウクライナ政府とウクライナ軍の究極の官僚主義⇒無責任主義⇒戦争には勝てない<ウクライナ紛争2024.05.03

2024-05-03 22:40:28 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

航空万能論では、たびたびウクライナ軍の欠陥が指摘されています。それは、戦闘以外の軍事的準備がまるでなされないことです。

<以下、記事を例示>
2024.05.2
ウクライナ軍指揮官、新たな攻勢も防衛ラインの必要性も認識していなかった
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-military-commanders-did-not-recognize-the-need-for-new-offensives-or-defensive-lines/

2024.03.3
驚くほど脆弱なウクライナ軍の防衛陣地、要塞要素が欠けた初歩的な塹壕のみ
https://grandfleet.info/us-related/surprisingly-weak-defensive-positions-of-the-ukrainian-army/

2024.03.1
ウクライナ軍兵士は準備された陣地ではなく野原に連れて行かれただけ
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-soldiers-were-simply-taken-to-the-field-rather-than-to-a-prepared-position/
2024.02.12
危機的なアウディーイウカ、ウクライナ軍は夏に何も準備してこなかった
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/audi-ivka-in-crisis-the-ukrainian-military-has-not-prepared-anything-in-the-summer/

2023.11.18
ウクライナメディア、アウディーイウカの危機は第2防衛ラインの欠如が原因
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-media-says-avdiivka-crisis-is-due-to-lack-of-second-line-of-defense/

ウクライナ政府は、常に同じことを言っています。
「金くれ!武器くれ!」
しかし、戦争はそれだけでは勝てません。

当然ながら塹壕を掘り堅固な陣地を築き防衛ラインを作らなければ、敵の攻勢を受けるとあっと言う間に突破されます。
そして後方に防衛ラインがなければ、どこまでも後退を続けなければなりません。

ウクライナ軍の考えることは攻撃する事だけです。
防御と言う観念が欠落しています。
だから前線で戦闘が不利になろうと後方に防衛ラインを準備することをしません。
前線を突破されるとズルズルと後退を繰り返したのが、バフムトの戦いであり、市街陥落前のアウデイーイウカの戦いです。

アウデイーイウカ市街陥落後も同じです。
準備された防衛ラインなどないから、ロシア軍が前線の虚弱な防衛線を突破すると、あっと言う間に後方の拠点が陥落しました。
これが、アウデイーイウカ戦線北部のオチェレティネOcheretyneの戦いです。
防衛の準備などないからその周辺の拠点も次から次へとロシア軍が制圧して、その進撃を止めることが出来ません。

このようなウクライナ軍の構造的な欠点を放置してきたウクライナ政府とウクライナ軍の無責任さが、今のウクライナ軍の苦戦の原因だと言っていいと思います。
いったん防御に回ると戦いようがないのが、現状のようです。
それを放置するから、更に戦況が悪化します。

結論は、ウクライナ軍が勝利することはもはや不可能ですからロシアと和平交渉を始めるしかありません。

2014年クーデター以降、アメリカ軍がウクライナ軍のテコ入れをしてきましたが、何を教えたのか分かりません。
塹壕や陣地の作り方さえ教えていないようでは、そもそもダメです。
ウクライナ軍は、本当の素人の軍隊です。
前線に行ってロシア軍を攻撃する以外のことは、殆んど出来ないようです。

やはり腐敗汚職国家で上から下まで腐りきっているうえに、過激民族主義者がクーデターで政権を奪取したのでそこに全体主義的な要素が強くなりました。
両方合わさって「究極の官僚主義=無責任主義」が出来上がっているようです。

ロシアにもその傾向はあります。
しかし、戦争が始まったら徐々に改善されてきました。
そしてロシア軍は、戦争のやり方を知っていますから、例えばスロビキン・ラインを建設するときは、民間の土木建設業者を総動員して作業員をかき集め、土木建設機械を総動員して建設資材を惜しまず突貫工事で1000kmのスロビキン・ラインを3か月~6か月で完成させました。

ロシアがやってもこれだけかかります。
ウクライナが、これをやると5年から10年かかるでしょう。

武器生産だって同じです。
ロシアは、武器の生産体制を整え増設を続けてきました。
今、砲弾やミサイルは前線に送る分とは別に空になった備蓄分を補充しているそうです。

砲弾くれ!のウクライナとは、正反対です。
西側のウクライナへの砲弾やミサイルの供給量より、ロシアの生産分と北朝鮮とイランの提供分の方が圧倒的に多くなりました。

ロシアは応募兵を集めて予備部隊を更に準備しています。
ウクライナは徴兵が集まらず四苦八苦しています。

こんな状態でウクライナ軍が勝てるとしたなら❓
それは、奇跡と言うべきです。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27

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ロシアとアルメニアとアゼルバイジャン、その後<2024.05.03

2024-05-03 15:09:51 | ロシアと周辺国

露、同盟国アルメニアの「離反」にいらだち 縮む影響圏、係争地から部隊撤収
2024/5/1 16:52
https://www.sankei.com/article/20240501-GOYYN3XNA5IGVCGL4LLGY7N7PA/

旧ソ連崩壊後、長らく南コーカサスの紛争の種となっていたナゴルノカラバフ紛争は、アゼルバイジャンがナゴルノカラバフ地区のアルメニア系武装勢力を武装解除して決着を見ました。
ナゴルノ・カラバフ戦争1988年 - 1991年2月
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%95%E6%88%A6%E4%BA%89
2020年ナゴルノ・カラバフ紛争
https://ja.wikipedia.org/wiki/2020%E5%B9%B4%E3%83%8A%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%95%E7%B4%9B%E4%BA%89

簡単に言うとナゴルノ・カラバフ地区をネタにしたアルメニアの侵略戦争です。
紛争が、こうも長期化した原因は、アルメニアをロシアが支援し、アゼルバイジャンをトルコが支援してきたからです。

トルコにとっては、アゼルバイジャンは同胞国家であり支援に理由は必要ありません。文句なしに絶対支援します。

一方、ロシアにとってはアルメニアはイランとの交通路であり南コーカサスにロシアの影響力を及ぼす窓口です。だからロシアにとってもアルメニアを失うわけにはいきませんでした。

その背景としてロシアとトルコの対立関係があります。これがごく大雑把に言うと、ナゴルノ・カラバフ紛争が続いてきた背景です。

ところが近年、ロシアとトルコの関係が劇的に改善しました。今では、むしろ友好国と言うべき関係です。そうなるとナゴルノ・カラバフ紛争は両国関係の障害でしかありません。そこでロシアがトルコに譲歩する形でアルメニアの軍事支援を止めました。
その結果、2020年ナゴルノ・カラバフ紛争でアゼルバイジャンは、アルメニアに占領されていた領土のほとんどを回復しました。
アルメニアの安全を保障するためにロシアは、平和維持部隊を駐留させて国家同士の軍事衝突を防ぎました。

その後、アゼルバイジャンは(ロシアの暗黙の了解を得て)最後に残されたナゴルノ・カラバフ地区のアルメニア系反政府武装組織を武装解除して、長きにわたったナゴルノ・カラバフ紛争は終結しました。

侵略戦争を遂行してきたアルメニアが悪いと思いますが、ロシアに支援を打ち切られたアルメニアは、収まりません。当然ながらロシアに逆らうようになりました。

ロシアの方は大した困りません。
元々ロシアとアゼルバイジャンは友好的な関係です。それを阻んできたのがロシアとトルコの対立であり、ナゴルノ・カラバフ紛争です。その要因がなくなったのでロシアとアゼルバイジャンは友好的な関係は継続すると思います。
ロシアは、カスピ海に近い平地にイランとの交通路を確保できます。ロシアにとってアルメニアは、メンツの問題で地政学的な必要性はなくなりました。
(どっちでもいい地域になりました)

アルメニアの要請によりロシアの停戦維持部隊は駐留する必要性がなくなり、ロシアも撤退に応じたという流れです。ウクライナ戦争を戦っているロシアは、こんな地域に派兵しておきたくはないと思います。

そこでアルメニアは、ロシアの傘下を離れたい国がよくやるようにEUとアメリカにすり寄りました。
『パシニャン氏はロシアから距離を置く一方で欧米への接近を強めている。4月5日にはブリンケン米国務長官、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長らとブリュッセルで会談した。EUはアルメニアに今後4年間で2億7千万ユーロ(約453億円)を支援すると発表した。』
例によって、金で釣る作戦です。

ロシアにとってもお荷物国家を厄介払い出来ますから、本音は(ホッとしている)と思います。アルメニアは、ロシアにとってはアゼルバイジャンとの友好関係があれば重要性の低い土地です。
はっきり言ってロシア・トルコ・イランの勢力圏の接した位置にある山の上の飛び地みたいな国家です。ここだけポツンと孤立していて、「EUに帰属したければ勝手にど~ぞ」と言うような土地です。

周辺諸国の国際関係が激変した結果、アルメニアの地政学的な価値はなくなり、ロシア・トルコ・イランの勢力圏の真ん中の離れ小島みたいな小さな土地です。
ロシア・トルコ・イランは、現在全部友好関係にあり、このどこかの国の勢力圏に入らないと外部の援助がなければ国の経済が立ち行かないと思います。
EUの勢力圏に入ればEUの援助がなければ、成り立たないでしょうね❓
EUにしてもアルメニアを引き込んだところで自尊心の満足以外のメリットはないと思います。毎年、アルメニアの運営資金を出し続けなければなりません。

地図でアルメニアの位置を見てください。
私の言うことが分かると思います。
しかも❓
国境封鎖されれば、即・陸の孤島になります。


※関連記事目次
項目「ロシアと周辺国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/c/a23a051cf8ecfe4e9a324034dc37f999

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2024MLB>5月2日>上沢直之メジャーデビュー、中継ぎで2回無安打無失点

2024-05-03 15:07:34 | MBL & プロ野球

上沢直之、2回完全メジャーデビュー「直球の動きがいい。43、46センチ動く」監督が絶賛
[2024年5月3日12時43分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202405030000134.html

めでたくメジャーデビューしました。
最初に移籍したレイズでは、40人枠に入れずレッドソックスに移籍して3Aで調整してきましたが、やっとベンチ入りして登板機会が巡ってきました。
レッドソックスが1-3でリードされている8、9回に登板して、19球で無安打無失点、無四球1奪三振でした。

合格ですね。
次は、中継ぎとして登板があると思います。

コーラ監督は・・・
「17、18インチ(約43、46センチ)動く」
と速球の動きを評価していました。
日本ハムでは先発でしたから中継ぎなら十分務まると思います。
本人は不本意な部分もあるでしょうが、ブルペン・デーもあります。中継ぎでの成績が良ければ先発のチャンスも回ってくると思います。

中継ぎならパドレスの松井裕樹と同じくらいは働けると思います。
16試合に登板、投球回15.1 防御率2.35、2勝4ホールド0敗、四球0、三振11
これが松井の、現在の成績です。

頑張ってほしいと思います。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b

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2024大相撲>5月2日>稽古総見での大の里

2024-05-03 15:05:56 | スポーツ

新三役の大の里、3大関相手に3勝3敗「自信にもなった」/稽古総見
[2024年5月2日13時0分]
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202405020000441.html

大の里は稽古総見での申し合いに参加したのは初めてだったようです。ここに出られるのは役力士と前頭上位の力士だけです。
まず大関組が申し合いをやって大の里は当然指名されて6番取りました。
霧島に2勝、豊昇龍に1勝2敗、琴桜に1敗で3勝3敗。やはり、まだまだ豊昇龍と琴桜の方が強いようです。まだ新入幕で2場所経過しただけですから、それは当然です。
むしろぼほ関脇以上の実力が凄いです。

その後が、おもしろいです。
記事の写真に力士が土俵に集まっている1枚があります。
役力士が終わって平幕力士との申し合いになると❓
俺と取ってよ!
と大勢土俵に集まりました。
まだ大の里と対戦したことのない力士の方が多いですから場所前に稽古したかったのでしょうね❓
大変なモテモテぶりです。

順調に仕上がっているようです。
5月場所は、初日から大関・横綱戦です。
最初からエンジン全開で行く必要があります。
横綱1人、大関5人との対戦をどう乗り切るのか❓
2勝3敗ぐらいで行きたいところです。

初めての三役で勝ち越すのだって、普通は大変です。
大の里の場合は、勝ち越すのに不安は感じません。
優勝争いに絡めるかどうかが興味です。

凄い大物度合いです。
大体、同じくらいの熱海富士は再入幕3場所目が、西前頭筆頭で6勝9敗の負け越しです。年齢は大の里の方が2歳上の23歳ですが、相撲経験は4年目です。熱海富士も21歳で前頭の筆頭に来ていますから相当強いです。

それ以上に強いのですから、本当に驚くべき強さです。入幕2場所目の先場所ですら関脇より強かったですから。

5月場所は、大の里の活躍が楽しみです。

※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35

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2024.05.02木>東京株式市場とNY市場

2024-05-03 08:37:18 | 株式日記

東京
N225▼0.10% 38,236.07 -37.98
トピックス▼0.03% 2,728.53 -0.87
グロース250▼0.51% 642.96 -3.29

NY
ダウ▲0.85% 38,225.66 +322.37
ナスダック▲1.51% 15,840.96 +235.48
S&P500▲0.91% 5,064.20 +45.81

NY市場は、水曜日に「トンカチ」と呼ぶ足が出ていました。安値付近で出ると目先底入れの場合もあります。今日は、やや大きめに上昇しましたので目先底入れかもしれません。

東京市場は、大型連休前で方向感のない値動きでした。
誰だってポジションを持つのは、イヤだと思います。
全員、様子見でしたね❓

夜間に円高が進行しています。
現在05:14 153円台の前半です。
金曜日、月曜日とどのような値動きになるのか❓

先物もそれを受けて37860円付近でもみ合いです。
普通ならNY上昇を受けて、38500~38600程度に上昇すると思います。
円高の進行を受けて1%前後の下落です。

為替が円高方向に急激に動くときに一部参加者がするトレードがあります。
「円買い・株式先物売り」です。
これは、セットのトレードです。
そのため円高が急激に進行する場合は、指数がかなり売られることが多いです。

円高になって買われる銘柄もありますから、今のような場合は買うならその傾向のある銘柄です。
逆に円高で売られる傾向のある銘柄は、円高が行きつくまで待った方が、いいケースもあると思います。

あくまで指数と言う意味で言うなら円高がピークに近いところまで行けば、指数は底入れして反転すると思います。もっと早いかもしれません。

指数と個別銘柄は違う値動きをしていて・・・
「日本株ADR2日、全面高 野村やオリックスが上昇」
https://adr-stock.com/
となっています。

それなのに指数は売られているという不思議さです。
個別銘柄は、あくまで個別銘柄で買うタイミングを考えるのが、いいのかもしれません。

 

株式日記
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/c/c3dcd91db11bbd4552597e2647c478a3
株式投資 資産運用
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/c/bba922613855bf1fdceace164d916823

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アフリカの旧フランス植民地諸国で軍事クーデターが連続した理由<2024.05.03

2024-05-03 08:31:58 | アフリカと中東

やはりフランスが植民地搾取的な経済構造を維持してきたのが、理由の一つだと思います。
これらの国々の多くには、欧米が民主主義的だと称する政府がありました。選挙をやるから民主主義的だという論理です。しかし、選挙など東ヨーロッパ諸国の一部ですら政府に操作されています。(例、モルドバ)
親欧米的であると、全部民主主義国家になります。
ウクライナもそうですね❓
どうみてもアメリカの傀儡の過激民族主義者が政府を乗っ取った半分軍事独裁政権です。
これも民主主義国家だそうです。
世界の民主主義をロシアから守る正義の味方だそうです。

アフリカの旧フランス植民地諸国でも同じ構造があったのだろうと思います。
フランスは、クーデター後どの国からも追い出されました。アメリカも同様、退去を迫られてニジェールでは、やや揉めましたが結局、撤退しました。

大体、これらの国々がその後頼るのがロシアです。
ロシア政府の現地(軍事的)代行機関であるワグネルが現地政府に協力して、活動します。

何の活動をするのか❓
これがフランスやアメリカがボイコットされる2番目の理由で、こちらの理由の方が比重が大きいと思います。

シリアから逃れたイスラム過激派が、サハラ砂漠を超えてサハラ砂漠の南の国々を荒らしまわっています。
アメリカとフランスは、テロ対策を名目に駐留していながら、ほぼ放置しているか有効な対応をしません。
自分たちの利権を守るために駐留しているのではないのか❓と、疑われても申し開きは出来ません。

このような経緯でアフリカの旧フランス植民地諸国で軍事クーデターが連続し、半分欧米の傀儡の「民主主義的な政府」が追放されたと言うわけです。

しかし傀儡政府を追放しても、イスラム過激派がいなくなる分けではありません。
そこで革命政権はロシアを頼ります。
ワグネル部隊(現在はロシア国防省の他の民間軍事会社)が現地入りして様々な支援を行います。
武器弾薬は、ロシア政府が支援するのだろうと思います。
ポイントは、ロシアの支援には基本的に「ひも」が付きません。欧米のように利権目当てではないと言うことです。
もちろん、ロシアの影響力が及ぶことは目的です。

ワグネル部隊は、現地の政府軍に軍事教育をしたり訓練を提供します。そしてある程度戦闘力が付いた段階で、ワグネルの部隊も参加してイスラム過激派と戦います。

この部分を欧米は、残虐行為だとかいちゃもんを付けて非難します。
しかし、欧米がイスラム過激派と戦わなかったからワグネルが現地軍と協力して戦っていることは、無視します。
そしてロシアとワグネルを悪者にします。
だったら❓
欧米がやれよな!の話です。

それが以下の記事です。
『米英、ブルキナファソでの民間人虐殺に「深く懸念」表明し調査要求』
2024/4/30 09:00
https://www.sankei.com/article/20240430-SK4QWG7LFJMIFBP7KMYYKKYD34/
ブルキナファソ政府が民間人を虐殺したと非難しています。
しかしブルキナファソ政府が攻撃したのは、その付近に陣取っているイスラム過激派です。

それを書いたHara Blogの記事。
2024年05月01日05:45
『マリ、ブルキナファソ、ニジェール情勢 ワグネルが武装勢力を排除』
http://hara.livedoor.biz/archives/52338841.html

こちらは、ロシア側の情報です。

どっちかが、嘘を言っています。
どちらが嘘を言っているのかは、上記の内容を読みご自分で考えてください。

プロパガンダやフェイクニュースを簡単に事実だと受け止めるのは、止めて欲しいと思います。少なくとも双方の主張を聞くぐらいは、してほしいと思います。
そしてロシアの主張は、封殺されることが多いです。
あるいは、フェイクニュース扱いします。

※参考記事
米軍、チャドからも一部撤退へ
時事通信 外信部2024年04月27日16時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024042700374&g=int
米軍、ニジェール撤退へ クーデター後にロシア接近
2024年04月20日11時06分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024042000261&g=int
米との軍事協力破棄 ロシアに接近―ニジェール
2024年03月17日14時01分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024031700220&g=int
米との軍事協定破棄のニジェール、ロシアの兵器と軍事教官到着 西アフリカで影響力拡大
2024.04.13 Sat posted at 12:55 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35217734.html
旧植民地におけるフランスの影響力の衰退、ガボンのクーデターで露呈
2023.09.06 Wed posted at 20:15 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208761.html

※なぜ、アフリカの旧フランス植民地諸国で軍事クーデターが連続したのか❓
それらの国々が大抵ロシアに援助を求めるのは何故なのか❓
理由があるはずです。


※関連記事目次
項目「アフリカと中東」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8e2281cde3859a8659b62d9f1680c9d2

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南部ザポリージャ戦線の現状<ウクライナ紛争2024.5.1<追記あり

2024-05-03 08:29:58 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※5月3日 追記

その後、この件に関しては続報がありません。

航空万能論の管理人は、以下の記事でロシアの軍事ブロガーДва майораの指摘を引用しています。

アップされている動画は3月のものだと主張しています。以前、クリンキーの制圧を主張した時も同じことがありました。「やらせ」です。ロボーティネ村に関しては、状況不明が正確なようです。

2024.05.2
アウディーイウカ北の突破口は拡大、ロシア軍がアルハンヘルズケに侵入
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/breakthrough-north-of-audiiuka-expands-russian-forces-invade-archanherzke/

 

2024年05月01日04:41
ザポリージャ戦線ラボチノ クリーニング実施中
http://hara.livedoor.biz/archives/52338840.html

去年はウクライナ軍の反撃作戦でマスコミを賑わしたザポリージャ戦線については、今年になってからまるで情報がなくなりました。
理由は、ウクライナが不利な戦場について情報統制を強化したからだと思います。
ウクライナ側の情報がないので航空万能論の管理人は評価できず記事として取り上げない・と言うことのようです。

ロシア側の情報を中心に記事を書いているHara Blogでは取り上げています。

忘れた人のためにザポリージャ(Запоріжжя)戦線について若干説明。詳しい記事は去年のバックナンバーを探してください。まだプロパガンダとフェイクニュースに騙されていた時代の記事が「山ほど!」あります。

ウクライナ軍は、ザポリージャ州(Запоріжжя)オレホボОріхів(オリヒウ)を起点としてT-0408に沿って南下し、途中のロシア軍の大軍事拠点トクマクТокмакからアゾフ海側のメリトポリМелітополь方面を目的とする一連の突破作戦を行いました。去年の6月に開始して9月ごろ、前進が完全に阻まれて頓挫して反撃作戦は失敗に終わりました。

ロシア軍のトクマクТокмакを中心とする三層に及ぶ強力な防御網に進撃を阻まれました。
ロシア軍の第1次防衛ライン(ウクライナ寄り)を突破しましたが、第2次防衛ラインを突破できずにウクライナ軍はロボティネ村Robotyne南4km付近のノボプロコピウカ村Novoprokopivkaまで進撃したのが最大でそこでロシア軍が反撃に出て、ウクライナ軍はロボティネ村Robotyneまで北に押し戻されて、いったん戦況は膠着状態になりました。
それが去年の暮れごろの話で、その後互角の塹壕戦が続きほぼ忘れられた戦場です。

動きがなくなり面白くなくなると誰も注目しなくなるのでしょうね❓
毎日、同じことしか書けないからです。
今日も昨日と同じです・状況が3月まで続いていたと思います。

ウクライナ軍が敢えてこの戦場を無視する理由は、戦況を取り上げると去年の反撃作戦の失敗を説明することになるからです。
失敗を糊塗してマスコミから無くしてしまうのが、ウクライナの常とう手段です。負けている話が全部なくなると❓
ウクライナが勝っている話ばかりになり、普通に聞くとウクライナ軍が優勢に聞こえるという仕組みです。
そして西側のマスコミが、それに協力するからウクライナ軍が負けているようには聞こえません。

どう騙そうと負けは負けです。
ロシア軍が、どこかに行ってくれるわけではありません。
何だかウクライナ政府を見ていると❓
「騙していれば、そのうち戦争は終わる」と思っているように見えます。
ウクライナ政府以外には理解不能な理論です。

話を元に戻すと・・・・・
Hara Blogによると、4月30日の日本時間午後に「ラボチノからウクライナ軍が撤退」の報道が(ロシア側で)あったようです。
3か月くらい争奪戦が繰り返されてきたロボティネ村Robotyneからウクライナ軍が完全に排除されてロシア軍が支配を確立したようです。
北の郊外は、どちらもそこに留まることが出来ずグレーゾーン(交戦地域)になっています。

ここでの交戦はロシア軍がウクライナ軍を北に排除して終わったようです。双方、かなりの部隊を投入しての戦闘でしたからニュースにならない割には、規模の大きな戦闘です。双方合わせると8万人~10万人程度の兵士が投入されていたのではないかと思います。
ウクライナ側の話では、アウデイーイウカ陥落のころにアウデイーイウカ以上の大軍が投入されているとの話でした。
アウデイーイウカ以上とは4万人以上です。

ウクライナ側もそれに呼応して増援部隊を送り込んで激しい戦闘が続いてきました。

ところがアウデイーイウカ市街陥落後、アウデイーイウカ戦線でウクライナ軍の兵力不足が顕著になりロボティネ村Robotyneの戦闘に従事していたウクライナ軍の部隊を、ある程度引き抜いてアウデイーイウカ戦線に投入したようです。

引き抜かれたロボティネ村Robotyneの戦闘に従事しているウクライナ軍が、今度は兵力不足に陥りロボティネ村Robotyne北の郊外に撤退し、4か月くらい続いていたロボティネ村Robotyneの戦闘にも、やっとけりが付いたという話です。

これがウクライナ軍劣勢の大きな原因です。
ザポリージャ戦線の反撃作戦は頓挫して失敗に終わりました。作戦が失敗に終わったのなら、作戦の出発点であるオレホボОріхів(オリヒウ)まで撤退して、そこで防衛戦を続けるべきです。

そうすれば、数万人規模の攻撃部隊が予備に回せます。
こことクリンキーの自殺攻撃に投入している海兵4個旅団を予備に回せば、最大5万人を予備兵力に回せるはずです。

わざわざ5万人規模の兵士と武器・装備を意味のない戦場に浪費しています。
その一方で東部戦線では、兵士不足で去年から劣勢に陥っています。

ゼレンスキーが戦線の縮小や、取捨選択を絶対に認めないからです。全部を守れと命令するから、全部が劣勢になり部分的には、負けがはっきりしてきた戦場もあります。

ウクライナ軍の劣勢は、兵力不足が主な原因でありそれを加速しているのがゼレンスキーの「寸土たりとも失うな!」命令です。数の少ないウクライナ軍が分散して、結局各個撃破されています。
ウクライナ軍の敗因は、ゼレンスキーにあると言っていいと思います。

敗因を取り除くには、どうしたらいいのか❓
ウクライナ人が真剣に考えるべき問題です。

※ただし、この戦闘に関してウクライナ側からの見解はありません。ロシアの軍事ブロガーの情報です。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27

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