「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

中国とロシアの関係?<2023・4・8>

2023-04-12 16:09:55 | ロシアと周辺国

ビジネス
2023年4月7日9:51 午前17時間前更新
第1四半期のロシア新車販売、中国車が国産車超え
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-autos-idJPKBN2W4019

2023年4月2日 5:23
ロシアの車(乗用車)事情<2023・4・2
https://smcb.jp/diaries/9021740

二つの記事を読むと、中国式ウイン・ウインの関係が分かります。
ロシア国内最大手アフトワズには、中国の部品メーカーが部品を提供しているはずです。

しかし?
ビジネス
2023年3月31日12:03 午後2日前更新
ロシアのアフトワズ、夏季休暇前倒し 部品不足で生産調整
https://jp.reuters.com/article/russia-avtovaz-shortages-idJPKBN2VX05J

つまり、いったん部品供給してロシアの国内大手自動車メーカーを援助しました。そうやって、中国製部品に切り替えさせて、今年になって部品の供給を絞りました。そのため、ロシアのアフトワズは、新車製造のめどが立たず、とりあえず夏季休暇を前倒しにしました。

当然、これには中国政府の意図があります。
部品調達で、いったん助けたような振りをしながら、部品の調達先を中国メーカーに依存させました。

その後、今年になって部品供給量を絞ってロシア国内メーカーの製造台数を落としたところで、中国メーカーがロシアに新車を輸出を増やす構図です。

多分、部品一式全部中国の部品メーカーに依存したと思います。中国位の品質で部品を提供してくれるメーカーは他にないでしょう。

結局、困ったロシアのメーカーは、ロシア政府に泣きつくでしょう。そこでロシア政府は、中国政府にお願いに伺わなければなりません。

ただと言うわけには、行かないでしょうから「お土産」が必要でしょうね。ロシアメーカーのどれかを、中国企業に売るとか・・そうしたら、中国企業のどれかが現地生産するでしょう。

こんな調子で、ロシア国内のめぼしいメーカーは中国企業の傘下になるしか生き延びる道が、なくなるかもしれません。

今だって、普通の日用の製品でロシア国内で製造できないのは、ほとんど中国から輸入していると思います。

ロシア国内市場のめぼしい部分は、軒並み中国に食い尽くされるような気がします。しかも、恩を着せながら食い尽くすんですから、いい根性しているでしょう。

その代わり!
原油と天然ガスと資源を(格安で!)買ってあげるよ!

つまり?中国の考えている・・
ウイン・ウインの関係とは、このようなものであろうと思います。中国はデカイWが二つ。ロシアは小さいWが一つ。

悪賢さにおいては、中国の方がロシアよりはるかに上です。中国4000年の歴史は、そんなに甘くはないんだから・・気が付いたときは、ロシアは丸呑みされているでしょう。ガッチリ!金も貸しこまれてね!


イリオモテヤマネコとアムールトラ<2023・4>

2023-04-12 16:08:56 | 動物と植物と自然

何か関係があるのか?ないです。まとめて取り上げただけです。
西表島、旅行者を1日1200人までに制限
2023.04.05 Wed posted at 13:42 JST
https://www.cnn.co.jp/travel/35202189.html
イリオモテヤマネコとは
https://iwcc.jp/iriomotecat/cat/

イリオモテヤマネコは、沖縄県西表島に住む固有種のネコです。発見されたのは、比較的新しい時代で戦後です。
ベンガルヤマネコの亜種です。
親戚は、ツシマヤマネコ。ツシマヤマネコは、朝鮮半島から中国方面にも生息しています。本来は、イリオモテヤマネコも、その仲間であったのでしょうけれど長い期間、西表島で孤立して住んでいたために別の亜種に変化しました。個体数が減って、保護が図られることになりました。

ツシマヤマネコは、アムールヤマネコとも言われます。
ほゞ、タイトルは無関係ですが・アムールは一致しましたね?

ネコ科最大アムールトラにも個性 英研究
2023年4月5日 19:05 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3458764?cx_part=top_category&cx_position=4

アムールトラも絶滅危惧種で、現在野生の個体数は、500頭くらいしか残っていないそうです。

学者は、どうしても研究してみたいようでアムールトラの性格を調査しました。結果、個性があることが確認されました。
「 一方、性別による性格の違いはほとんど見られず、父親トラも子育てに参加していた。」

ネコ科の動物は、父親が子育てに参加するケースは少ないでしょう。群れで住むライオンのオスくらいでしょうね。でも、イエネコでも子育てを手伝い子猫を可愛がるパパ猫もいます。

どっちも無事に生き延びて欲しいと思います。


ロシア軍の冬の大攻勢の結果とバフムトの情報の錯綜<2023・4・7ウクライナ紛争>

2023-04-12 16:08:04 | ウクライナ紛争

ロシア軍が冬に大攻勢をかけたと思われる場所は?
北から
ハルキウ州クピャンスク
ルハンシク州クレミンナ
ルハンシク州ビロホリウカ
ドネツク州リマン
ドネツク州バフムト
ドネツク州アウデイーイウカ
ドネツク州マリンカ
ドネツク州ブフレダール

このうち、はっきりロシア軍の敗北が確認されているのは、ドネツク州ブフレダールです。負けっぷりのひどさがニュースになるほどの大負けでした。

あちこちに戦いを仕掛けるのがロシア式です。兵力を分散させるので、結果として各個撃破されるのは、去年よく見たロシア軍の負け方です。今年も大体、同じような作戦計画(?と、言えるのかどうか?)を立てて、どの方面でも優勢になれません。

現在、戦闘が激しくなっているのが・
ドネツク州アウデイーイウカ
ドネツク州の州都ドネツク市の北、すぐのところ
ドネツク州マリンカ
ドネツク州の州都ドネツク市街の西の外れ

ドネツク州の州都ドネツク市を取り囲むウクライナ軍の拠点への攻撃が激化しています。ドネツク市だけでも防御しやすくしようという考えだと思います。

そして、相変わらず大兵力を投入して攻撃を続けているのが、バフムトです。ここは、ロシア軍も主力を投入して攻撃を続けているので、各戦場のなかで唯一ロシア軍が前進できた戦場です。市街地は、ほぼ破壊しつくされロシア軍が市街地の3分の2くらいを制圧していると推測されます。しかし、ウクライナ軍が撤退せず抵抗を続けています。

2月の末から3月の初めは、かなりウクライナ軍も際どい状況が続きました。しかし、ロシア軍の方もかなりの損害を被り、あまり前進出来ていません。

ここに来て情報が錯綜し始めました。
ウクライナの大統領の発言の変化です。
これまでは、絶対死守を言ってきました。
先日、ポーランドで場合によっては撤退もありうる、と発言が変化しました。

ウクライナ東部戦況、3市で「最も激しい戦い」 軍参謀本部
2023.04.07 Fri posted at 08:24 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202292.html

ロシア軍のバフムートでの進攻、「非常に遅い」 西側当局者
2023.04.06 Thu posted at 14:44 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202252.html

ウクライナ軍、後方への攻撃や弾薬の備蓄を実施 反攻の準備か
2023.04.06 Thu posted at 14:05 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202251.html

バフムートで激戦続く、ロシアは完全制圧試みる ゼレンスキー氏が撤退の可能性示唆
2023.04.06 Thu posted at 08:29 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202229.html

記事を追うとこのような流れがあります。
ウクライナ軍がどうするのか、良く分かりません。
一方で、ウクライナのイェルマク大統領府長官はまた違うことを発言しています。

ワールド
2023年4月7日4:20 午前Updated 5時間前
ウクライナ、東部バフムト死守 天候回復なら反攻も
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2W31HX

地面が固まり天候が回復すれば、ウクライナ軍の反撃作戦が始まる可能性もあります。何しろ、バフムトの戦場では今、ウクライナ陸軍の(最高)司令官が直接指揮を執っています。ウクライナ政府関係者や軍関係者の発言が、ばらばらになってくると、何が起きるのか?

私がロシア軍の現地指揮官であれば、何も起こらないとは予想しないと思います。もっとも、ロシア軍の現地指揮官は部隊が壊滅的な被害を被らない限り、撤退は許されないでしょう。

イギリス国防省の評価は、4月1日時点で・
ロシア軍がウクライナ東部ドンバス地方で行ってきた大規模な攻勢について「失敗がより明白になっている」との分析を発表しました。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


ウクライナの空で戦われる「ドローン戦争」<ウクライナ紛争2023・4・7>

2023-04-12 16:07:13 | ウクライナ紛争

ウクライナ、新設「ドローン軍」の圧巻動画を公開──「これはドローンの戦争だ
2023年4月6日(木)19時24分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/04/post-101320_1.php

ロシア軍の方は、イランから購入した大量のシャヘド136(自爆型ドローン)を、ウクライナのインフラや民間人攻撃に使っています。戦場では、もっぱら偵察用です。

ウクライナ軍の方は、どうやら「ドローン軍団」を作り出そうとしているようです。これまでは、主に偵察用と自爆型ドローンをロシア軍への攻撃用に使っていました。

既に名人芸を持つドローンのオペレーターもいます。
戦車の開いたハッチに自爆ドローンを突入させたり、ある場面では、歩兵戦闘車の開いたハッチに上空からドローンと思われる飛行体が、ナイス!ストライク!で手りゅう弾を投下して、見事ハッチの中に落とすことに成功していました。

ウクライナ兵の特徴は、兵器の運用の応用編を考え出すことに長けているという点にあります。砲撃システムでもアメリカ軍にさえない世界最高レベルの砲撃システムを考え出して去年の夏前から、運用しています。

もう、既に7000人を超える兵士が、ドローンのオペレーター(操縦者)としての訓練を受けたそうです。そして、今ドローンの数を集めて蓄積しようとしています。

今は必要に迫られて現場の兵士が個々にやっていることをウクライナ軍が正式の兵科として独立運用をしようと言うことです。去年の春ごろ、ウクライナ兵にドローンの操縦方法を教えていたのは、民間のボランテイアでした。

ウクライナ軍が正式の兵科として「ドローン部隊」独立運用すれば、かなりの成果が見込まれます。
何しろ「特殊技術」を開発して習得しているウクライナ兵は少なからずいるはずです。

戦車や歩兵戦闘車だって、うっかりすると今でもドローンに破壊されています。塹壕や陣地のロシア兵だって同じです。数が大ければ、自爆型ドローンが突撃してくるでしょう。

どうやら、ウクライナ軍は、操縦する兵士の訓練は完了しドローンを集積しているようです。春の反撃作戦では、ドローン部隊も同行するでしょう。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


将棋界の異次元・藤井聡太竜王の名人位挑戦<2023・4・7>

2023-04-12 16:06:17 | 日本の社会

【名人戦】藤井聡太竜王「あまり自信のない展開だった」時間使って抜け出し、渡辺明名人から先勝
[2023年4月6日22時14分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202304060001904.html

コンピュータ技術の発展が、将棋の世界の異次元を作り出しています。チェスの世界では、しばらく前からコンピュータに人間が勝てなくなっています。将棋も、やがてそうなるのではないか?と危惧されていました。しかし、コンピュータを活用して更に、強くなったのが藤井聡太竜王です。

過去の将棋の名人位には、その時代の最強の棋士が名を連ねています。挑戦権を得ること自体が困難です。将棋界最高クラスのA組で優勝しなければ、挑戦できない仕組みです。トーナメント戦とは、違います。現在、最強の棋士2人が、名人の座を争う仕組みです。

1912年(大元)創設の名人位に在籍した棋士は、100年以上の歴史の中に、15人しかいません。しかし、昔と違い(羽生善治のころまで)入れ替わりが多くなりました。

天才と言われた棋士のさらに上を行く天才が出現する世界です。ウルトラ大天才と思われた羽生善治元名人の後、6人の名人が誕生しています。羽生善治元名人の前であれば考えられなかったような進化が生まれています。

コンピュータ技術の進化は、棋士の世界でも昔は考えられなかった進化をもたらしたということです。その申し子とも言えるのが、藤井聡太竜王です。

天才の世界に終わりは、ないようです。


欧州サッカー&メジャー<2023・4・7>

2023-04-12 16:05:20 | スポーツ

最近、日記のネタも少なくスポーツネタが増えました。
と言っても、私の興味は選手や監督個人にあって、どこが勝ったの負けたのは、あまり興味がありません。

欧州サッカーでは、今年のチャンピオンズリーグで優勝するのは、どのチームなんだろう?程度の興味しかありません。今年のチャンピオンズリーグは、珍しくイタリアのチームが3チームベスト8に勝ち上がりました。近年は、今頃イタリアのチームは、居ないことが多かったですから、イタリアにとっては快挙です。

そして、イタリアの3チームが抽選の結果、同じ山に入りました。だから、決勝に進出するのはイタリアのチームになる可能性が高いです。イタリア組の山にいるのは、ポルトガルのポルトだけです。もっとも、ポルトガルのポルトにとってもチャンスです。イタリアのチームに2回勝てば、決勝まで行けます。ポルトガルも優勝経験のある強豪国です。

もう一つの山の方が、決勝戦に近く・
レアルマドリーVSチェルシー
バイエルンVSマンチェスターC
この勝者が、決勝進出を争います。
このうち、バイエルンとチェルシーは監督が首になっています。
こちらは、アンチョロッテイ監督のRマドリーが2連覇なるかが興味です。戦力的には、弱いです。しかし、去年もそれで優勝しましたからね?

リーグ優勝で僅差で競り合っているのは、バイエルンだけです。他のチームは、チャンピオンズリーグに全力投球できる分、やや有利です。

後は、三苫選手が今シーズン、何得点するかだけですね。

メジャーは、まだ開幕したばかりです。
大谷翔平君が、今年何勝してくれるのか?
ホームランを何本打ってくれるのかが、最大の興味です。

シーズン後には、もう1回楽しめます。
FAになる大谷翔平君の大争奪戦があるからです。
大谷翔平君をGet!するのは、どの球団か?
総年棒は、いくらになるのか?
大谷ネタでは、今年は何回も楽しめます。

ちなみに、現在ホームラン2本。1勝です。
数を積み上げていけば、今年もMVP争いに参加するでしょう。エンゼルスのポストシーズン進出は、ほぼ無理だと思います。

違う話題もあって?
球団運営に失敗すると、どうなるか?

アスレチックス観客3407人、3A11試合を下回る 大谷翔平登板の開幕戦は2万6805人も
[2023年4月6日13時12分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202304060000412.html

「これはその日行われたマイナー3Aの11試合(全13試合)よりも少なかったという。」

メジャーも、3Aとメジャーの降格昇格の入れ替え戦を採用した方が、いいと思います。サッカーは、その点は厳しいです。必ず、入れ替え戦があります。あるいは、自動昇格や自動降格があります。怠けていると、すぐ2部に降格してしまいます。


バフムート西側の拠点ウクライナ軍が防衛<2023・4・6>

2023-04-12 16:03:16 | ウクライナ紛争

バフムート西側の高地、ウクライナ軍が「掌握」
2023.04.05 Wed posted at 14:48 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202191.html

バフムトに関しては、詳しい情報はありませんでした。
今回、具体的に地名が出てきたのは?

ロシア国旗を手にするワグネル創設者 映像公開
2023年4月3日 20:01 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3458511
ロシア民間軍事会社トップ、バフムート掌握を主張 ウクライナは否定
2023.04.04 Tue posted at 13:53 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202114.html

これを具体的に否定するためにリークされたものと思います。ロシア国防省は、この件に関してコメントはないようです。ここでは、3つの軍隊が戦っているのではないかと思われるほど、ロシア軍とワグネルは仲が悪いです。ワグネルの兵士が言うには、時々意図的にロシア軍がワグネルを誤爆したりするそうなんです。嘘かホントかは、知りませんけれど・・

今回記事に出てきたウクライナ軍の拠点は、チャシブヤールです。地図上は、「チャシブヤール Chasiv Yar」このように表記されています。

丁度、ルートT0504のすぐ北側に位置し、バフムトとその西側の拠点都市のコンスタンチノフカの中間ぐらいの位置にあります。

先月の中ごろからロシア軍が、バフムト南の郊外から激しく攻撃しているのは、この場所だと思われます。バフムトの西側は、また別の部隊が防衛しています。バフムトとコンスタンチノフカの中間にあるこの拠点をウクライナ軍が防衛している限り、その北側にあるルート00506をバフムトへの補給路として使用できます。

ルートT0504は、ロシア軍の砲撃範囲に入って使えない。ルートルート00506は、ウクライナ軍がチャシブヤールを防衛している限り補給路として利用できる。ウクライナ軍は、ここを守り切ればバフムトへの補給が継続でき、ここを制圧されると包囲されると言う要の位置にあるようです。

ロシア軍は、最後のこの方面の総力を挙げて、ここを攻撃中のようです。もう、3週間以上経過していると思います。

つまり、今更バフムトの崩壊した市庁舎を占領しようとしまいとバフムトの戦局には、ほとんど影響がないと言うことです。すでにウクライナ軍の主力はバフムトの西の郊外に拠点を移して交戦中です。

ロシア国防省が沈黙している訳は、既にバフムト市街は戦闘の大体済んだ戦場であり、ワグネルのお手柄の片棒を担ぐのは、ごめんだからです。そして、「チャシブヤール Chasiv Yar」を制圧しない限り、バフムトから完全にウクライナ軍を追い払うのは、無理だと認識しているからでしょう。

もっとも、ウクライナの大統領は、これまでとは違う発言をしています。今までは、絶対死守でしたが、今回場合によっては撤退もありうると発言しました。

ワールド
2023年4月6日5:24 午前Updated 5時間前
ウクライナ大統領、バフムト撤退の可能性示唆 ポーランドで会見
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-poland-zelenskiy-bakhmut-idJPKBN2W21PD

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


(ロシア)サンクトペテルブルクでの軍事ブロガー爆殺事件その後2<2023・4・6>

2023-04-12 16:03:16 | ロシアと周辺国

反プーチン派が犯行声明 ロシア・カフェ爆発
2023年04月05日08時30分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023040500283&g=int
BBC
サンクトペテルブルクのカフェで爆発、ロシア著名軍事ブロガー死亡
2023年4月3日
https://www.bbc.com/japanese/65159948

さて、ここまで事件の背景が明かされると、ある事件との共通点が見えてきます。

過去に車爆弾で暗殺未遂に終わったケースがあります。この時は、ターゲットと思われる人物は他の車に乗っており、たまたまその車に乗り合わせていた娘が犠牲になりました。

ドゥーギン娘の暗殺、いつもの「雑な自作自演」から見えるロシア諜報機関の対立
2022年08月29日(月)13時35分
https://www.newsweekjapan.jp/glenn/2022/08/post-86.php

記事の投稿者はここでFSBとSVR(対外情報庁)の対立関係とロシアのウルトラナショナリズム主義者らへの警告の可能性を指摘しています。

そして、犯人の特定もやたら速く、それほど分かっていたなら何故、監視下に置かなかったのだという疑問が当然、あります。

その時、実行グループらしき組織名をウクライナに亡命している元ロシア下院議員なる人物が、マスコミにリークしています。本人が言うには、情報提供があったと言うことです。しかし、その人物が言う以外にその組織がそもそも存在するのどうかさえ、調査のしようもなく不明です。
ほぼ、フェイクニュースと同じ程度の意味しかありません。

ワールド
2022年8月23日 / 00:43 / 7ヶ月前
ロシア、爆殺は「ウクライナの犯行」と主張 反体制派が犯行声明か
https://jp.reuters.com/jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-dugina-carbomb-fsb-idJPKBN2PS1AU

今回の事件は、過激民族主義者である点は前回と同じです。違う点は、ワグネルのオーナーと近い関係にある点です。

ワグネルのオーナーとロシア軍上層部は、犬猿の中です。ワグネルのオーナーは、去年からロシア軍批判を続けています。それなのにロシアで無事でいられる理由は、独裁者にとって便利だからでしょう。

つまり、今回の事件の背景に見えてくるのは?
過激民族主義者とワグネルのオーナーへの警告の構図です。白昼堂々、爆殺したのですから意味は明らかだと思います。

今回は、犯人もきちんと作っていました。

そして、一番不審なのは前回の爆殺事件の時にも出てきた正体も実在も不明な組織が、犯行声明を出したことです。
「国民共和軍」が、その名称です。去年の8月に過激民族右翼爆殺未遂事件を起こした後、何も活動せず、今頃また爆殺事件を起こすのも不思議な話でしょう。

「国民共和軍」を出さない方が、話は有耶無耶でした。しかし、「国民共和軍」が犯行声明を出したことで、自作自演の疑いが出てきました。その疑いは、最初からありました。余計に疑わしくなりました。

この組織名を去年の8月にマスコミにリークした、ウクライナに亡命している元ロシア下院議員なる人物も、かなり怪しいことになります。ロシアの情報部との関係に疑わしい点が出てきました。私が疑う前に、ウクライナの情報部が監視下に置いているとは、思いますが・・

今回の事件だけ見ると、分かりませんが去年の事件との類似性と背景にあるロシア国内の勢力争いの部分を見ると、マスコミの情報とは違う構図も垣間見えます。二つの事件は、共通点が多いとは、言えます。

そして、はっきり組織名を名乗って犯行声明を出した反政府地下組織と思われるグループは、今のところ1つしかありません。複数以上存在する可能性は、あります。大体、手口が共通しているからです。放火や爆発物を利用した火災です。これは、ロシア全土で広範囲に起きています。

ロシア連邦保安局ビルで火災 ウクライナは関与否定
2023年3月17日 12:17 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3456027

この事件に関して、犯行声明が出されています。
ロシア治安機関FSBを爆破したパルチザンの正体
3/22(水) 17:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/978788b3cf5d50bd8308723b9387590519daf13e

「ブラックブリッジ」と自称する組織のみが、過去に唯一犯行声明を出しています。そして、標的の種類が明らかに違うでしょう?

こうして時系列で、二つの事件を見ていくと何らかの謀略の可能性が浮上してきます。事実は、不明のままでしょう。単に、1人のロシアの軍事ブロガーが爆殺されたと言う現実があるだけで、それ以外は不明だという意味です。


トランプ前大統領の起訴についてのCNNの世論調査<2023・4・6>

2023-04-12 16:02:19 | アメリカ合衆国

米国民の過半数、トランプ前大統領の起訴を支持 CNN世論調査
2023.04.04 Tue posted at 20:20 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35202149.html

<世論調査会社SSRSによる新たな世論調査>
政党の支持で、全く正反対のアンケート結果が出ています。
民主党支持層では、圧倒的大多数が起訴を支持しています。
中間層でも、はっきり過半数を大きく超えています。
共和党支持層では、大多数が起訴に反対しています。

合計すると、アメリカ国民の約6割が、起訴を支持しているというアンケート結果です。

やはり、大統領在任中とはだいぶ違います。
当時は、右派のFOXニュースなどに陰謀論者や大統領選挙結果を否定する論客が、出演してトランプ擁護をしていました。

「選挙は、盗まれたものだ!」と言うトランプ氏の主張が結果として、アメリカ連邦議会襲撃事件を引き起こしたと思います。

そして、2016年アメリカ大統領選挙には、ロシアの工作が疑われています。アメリカのCIAがそのような疑いを持っている以上、根拠のない話ではないと思います。
BBC
2016年米大統領選に介入でロシア人・企業を正式起訴 米特別検察官
2018年2月17日
https://www.bbc.com/japanese/43094878
米大陪審、バノン氏を召喚 ロシア疑惑めぐり=米紙
2018年1月17日
https://www.bbc.com/japanese/42713874

その後、選挙で敗北した「ヒラリー・クリントン」は徹底的なネガテイブキャンペーンが続けられ、政治的に葬られました。

2016年アメリカ大統領選挙には、かなり怪しげなことがあった疑いがあります。本来は、勝つべきではなかった・あるいは負けていた候補が、何らかの介入によって勝利した疑いが、あります。つまり、「盗まれた選挙」は実は、2016年の大統領選挙であることになります。

その意味でも、アメリカには真実を追求する義務があると思います。今のアメリカ社会の歪みを増幅させ拡大させた人間には、責任を追及してしかるべきだと思います。
本命の捜査は、特別検察官の現在行っている捜査です。
ここには、アメリカ連邦議会襲撃事件の扇動に関する部分が含まれています。

特別検察官が、どのように判断するのか?
大きな関心を持って、見守っています。

トランプ前大統領に対する起訴内容、ポイントを解説
2023.04.05 Wed posted at 14:26 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35202190.html


(ドイツ)大手軍需企業ラインメタル・ウクライナ国境近くに整備拠点<2023・4・5>

2023-04-12 15:59:51 | ウクライナ紛争

独防衛大手、ウクライナ軍兵器の整備施設を開設へ
2023年4月4日 11:41 発信地:フランクフルト/ドイツ [ ドイツ ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3458560

ドイツの国防産業大手のラインメタルは、既にウクライナでの新型戦車の現地生産を検討しています。先月位の話で2~3か月で結論を出すとのことでした。

今回は、別件で・
ウクライナ軍が戦闘で使用した兵器の整備拠点を4月末までに開設すると発表した。場所は、ウクライナとの国境に近いルーマニア北部サトゥマーレ近郊。

かなりの量の西側の兵器が供与されていますから、その整備拠点をウクライナ国境の外側に設置するとの内容です。

NATOのウクライナ支援の継続は確実で、ラインメタルにとっては、ウクライナは長期的な顧客になることは、ほぼ決まっているからです。しっかり、顧客を確保し起きたいと言うことでしょう。

韓国製の武器も結構、東ヨーロッパを中心にシェアを獲得していますから、それに対応する動きでもあります。

最初のうちは、ウクライナの軍需工場で西側の兵器が修理出来るとは、限りませんから最初からメンテナンス拠点を作っておこうと言うことです。後方支援も、バッチリ!と言うことですね。このメーカーには、即ウクライナに売却できる戦車レオパルト2が、28両あるはずです。それも購入して欲しいでしょう。

何しろアメリカもNATOも平和ボケで、本当に戦争が始まったら、足りないことばかりで今、兵器メーカーに増産を働きかけています。

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


8300メートルの海底の深海魚たち<2023・4・5>

2023-04-12 15:59:51 | 動物と植物と自然

BBC
過去最深の海中で泳ぐ魚を確認 伊豆・小笠原海溝=国際研究グループ(動画付き)
2023年4月3日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65161437
写真URL
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/115E8/production/_129244117_deepest-fish-ever-caught.jpg
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/13CF8/production/_129244118_snailfish-04.jpg

記事から引用>
日本やオーストラリアなどの科学者が参加する国際研究チームがこのほど、これまでに最も深い海中で魚が泳いでいるのを確認した。「スネイルフィッシュ」として知られるクサウオの一種で、伊豆・小笠原海溝の水深8336メートルで撮影された。

研究チームの科学者は、これはスネイルフィッシュが生存できるぎりぎりの深さだと指摘している。
<引用終わり

こんな深い海の底に魚やほかの生物が住んでいるのが不思議です。

一方で、このような深刻な問題もあります。

BBC
1万メートル超の深海にプラスチックごみ 潜水の新記録達成の探検家が発見
2019年5月15日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-48263318

プラスチック汚染が深海にまで…… 水深1万メートル超の世界
2019年5月15日
https://www.bbc.com/japanese/video-48277709


藻を培養して産業構築へ<2023・4・4

2023-04-12 15:57:48 | 日本の政治経済

藻で産業構築へ日本企業タッグ、培養設備は売り上げ年1000億円見込む
横山恵利香
2022年1月25日 10:45 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-25/R5WFNXDWX2PT01

「藻を培養するための世界最大規模の施設がマレーシアに完成」(記事配信メデイアが好きでありませんので、配信元は、自分で調べてください。検索すれば、すぐ出てきます)

「藻を培養」は大学の研究者が開発しました。今から10年かもう少し前の話です。

「日本を産油国に」と宣言して顰蹙かった藻類バイオマスエネルギー 今、再び注目される3つの理由
2022年4月2日(土)11時40分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/3-312.php
筑波大学研究フェローでMoBiolテクノロジーズ会長の渡邉信氏、約15年研究してきました。

今では、多くの企業や組織が参加してビジネスとして発展させていこうと言うところまで来ました。

最初は、藻から抽出できる油に注目しました。
[ScienceNews] (25)「藻」からバイオ燃料 加速する研究開発(2011年)
https://www.youtube.com/watch?v=8WDkObd7a48
もちろん、それも一つの大きな目的です。
様々な応用方法が考えだされ?

日本科学未来館 科学コミュニケーターブログ
藻がお肉をつくる?
https://blog.miraikan.jst.go.jp/articles/20230224post-485.html

人工肉まで作り出そうという話になりました。
これは、日本の大学の研究室から生まれた技術ですから是非、成功してほしいと思います。

ITやハイテクばかりが技術ではありません。
日本人には、このような技術開発の方が向いていると思います。


ロシア政府が、ウクライナ軍事侵略を決定した根拠<2023・4・4ウクライナ紛争>

2023-04-12 15:57:48 | ウクライナ紛争

既に、クリミア軍事侵略からドンバス地方(東ウクライナ)への介入を始めた時から、計画は、決まっていたと思います。その後、すぐベルゴルド州ヴァイルキに巨大軍事基地の建設を始めています。だから、ウクライナ軍事侵略は既定路線でそれに沿って準備をしてきたと思います。

クリミア軍事侵略が、あまりにもスンナリと成功しました。おそらく、今回と似たような下準備をして、それから軍隊を派遣したと思います。当時のクリミア半島の住民は、親ロシア派の人々が、多かったようです。

クリミア半島には、ロシアの海軍基地がありますし、その前からロシア人に人気の観光地です。そのような経緯があって、ロシア人はウクライナ人の3倍の給料をもらっていることを、知っていたのです。ロシアのクリミア侵略が、すんなり現地で受け入れられたのには、これも大きな理由だそうです。

BBC
ロシア諜報機関が「軍よりも成果」 ウクライナ侵攻で=英シンクタンク報告
2023年3月30日
https://www.bbc.com/japanese/65110329

英王立防衛安全保障研究所(RUSI)は29日、「ウクライナ侵攻において、ロシアの保安・情報機関が軍よりも成果をあげている」との報告書が公表され、その内容をBBCが報道しています。

記事から引用>
39ページに及ぶこの報告書は、ウクライナの情報機関職員からの情報や傍受した通信、入手した文書、現地調査などをもとに作成された。ロシアが外国の転覆を狙って実施する秘密作戦について、西側諸国に警告するのが目的。
<引用終わり

ほぼ、クリミア侵略の時も同じことをしていると思います。

かなりの事前準備をしています。様々な情報入手とか協力者とスパイのネットワーク作りとか、いろいろやっています。

ただ一つだけ、ロシアの連邦保安局(FSB)には、欠陥があります。自分たちのお手柄になるように部分的に話を都合よく作り上げてしまします。
今回の件では?
「侵攻前にプーチン氏に伝えられた最初の評価では、ロシア軍はウクライナで歓迎され、ウクライナ政府はすぐに崩壊するとされていた。」

つまり、これは侵略開始前後に流れていたプロパガンダとほぼ同じですし、ロシア兵も一部はこのような話を聞かされていたようです。行けば、拍手して迎えられると思っていた兵士もいました。

ロシアの連邦保安局(FSB)の事前工作は、念入りなものであり十分になされていたと思います。

そして、現在のウクライナの大統領の選挙での勝利もあるいは、連邦保安局(FSB)が何らかの工作をしていた可能性があります。理由は、本来親ロシア派の多いはずの東部と南部での支持が多かったことです。ただし、これは確認された話ではありません。

ロシアの連邦保安局(FSB)の事前工作は、多分ある場面にも及んでいたと思います。

ヘルソン州のウクライナ軍が、ドニプロ河の西岸に撤退するときに、橋を全く破壊していません。だから、ロシア軍は容易にドニプロ河西岸に侵攻することが出来ました。撤退するときに爆破命令を出す責任のあったものが、出さなかった疑いがあります。後日、ウクライナ政府高官が解任されていますが、この責任を問われたのではないか?と言われています。

ロシア軍がドニプロ河西岸から撤退するときは、全ての橋を完全に爆破しました。こうするのが、普通でありしないのは、利敵行為です。

勿論、この作戦はクリミア軍事侵略の段階から将来に予定されていたと思います。ロシアの独裁者は、軍事的な準備は整ったと判断していたのでしょうね。だから、連邦保安局(FSB)に事前工作の開始を命令したのであろうと思います。記事によると、2021年6月の時点で開始されています。

そして、具体的に意思決定したのは8月頃で4人の人間が決めたそうです。独裁者、情報機関のトップ2人、国防相。国防相は、賛成ではなかったとの話です。

「侵攻前にプーチン氏に伝えられた最初の評価では、ロシア軍はウクライナで歓迎され、ウクライナ政府はすぐに崩壊するとされていた。」

この報告の下に、作戦開始を決定したのでしょうね。そして部隊動員の準備をしながら、ウクライナ国境付近に部隊が集結し始めたのが、11月からです。

ロシアの連邦保安局(FSB)の報告の決定的な間違い(または捏造)が、なければ、あるいは軍事侵略の時期は違っていたかもしれません。

ロシアの連邦保安局(FSB)が、具体的にどのような事前準備や工作を行っていたか・を、明らかに示したところに報告書の価値があります。つまり?油断していたら、他の国もやられる!と、言う意味です。現に、モルドバではそうなっています。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


(アメリカ)貨物列車脱線事故が示すこと<2023・4・4>

2023-04-12 15:56:37 | アメリカ合衆国

貨物列車25両が脱線、一部は川に転落か 米モンタナ州
2023.04.03 Mon posted at 20:25 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35202078.html

危険物搭載の列車が脱線して爆発の恐れ、住民に避難命令 米オハイオ州(109両)
2023.02.06 Mon posted at 16:30 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35199631.html

2023年オハイオ州列車脱線事故
https://ja.wikipedia.org/wiki/2023%E5%B9%B4%E3%82%AA%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%AA%E5%B7%9E%E5%88%97%E8%BB%8A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85

今年になって2例目の大規模脱線事故です。
2月のケースでは、火災が発生し有害物質が環境に漏れ出しました。かなり多い分量ですので、まだ回収されていないと思います。

何かが、間違っているから同じ事故が起きるのであろうと思います。