「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

NY株式市場(2023・4・4火

2023-04-04 15:38:16 | 株式日記

ダウ ▼0.59% 33,402.38 -198.77
ナスダック ▼0.52% 12,126.33 -63.12
S&P500 ▼0.58% 4,100.60 -23.91

NY市場は、下押しになりました。
日米とも過熱感の強い(買われすぎ)相場が続いていましたから、丁度いい調整かと思います。

今日の東京市場がどうなるかですね。
今夜のNYにもよりますが、浅めの調整か少し深く調整するか?

調整の理由は、景気減速懸念だそうです。


アリ(昆虫)の真実<2022年9月20日

2023-04-04 15:38:16 | 動物と植物と自然

誰も知りません。
推測できる地方もあり、分からない地方もあります。

「中央アフリカやアジアではデータが極めて少ないか、皆無だった。」

と言うことで、全個体数は推計でしか出来ません。
今回、いままでに出ている研究論文をベースに推計されました。

そもそも、どれだけの種類がいるのかが不明です。
「 地球上で確認されているアリの種と亜種は1万5700種を超えるが、まだ見つかっていない種も同程度に上るとみられている。」

で、数の推計が?
「地球上のアリの数は少なくとも2京(京は1兆の1万倍)匹」

もちろん、総重量もすごいです。
「今回示された推定に基づくと、地球上のアリの総重量(生物量)は炭素ベースで1200万トンとなる。野生の鳥類と哺乳類を合わせた量より多く、人間の総重量の20%に相当する。」

もしかすると、これの何倍かはいて現在、推測不能と言うことです。

地球上のアリは2京匹 最新研究
2022年9月20日 12:54 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3424658?cx_part=topstory

協調なしで大規模インフラ構築、ハキリアリの道づくり
2019年1月24日 17:07 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3207947

アリ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA


(2023・4・4火) 東京株式市場

2023-04-04 13:44:58 | 株式日記

N225 ▲0.35% 28,287.42 +99.27
トピックス ▲0.25% 2,022.76 +5.08

前日比小幅にプラスで引けました。
しかし、N225で言えば28000の大台をがっちり、キープされて、毎日100円刻みで値を上げられています。

ショート?いつ、音を上げるんだ?

ロングの声が聞こえてきそうですね。
先物を使って、精一杯抵抗している。しかし、抵抗すればする程にショート玉が溜まっていく。

ショートとしては、非常に不味い状況が続いています。
普通であれば、このまま毎日締め上げられると、どこかでショートは踏み上げ(買戻し)ざるを得ません。

どうなりますか?


(オーストラリア)空から魚が沢山降ってきた?<2023年2月27日

2023-04-04 13:44:58 | 動物と植物と自然

空から大量の魚が降ってきた! 同じ町で過去30年間に4回目、謎の現象の原因は?
Fish Keep Falling from Sky Onto Same Town and Experts Aren't Sure Why
2023年2月25日(土)20時07分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/-304.php

原因は、正確には分からないそうです。
世界には、不思議なことが沢山あるんですね。

記事から引用>
魚に限らず、カエルやコウモリ、ワーム、クモなどの生き物が空から降ってくる「アニマル・レイン」は、世界各地で時々発生する現象だ。ただし、原因が正確に究明されたことは一度もない。有力な説としては、高速で渦巻く竜巻のような空気の柱が水上で発生し、そこに棲んでいた生き物が空に舞い上げられて、遠くまで飛んできたというものがある。

米議会図書館の公式サイトに掲載されているレポートでは、水上竜巻には、小さな生き物をその渦へと吸い上げてしまうほど強烈な威力があると説明されている。

「小さな池の上を竜巻が通過したときに、池の水が文字どおり吸い上げられて空っぽになったのを見たことがある。従って、カエル(やその他の小さな生き物)が、空から『雨のように』降ってきてもおかしくはない」。異常気象や竜巻を専門とする米パデュー大学教授アーネスト・エイジーは、米議会図書館のレポートでそう述べている。

<引用終わり

実は、オーストラリアだけではないんです。
イラン、中国、インドでもそんな例があったそうです。
アメリカやホンジェラスでも同じ例があります。
ホンジェラスの場合は、毎年定期的に降るようです。
ただ、誰もその原因を調査しようとは、しないので謎のままです。

「毎年必ず魚の雨が降る、ホンジュラスの奇妙なファフロツキーズ現象」
2022年05月01日(日)22:00
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52312271/

2018-05-06
イラン/中国/インドで魚の雨
https://somin753.hatenablog.com/entry/2018/05/06/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3/%E4%B8%AD%E5%9B%BD/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%A7%E9%AD%9A%E3%81%AE%E9%9B%A8

ファフロツキーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%84%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%BA


民族独立戦争には侵略者は勝利できない<2023・2・27ウクライナ紛争>

2023-04-04 13:43:00 | ウクライナ紛争

ベトナム戦争
ソ連のアフガン侵攻
古くは、フランスのアルジェリア戦争 - Wikipedia

民族独立戦争には、侵略者は勝てないという歴史的事実があります。

今、ロシア軍が戦っているのは、ウクライナ民族独立戦争です。必ず、独立を勝ち取ろうとする方が勝ちます。

ウクライナ民族をロシアが軍事的に支配するのか?
あるいは、ウクライナが民族の独立を確固たるものにするのか?
戦争には、そのような大義が生まれました。
大義は、どちらにあるのか?
既に、それは証明されつつあると思います。

ベトナム戦争を思い出してください。
アメリカは、単なる共産主義の拡大を防ぐ戦争だと誤解していました。ベトナムの人々にとっては、民族独立戦争でした。結果、アメリカがどれほどの戦力を投入しようと勝てませんでした。敗北して撤退する以外に道はありませんでした。

その他の民族独立戦争は、割愛します。

同じことがウクライナで、起きています。
しかも、ウクライナには西側諸国の万全の支援と援助が決まりました。
ウクライナで戦争の結果起きていることは、ウクライナの国土破壊と無差別殺人です。

19世紀の帝国主義のロシアは、それで済むと思っています。時代は、21世紀。そんなことが許されるはずは、ありません。

だから、戦争の期間はこれまでよりは、短くなると思います。そんなに長くは、かかりません。

なぜなら!民族独立を目指して戦った国家より、はるかに優遇された援助や武器支援が、これからウクライナにもたらされるからです。

ウクライナ国民が戦っているのは、民族独立戦争です。それは、多くの国民が参加しなければ、実行不可能です。

更にロシアに都合の悪いことを言いましょう・
「静かなドン」
これは、帝政ロシアから内戦を経て共産主義ソ連が誕生する時代を書いた小説です。
もっとも、作者が違っていたことが比較的新しい時代に判明しました。しかし、小説の内容は変わりません。

コサックは共産主義革命後、分断され多くは収容所に送られました。
ホロドモール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB

このような民族大虐殺が、行われました。
その犠牲になった民族の一つがウクライナ人です。

長い年月が経過し、忘れていたウクライナ人も多いかもしれません。しかし、過去を思い出しつつあるウクライナ人もいると思います。

コサックは、ウクライナとロシアに分断されました。
どちらも、世界最強戦闘民族です。
それは、遺伝子に刷り込まれています。
だから、ウクライナ人は戦争が始まれば祖先の血が蘇ります。学生や民間人で、ろくな軍事訓練も受けずに戦闘に参加したウクライナの若者は、沢山います。初期の戦争は、そのような志願兵が支えていました。

世界最強の戦闘民族が、国家防衛の大義のため・
やがては、近代的な武器を携えて戦闘に赴けば、どうなりますか?

ロシア兵は、農奴兵です。
普通に考えて、ダメでしょう。
現在に蘇った、コサック騎兵がロシアの貧弱な農奴兵を駆逐するのは、既に決まっていることです。

更に言うなら、ロシア政府自体が農奴兵の親方みたいなものです。

プーチンは、キ印ですね。
以上のような、歴史や状況を全く理解してない。
それは、ウクライナ兵とロシア兵の違いを見るから明らなです。

一体、どれだけのロシア兵を殺したら戦争を止めるのやら?殺すのは、ロシア政府です。それを許したのは、ロシア国民です。等しく、罪と悲しみを負わなければなりません。いつになったら、農奴ではなく市民になれるのか?永遠に無理かもしれません・・・

偉大なるロシアは、言葉は美しいです。
現実的には、無理です。
既に、ロシアは衰えた過去の大国にすぎません。
旧ソ連の強大な軍事力は、今はありません。
ウクライナと1年も戦争して勝てないようでは、弱いとしか言いようがないでしょう。ウクライナは、今年もっと強くなりますから?

プーチンは、大物らしく振舞っています。
でも、本人がそう思い込んでいるだけで周囲は、全然そう思っていません。ロシア軍の弱さに、啞然呆然でしょう。
普通の感想は、西側の兵器があればロシアに勝つのは、難しくないね・・ただ、弾薬や砲弾は、沢山必要だね?

プーチンは世界の帝王のようにふるまいました。
しかし、メッキが剥げた今?
ロシアの田舎の農奴の王様に見えます・・・
だから、中国にすがり・北朝鮮にお願いし・イランにお願い・しています。それは、帝王とは言えないですね?
(ウクライナが、ロシアを虐めるんです!皆さんお助け下さい!・・虐めようとしたのは、ロシアではなかったのか?しかも!そういいながら、やっぱりウクライナの領土で乱暴している!正義の味方が現れて、プーチンを撃破してほしいと願います!悪党は、過去に色々いたけれど、こんなにひどいのは久しぶりに見ました。天罰が下ることを神に祈っています。もっと、大型でひどいのは、ヒトラーとスターリン・)

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


東部戦線の現状<2023・2・26ウクライナ紛争>

2023-04-04 13:40:19 | ウクライナ紛争

ウクライナ軍、東部バフムートの前線で抗戦
2023.02.26 Sun posted at 10:58 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200517-2.html

これが、最新の記事です。
おそらくロシア軍は、数十万人の兵力を追加して4~5か所で圧力を強めています。
バフムートは、有名になった激戦地です。
去年の8月から、攻め続けていますから。

ワールド
2023年2月20日7:55 午前6日前更新
ウクライナ東部でロシア軍に「極めて重大な」損失=大統領
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-east-idJPKBN2UT0FV

1週間くらい前の情報では・
スバトボ~クレミンナ方面で戦闘が伝えられていました。
今回、記事で地名が上がっている地名で・
ハルキウ州のクピャンスクは、スバトボの北にある軍事的要衝です。
リマンは、クレミンナの西の軍事的要衝です。

つまり、ロシア軍はスバトボ~クレミンナ方面から、北と西に圧力を強めている状況が見て取れます。
ウクライナ軍は、去年戦線を広げすぎました。
敗走するロシア軍を追撃して、勢いで行ってしまいました。だから、ロシア軍が数で圧倒して圧力を強めると守り切れないと思います。

クピャンスクとリマンを徹底的に防衛するのが望ましいと思います。

ドネツク市の北に位置するアウディイウカと南西マリインカの防衛線は、元々の防衛ラインでここは、簡単にはロシア軍は、突破できないでしょう。

問題は、バフムートです。
これが、2月11日現在の地図(略図)です。
https://img-newsweekjapan.jp/stories/2023/02/24/230228p30_MAP_01-350.jpg

ほぼ、3方向からロシア軍が包囲しつつあり、ウクライナ軍にもかなりの損害が出ているようです。しかし、ウクライナ軍は増援部隊を送り、防衛するつもりのようです。
しかし、ここ2か月くらいの間にロシア軍の占領範囲が広がり、もう防衛する意味はないと思います。
撤退を決断しないと、ウクライナ軍の人的損害は大きくなるでしょう。それほどの犠牲を出して守るほどの軍事的価値は、もうありません。もっとも、ウクライナ側も絶対に撤退しないとは、言っていません。人命に代えてまで、継続する必要はないと大統領が、コメントしています。ウクライナ東部方面軍司令官の判断次第でしょうね。つい最近、現地を視察しています。

さすがに数十万人を増援したので、ロシア軍の密度が高くなりウクライナ軍が防衛に苦戦している状況が、見えてきます。

今は、ウクライナ軍にとって人的被害を少なくし防御を固めて、耐える時期でしょう。春になれば、武装の強化された増援部隊が到着します。

記事を時系列でみると、現状はこのようです。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


2023年2月26日 > 2022年における中国の国際収支における人民元の割合は50%

2023-04-04 13:39:01 | 世界経済

人民元の「国境を越えた舞台」が不断に拡大
2023年2月26日 10:12 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3452799?cx_part=top_category&cx_position=3

一番大きな理由は
記事から引用>
中国は現在、220種類以上の工業製品の生産量が世界一であり、「世界の工場」として知られている。同時に、14億人以上の人口と世界最大の中間所得者層を擁する「世界の市場」でもある。さらに、120以上の国や地域との貿易パートナーとしても重要な位置にある。多くの経済体にとって、中国との貿易や投資の取引における人民元での直接決済は、為替手数料の節約のみならず、相手方を為替レートの急激な変動から守ることもできる。
<引用終わり

特に後進国を中心に為替の変動に翻弄される国は、多いと思います。人民元は、そういった国々にも為替の安定をもたらします。為替の変動に翻弄されるリスクが少ないか小さいことが、最大のメリットです。

日本も2022年初めには、1ドル110円程度のレートが、1ドル150円まで急速な円安が進行しました。このような極端な為替の変動のリスクを防げるなら、特に通貨の不安定な国々は、人民元決済を採用することが増えると思います。

つまり、為替だけではありませんが、今の制度が不合理だから、合理的な方にあるいは安全な方に決済の手段が移行するという当然の帰結です。

為替、商品取引、特にエネルギー価格などは、投機の対象になっています。もっと分かりやすく言うなら、買い占めや売り惜しみによる値段の吊り上げを、自由に許しています。だから、上がる時は極端に値上がりします。
マーケットが、全てを決めるような今の取引形態が異常すぎるのです。

為替に関しては、限定変動相場制に移行するべきでしょう。「ここまでは、いいです。これ以上は、ダメです。」
こうすれば、通貨を投機の対象にすることは出来なくなります。

そうしないと、人民元決済は、どんどん拡大していくと思います。商品取引や資源・エネルギー取引も同じです。投機資金を取引から排除しないと、いつまでも価格の乱高下は繰り返されると思います。

つまり、不合理で不安定な仕組みは長期的には、排除されると言うことです。時々起こる、通貨危機には大抵、投機資金が大きく関与しています。これまでは、基軸通貨がドルだったから、それが許されていました。

人民元であれば、そう言ったリスクが防がれるなら、特に資金の規模の小さな国は、今後益々人民元決済を採用するケースが、増えていくと思います。

中国が世界経済に影響力を拡大しているのには、そのような側面もあります。通貨の安定は、誰しも願うことです。
それを、人民元が提供してくれるなら、後進国を中心に人民元決済を採用するのは、合理的であり当然のことです。

通貨の変動は、必要に応じてあるべきであって、それを投機資金が極端に動かす今のレートの決め方が、不合理であり、あまりにも恣意的に過ぎると言うことです。

それを改めなければ、ドルやユーロは決済通貨として利用されるケースは、段々減少していくと思います。
つまり、少なくとも通貨の取引からは実需の取引以外は、排除しなければならないと言うことです。それは、投機資金を排除せよと言うことです。

その簡単な証明は、中国と貿易する国が人民元決済を選択する割合が増えていることです。

自由であってよい部分と国家が管理しなければならない部分は、当然にあります。要は、合理的でより安全な決済手段が好まれるという単純な事実です


2022年4月16日 >ウクライナ紛争余波>周辺国の武器援助と外交変化

2023-04-04 13:20:31 | ウクライナ紛争
 

AFPBB
スウェーデン、国是破りウクライナに武器供与へ
2022年2月28日 14:11 発信地:ストックホルム/スウェーデン [ スウェーデン ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3392300?cx_part=related_yahoo

フィンランド、NATO加盟申請「数週間以内」に決定
2022年4月13日 20:35 発信地:ストックホルム/スウェーデン [ スウェーデン フィンランド ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3400171?cx_part=related_yahoo

フィンランドは、第二次世界大戦で旧ソ連軍の軍事侵攻を受け、旧ソ連軍を相手に祖国防衛戦争を戦い抜き、フィンランドの独立を守りました。
戦後、長い間旧ソ連のプレッシャーを受け中立化政策をとり、当時の東側陣営に取り込まれることを巧みに避けてきました。
「ロシアの飾り窓」などと、揶揄されたこともあります。
フィンランドには、当然にヨーロッパでも強い部類の国防軍があります。数も国民の人口を考えるなら、驚くほど動員能力が高いです。フィンランドの仮想敵国は、長年にわたりロシアです。それに対するべき軍隊が強いのは、当然です。

スウェーデンは、随分古い時代から中立政策を採用し第二次世界大戦の時代も中立を守りました。しかし、今回のウクライナ紛争には、長年の紛争国への武器供与をしないと言う国是を変更し、紛争当事国であるウクライナへの武器供与を決めました。スウェーデン国内では、長年の中立政策を改め、NATO加盟が議論され始めているようです。

フィンランドは、既にNATO加盟は既定路線のようです。国内的な最終調整を行っているものと思われます。
「数週間以内に結論が出る」と言うことは、既に政府の意思決定が済んでいることを示しています。

NATO側は、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟は大歓迎です。

つまり?ロシアのウクライナ侵攻は、西側諸国の団結を生み、そしてNATO加盟に慎重であったフィンランドのNATO加盟の背中を押す結果となりました。

更には、長年対ロ融和政策と軍事力の強化に消極的だった大国ドイツの従来政策を180度転換させ、対ロ強硬路線と軍事力の強化に劇的に変化させました。

つまり、南はトルコから北はフィンランドに至る長大で強力な、対ロ包囲網が完成することになります。
ロシアの最も恐れていた国際環境が、生まれつつあります。

フィンランドがNATO加盟を申請すれば、スウェーデンでもNATO加盟論議が真剣に議論されることになるでしょう。

スウェーデンとフィンランドには長くて複雑な歴史的関係があります。しかし、第二次世界大戦の当時はその関係は、スウェーデンにとってフィンランドはロシアに対する盾の関係になりました。中立でありながら、フィンランド・ソ連戦争の時、スウェーデンは自国軍を派遣することはありませんでしたが、それ以外の部分ではフィンランドを、全面的に支援しました。多くの子供たちはスウェーデンに避難しました。事実上、スウェーデンはフィンランドの後方基地の役割を果たしました。これに関しては多々ありますが後は省略。

そして、ロシア軍の占領地域では「ジェノサイド」と言うべき民間人の残虐で大量の殺人が判明しつつあります。
ロシアの軍隊は、外国に侵略したなら地域住民を虐殺する残虐な軍隊だと言うことを、自ら証明しました。
実は、ロシアの軍隊が残虐であるのは昔からの伝統です。

ロシアのウクライナ侵攻は、他国への侵略行為であり。
ロシア軍は、残虐な軍隊でありウクライナ人のジェノサイドを目的としているのではないか?
と、疑うべき十分な根拠を他国に与えました。
これは、今後長い間ロシアに付きまとうイメージになります。ロシアと国境接する国々、あるいは近隣諸国はロシアの侵略に対する備えを固める方向に動くと思います。
誰だって、隣や近所に凶暴な輩がいたら、警戒を高め場合によっては、防御を固めるでしょう?

ウクライナの多くの戦争犠牲者に心より哀悼の意を表し、被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げる次第です。


2022年4月10日 >ウクライナ紛争(民主主義国家と独裁国家)

2023-04-04 13:20:31 | ウクライナ紛争

ウクライナ紛争を見ていると、第二次世界大戦との類似性を想起します。
現在のロシアは、プーチン帝国と言う独裁国家です。
ウクライナは、自由選挙で国の指導者を選び外に向かって開かれている国です。そこには民主主義と自由主義があります。それは、現在の世界の政治の考え方の基準です。そうである国はそれなりに繫栄し、そうでない国は貧困と国内秩序の不安定により繫栄することが出来ません。

ウクライナ紛争を見ると?
独裁国家は、諸外国から非難され国際社会から排除されつつあります。独裁国家が繫栄することは出来ません。ロシアがこれまで国内経済を立て直すことが出来たのは、旧西側陣営の諸国と貿易をし外貨を稼ぎ、それにより国内経済を安定させることが出来たのです。今のロシアは、資源を輸出する事しかお金を稼ぐことは出来ません。ロシア国内の製造業的産業は、ほぼ壊滅したと言っていいでしょう。輸出するような製品を作ることが出来ないという意味です。旧ソ連からプーチン帝国に続いた独裁主義的な国家運営が、国内産業と人的資源を滅ぼしたとも言えます。
まだ、旧ロシア帝国時代の方がましだったのでは、ないでしょうか?そう思えるくらいのロシアの衰退ぶりです。独裁主義国家の辿るべき運命を、プーチン帝国はあゆみつつあるように見えます。
現在では、戦時軍事独裁国家にしか外からは見えません。

一方、ウクライナはそれと正反対です。
ウクライナは、ヨーロッパの穀倉地帯と昔から言われるほど農業生産力の高い国です。豊かな広大な農地があります。代々のロシア政権がウクライナを占領し続けてきたのは、これと、もう一つロシアの海への出口であるクリミアの領土的安全性に大きく寄与するからです。

現在、ロシアに包囲され徹底的な攻撃を受けながらも防衛線を戦っているウクライナ南部の都市「マリウポリ」。なぜ、ロシア軍がここを占領したいか?
クリミアからウクライナ東部のロシアの占領地とを結ぶ回廊が出来上がるからです。
「マリウポリ」を制圧したなら次の目標は「オデーサ(オデッサ)」です。もし、「オデーサ(オデッサ)」までロシア軍に占領されると、ウクライナは海への出口を失います。農産物の輸出国であるウクライナにとっては、生命線とも言える地域です。ウクライナの農産物は、ここから海路輸出しています。

話が横道にそれました。
自由主義と民主主義を国家運営の基準としているウクライナには、様々なメリットがあります。その一番大きなものは、西側諸国が支援し軍事物資・生活物資を惜しみなく援助してくれることにあります。そしてウクライナ政府の外交が成功し、国際社会全体がウクライナを支持してくれます。
それは、軍事=戦争における最も重要な、「兵站」が維持できると言うことです。
もし、ウクライナがロシアの支配下となれば、東欧諸国はロシアの恐怖に怯えることになります。NATOの安全にも大きな影響があります。
西側陣営とロシアの代理戦争の色彩が、はっきりしてきました。NATO全体の意見として「ウクライナのロシア支配は断固阻止する!」との合意が出来上がりました。
言うなれば、これを機会にロシアを徹底的に叩きのめす、と言う意味です。違う言い方をすれば、ロシアを徹底的に経済的に破壊し、二度と立ち上がれないようにすると言うことです。

戦争は残酷です。
日本やドイツの過去を思い出してください。
軍事的な占領もありましたが、経済的な壊滅的破壊を受けました。
しかし、その後東西冷戦が始まったため日本でもドイツでも国内産業の育成が戦勝国から許されました。その後の日本とドイツの復活した経済力と製造業は、東西冷戦における西側に大きく寄与しました。

今のロシアには、そのような戦後の環境はありません。
徹底的に経済的な破壊を受け、細々と資源を販売して暮らして行くことだけを許されるような国家と言う意味で生活するしかないような事になるように思います。
それどころか?軍事的に征服していた諸民族の独立運動が始まるかもしれません。ロシアには、100くらいの民族がいるそうです。ロシアの国土が広大であるだけに、中央政府が弱体化すれば、様々な内政上の問題が発生すると思います。

ロシアのGDPは、韓国の次の世界第11位だそうです。
今のプーチン・ロシアは、国力と言う意味で旧ソ連にも旧ロシア帝国にも遠く及びません。

その意味で、ロシアには「兵站」の問題が最初からあります。旧式の武器の在庫を使い切ると、その後武器を製造する事が出来ません。その生産力がないからです。また、現在の武器は、ハイテク化されています。半導体がなければ小銃と弾丸くらいしか作れません。
そして、世界中にロシアに武器を提供する国はありません。中国すら、ロシアへの軍事的な支援は拒否しました。
そうしなければ、今度は中国が国際的な経済制裁を受けるからです。

そのうちロシアは、ウクライナに侵略した遠征軍に武器も食料も補給する事すら出来なくなると思います。
消耗戦が長くなればなるほど、ロシア経済は衰退していきやがて破綻します。

プーチン帝国は、「蟻地獄」に落ち込んだアリのような状況です。あがけば、あがくほど?経済は衰退し、国内の物資は不足して行きます。

西側諸国(NATO)との代理戦争に挑んだのは、無謀としか言いようがありません。
負けた時の「罪と罰」を考えるなら、最初からするべきでは、ありませんでした。
ロシア軍の弱さとロシア経済の弱さが、証明されどこの国もロシアを恐れることは、なくなると思います。
旧ソ連軍のイメージは、単なるイメージで現在のロシア軍は、軍隊として極端に弱いと言うことを自ら証明してしまいました。それは、独裁国家の宿命です。改革や革新を封殺し、現状を維持し独裁者の地位を守ることに政治の目的がある国家は、単なる暴力的集団であり国家とすら言えないと感じます。それは、プーチン帝国の現状であろうと思います。

ウクライナ紛争は、プーチンの意図に反してNATOのロシア経済破壊を意図する代理戦争的な性質に変わる結果となりました。

もう、ロシア軍の勝利はありません。
しかし、ロシアの軍事侵攻の犠牲となったウクライナ人の命が戻ることもありません。プーチンと戦場で残虐行為を行った部隊指揮官と一部兵士は、戦争犯罪人として国際法廷で裁かれるでしょう。

ロシアにとって、更に悪いことがあります。
ウクライナ紛争でロシアの未来への希望を失いロシア国外に逃げ出したロシア人は、30万人にも及ぶそうです。その多くは、若い年齢層で知的労働者です。
その意味するところは?
ロシアの国内産業を担うべき人材が、次々と国外に流出しつつあると言うことです。


2022年4月3日 >ウクライナ戦争・秘話その1・ウクライナ軍の保有戦車が戦争前より増えている?

2023-04-04 13:17:26 | ウクライナ紛争

今日は、雨が降って寒くって相場はお休みで?
ほんと、暇です。

オープンソースで私が読んだ記事からの内容。
まず、驚いたことにウクライナ軍の保有戦車が戦争前より増えている?
確認できたところでは、115台だそうです。
ロシアから購入したら、結構お金を払わなくてはならないでしょう?
どうやら?タダで手に入れたらしい?
最初は、戦車を爆破してロシア兵は逃げていました。
最近は、戦車を放置して逃げているみたいです。
理由は?
①燃料がなくなり動かない。
②ぬかるみに嵌るなどの理由で、動かない。
その場合、戦車を放置して搭乗員は逃亡するようです。

そんな信じられないような理由で、ウクライナ軍はロシア軍が放置した戦車を、Get!しているようです。

最初は、爆破して逃げた。
今、そのまま放置して逃げる。
理由は、戦車兵の犠牲が多くなり、訓練不十分な戦車兵が前線に投入されているからだと思います。

戦闘車両もそうです。多少壊れたのはウクライナの軍事整備工場で修理されて、ウクライナ軍が再利用します。
何しろ?使っている武器が大体同じですから、整備や修理は、簡単なんですね?

戦車にしろ、軍用の車両にしろ動かすには、膨大な燃料が必要です。燃料切れになれば、捨てる(=放置する)しかありません。

なんだか?ロシア兵が逃げる話しかないんです?
これは、ウクライナのプロパガンダではなく?単に前線部隊の現状だと思います。
(腹ペコで地域住民に食料をねだったり?質の悪いのは強奪したり?)
特にキーウ攻略に派遣された部隊に見られる傾向です。
こっちの方面軍の補給が全然出来ていないことを覗わせるものです。
「腹ペコ」で「弾丸も少ない?ない?」、おまけに「燃料が底を突く」?
更には、指揮命令系統は?混乱の極み?

それで?戦争しろと言うのは?無理です。
それでも前線を維持できたのは、ウクライナ軍に反撃する力がなかったからです。守るのに精いっぱいだったのであろうと思います。

そのような事情により、キーウ(キエフ)制圧部隊の転進することを、ロシア軍の指導部は決断したのであろうと思います。

北部から侵攻した部隊は、ベラルーシから進撃しました。
ベラルーシには、前線から送り返されたロシア兵の死体や負傷者があふれかえっているようです。
もちろん、ウクライナ側も似たぐらいの犠牲者は出ていると思います。

ロシアのウクライナ軍事侵攻で成功したのは、南部方面だけです。東部でも前進できているようではないです。
北部は、ほぼ失敗。

そして唯一成功している南部戦線にも問題はあります。
南部戦線の要衝都市である「マウリポイ」が、今日現在陥落していません。
この都市を防衛している部隊は、ウクライナの最強連隊が中心です。(こってこてのウクライナ国粋主義者の連隊です。だからウクライナの大義のため!最後の一兵まで戦い抜きます!ひるむとか降伏は、この部隊の辞書にない言葉なんですね?知っている人は知っている。危ない集団だから名称は書きません。)
ここを制圧されると、ウクライナ南部はロシアの支配下となり、東部戦線と連携が可能になります。

南部戦線の要衝都市である「マウリポイ」が、陥落しない限りウクライナ南部と東部のロシア軍優位は確立できません。

ウクライナは、首都キーウ防衛に成功しつつあります。
次は、南部の「マウリポイ」です。
ここを守り切れば、南部と東部の戦いはウクライナは少なくとも、ロシア軍と互角の戦いが出来ます。

何とも情けない話ですが?
ロシア軍は?ウクライナ軍に軍事援助しながら?
(戦車その他プレゼント)
劣勢となりつつあるらしい?
(こんなバカげた戦争?あるのか?)


ロシア軍の民間人虐殺非難 「戦争犯罪」問う姿勢―欧州
2022年04月03日21時13分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040300417&g=int

☆すでに、分かっていたことです。
やがて、ウクライナが占領地を回復するにつれ、もっと沢山の戦争犯罪の証拠が集まるでしょう。
プーチンと実行した軍人は、国際法廷で起訴され有罪となり、国際的な指名手配を受けるでしょう。

アメリカとNATOは、攻撃的兵器のウクライナへの供与を速やかに決定し、即座にウクライナに送ると思います。
それは、戦闘機・長距離砲・戦車などです。


2022年4月3日 16:50 キーウが解放されました(そしてロシアを敵視する集団)

2023-04-04 12:52:43 | ウクライナ紛争
 

南オセチア紛争(ジョージア) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2%E7%B4%9B%E4%BA%89
チェチェン共和国
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD

ロシアのウクライナ侵攻は、クリミア強奪とともに、南オセチアやチェチェンを、想起させます。

こんなニュースがあります。
ロシア西部の燃料施設に攻撃、ウクライナ軍ヘリが越境
2022年4月1日(金)15時36分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98428.php

ここは、ウクライナ侵攻部隊への重要な補給拠点です。
ロシアは、ウクライナの武装ヘリが攻撃したと非難しています。(じゃあ?ロシアのウクライナへの軍事侵攻は、どうなんだ?と思いますが?)

ウクライナは、ウクライナ軍は関与していないと否定しています。

情報を見る限り、重要な箇所にピンポイントで攻撃したようです。詳しい情報を事前に把握していなければ、無理でしょう。

仮に?ウクライナ軍が攻撃したのでなければ?
誰か、ほかのグループが攻撃したことになります。
あるいは、ロシア国内の反政府勢力かもしれません。
ロシア国外のロシアに敵対するグループかもしれません。
特に、チェチェン独立派は、今も活動しています。

ウクライナ戦争が長引けば、反ロシア的な勢力の活動も活発化します。ロシアが弱体化すれば、更に激しくなると推測されます。ロシア国内の破壊工作が今後も続く可能性があります。

武力で他国を弾圧的に支配すれば?
強いうちは、それでも済みます。
一旦、支配者が弱体化すれば?
再び、紛争が起きるかもしれません。

首都がある「キーウ州全域を解放」、ウクライナ国防省高官
2022.04.03 Sun posted at 14:33 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185796.html

これは、ロシア軍がウクライナ南部や東部への部隊移動を開始したに過ぎません。もう、キーウ(キエフ)攻略は中止したというロシアの声明は、事実であったことになります。しかし、今後はウクライナ南部と東部でのロシア軍が増強され、この地域では今後、激しい戦闘が予想されます。

キーウ(キエフ)の占領地域で、ロシア軍が行った残虐行為は、白日の下に晒されつつあります。戦争犯罪と言うべきでしょう。無抵抗の市民を残虐に殺害しています。

ウクライナ兵の闘志に更に火が付くでしょう。
簡単な話、ロシア兵は皆殺しにしろ!
こうなると思います。

ロシア兵の未来は、暗いものです。
皆殺しにされる前に、降伏した方が無難だと思います。

南部や東部に部隊を増強するのは、ロシア軍だけではありません。
ウクライナもキーウ防衛のための部隊を、南部と東部に転進させることが、出来ます。

春になれば、雪解けのぬかるみで重戦闘車両や戦車は行動が困難になります。いきおい、白兵戦=接近戦が戦闘の中心になります。そうなれば、どっちが強いかは、すでに分かっています。怒りに燃えたウクライナ軍は、それこそロシア兵を皆殺しにするかもしれません。
(白旗など、見えないふりをして?徹底的に殺すと言うことです。白旗?いや~そんなの自分らは見ませんでしたよ・・・民間人を相手にそれを行ったロシア軍の罪は重いと思います)

☆今回のウクライナ・ロシア戦争を見て思うことがあります。
冬戦争 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E6%88%A6%E4%BA%89
継続戦争 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%99%E7%B6%9A%E6%88%A6%E4%BA%89

フィンランドは、北欧の小国です。
第二次世界大戦の当初、旧ソ連はフィンランドを征服するために軍事侵攻しました。
主な戦争は2回ありました。
どちらの戦争でも、フィンランドは祖国防衛に成功しました。
そして、1回目はフィンランドはほぼ独力で戦うしかありませんでした。西側諸国は、ナチスドイツの軍事侵攻によりフィンランドを援助することは、出来ませんでした。
2回目は、やむなくナチスドイツと同盟し旧ソ連と戦い、旧ソ連を国外に追い返しました。
その後が大変で、当時の連合国に降伏します。
色々な変遷はありましたが、フィンランドは今も、独立した国家であり続けています。
フィンランドの人口は、現在でも約550万人です。
これには、歴史のイフ?も味方しています。
当時のソ連の仮想敵国は、ナチスドイツでありフィンランドに全力を傾けることは出来ませんでした。

ウクライナは、フィンランドより大国です。
人口も多く面積も広い。産業もある。
運悪く、ロシアはほぼ全力でウクライナに軍事侵攻している。でも、ロシアは旧ソ連時代の国力も軍事的な強さもないことを、自ら証明しつつあります。
何より、世界の支援がある。
ウクライナが負けるわけがない!と私は、信じています。

ウクライナにとっての勝利は。
祖国防衛に成功することです。


2022年4月2日 ウクライナ紛争>4月2日現在の現状

2023-04-04 12:50:58 | ウクライナ紛争

どうやら、膠着状態となり一部ではロシア軍の移動や後方(ベラルーシ)への移動が見られるようです。(それは普通、退却と言います。ロシアの公式見解に従い、移動と言います。退却を転進と言った、昔の某国大本営発表を妙に思い出しますが?)
ロシア部隊の被害が大きすぎて、部隊の補充や編成の変更の必要があるようです。
簡単に言うと、ニュースを見ている限りでは。
ロシア軍の人的・武器的な損失が大きく、また補給も上手くいかない。(遅れている、または届かない)
将官クラスの戦死者が多い(=部隊の指揮をする者がいない)それどころか?これだけの大規模な方面軍を編成しウクライナ侵攻作戦を始めたにも関わらず?方面軍司令官が確認されていない?=そもそも、最初からいなかったのではないか?信じられないけれど?日が経つにつれ?どうもそうみたいです?いまだ、誰が方面軍司令官なのか確認されていません。方面軍司令官がいなくて、各部隊がばらばらに戦闘行動をしているような気配があります。ロシア軍の指揮命令系統の混乱(と言うより無い)が、それを強く推測させます。
兵士は戦争の意義が分からず、士気が低く統制も取れていない。(そもそも、侵略戦争に大義はありません)
今回、ウクライナに投入された人員は19万人~20万人と言われています。ほぼ、これ以上の人員の投入は難しいと思います。せいぜい、出来ても万人の単位。

ロシア兵の戦死戦傷者、逃亡や投降。
少ない見積もりで1万5千人くらい。
多いと、4万人くらい。
4万人が本当なら、ほぼ20%の死傷率となり部隊行動は限界寸前です。30%になれば、ほぼ戦闘継続困難になります。
つまり?まだロシア兵の数は、沢山ウクライナ領内に残っていると思われますが?東部や南部の部隊以外は、戦闘継続が困難になりつつあるのでは、ないか?と推測します。

武器弾薬・食料や燃料・医薬品などの補給は、今もまともにされていないようです。
弾丸のない銃は撃てない。腹ペコの兵士は戦えない。
ロシア兵にとって、ウクライナ戦線は地獄みたいなものでしょう。

おそらくロシア軍の進撃がとん挫したのは、このような状況だと思います。

現在、各地で「ドンパチ」やっている最中ですから?
ウクライナ東部や南部に、すぐに移動するのは、ほぼ不可能です。特に北部にいる部隊は、ベラルーシから侵攻しています。ベラルーシ経由でないと、移動も出来ないでしょう。

現状は、ウクライナ優位に戦況が推移していると推測します。ロシアが撤退しなければ、長期戦となりこれはロシアの方が負担が大きく困るでしょう。それどころか、ロシア経済は崩壊すると思います。経済が崩壊したならば?前線の兵士に武器弾薬・燃料食料その他を補給することも出来なくなります。

リミット(ロシア経済崩壊)は、6月だそうです。
6月までウクライナが消耗戦に耐え抜けば?
状況は、大きく変化すると思います。
(その前にロシア軍が撤退するかもしれません)
頑張れ!としか言えませんが?


2022年3月26日 ウクライナ紛争>ロシアが、ウクライナ侵攻作戦の変更を示唆したそうです

2023-04-04 12:48:59 | ウクライナ紛争

ロイター
「ロシア、ドンバスに集中と表明 ウクライナでの計画縮小示唆か」
2022年3月26日6:55 午前4時間前更新
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-25-idJPKCN2LM2C4

一部引用>
ウクライナ軍が首都キエフ郊外の町奪還に向け攻勢を強める中、ロシアは25日、親ロシア派が実効支配するウクライナ東部ドンバス地域に集中すると表明し、ウクライナでの野心的な計画の縮小を示唆した。
・・・
関係筋によると、中国国有の石油・ガス大手、中国石油化工(シノペック)グループが、ロシアの大規模な石油化学投資とガス販売事業に関する協議を打ち切ったという。
<引用終わり

AFPBB
ロシア、作戦目標の縮小示唆 ウクライナ東部「解放」に焦点
2022年3月26日 3:03 発信地:キエフ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3397030?cx_part=top_topstory&cx_position=2

これが事実であるなら、ウクライナにとっては事実上の勝利を意味します。
それは、ウクライナ侵攻前の状態に戻ることです。
悲惨で悲劇は、多々ありました。

東ウクライナの一部地域では、ロシア側の(ウクライナからの)独立派と、ウクライナの間で戦闘が続いていました。

ロシアにとっては、もうその地域は独立を宣言しロシアの実効支配化にあります。ですから、何もロシアが得られなかった訳では、ありません。

しかし、失いつつある代償は大きなものです。
それに耐えられなくなったと言うことでしょう。
何より、中国が事実上のロシア制裁に参加したことが大きいと思います。それは、事実上ロシアのエネルギービジネスの破綻を意味します。ロシアの収入の道が閉ざされます。ほぼ、資源を輸出して成り立っているのがロシア経済の現状です。資源の輸出が縮小し少なくなればなるほど、ロシア経済の破綻は、近付きます。

ウクライナに侵攻したロシア軍が撤退し、ウクライナに平和が戻ることを願って止みません。


2022年3月25日 ウクライナ紛争>ウクライナの今

2023-04-04 12:47:30 | ウクライナ紛争

ロシア国防相、2週間近く姿見せず 政府は臆測一蹴
2022年3月25日 1:54 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3396807?cx_part=related_yahoo

ショイグ国防相はどこに?戦争中にトップ不在の異常事態
2022年3月24日(木)16時58分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/post-98370_1.php

ロシア兵最大4万人死傷・捕虜 NATO推計、侵攻1カ月で―米報道
2022年03月24日08時15分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032400311&g=int

ロシア軍、首都から後退 ウクライナ反撃で防戦
2022年03月24日07時35分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032400234&g=int

ロシア軍、消耗戦に持ち込みか ウクライナ侵攻1か月
2022年03月24日13時08分
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220324042781a&g=afp

ウクライナ、ロシア揚陸艦の破壊発表 アゾフ海の港で
2022年3月25日 4:31 発信地:キエフ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3396812?cx_part=top_topstory&cx_position=2

奪った兵器でロシア軍に反撃、ウクライナ軍の「再生工場」を取材 キエフ
2022.03.23 Wed posted at 06:56 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185208.html

ウクライナ、ロシア軍をキエフ東方55キロに押し戻す 米当局者
2022.03.24 Thu posted at 09:29 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185295.html

ロシア軍の死者は最大1万5000人か、NATO軍高官の推計
2022.03.24 Thu posted at 11:20 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185307.html

英、ウクライナへミサイル6000基含む大型軍事支援を発表へ
2022.03.24 Thu posted at 11:52 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35185320.html

G7「プーチン氏の責任追及」 中国念頭、対ロ支援に警告―追加制裁の用意
2022年03月25日02時18分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032400984&g=pol

ウクライナ避難民支援で追加拠出120億円 岸田首相表明、ロシア制裁で法整備も
2022年03月25日01時16分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032401252&g=pol

ロイターがタス通信排除 ウクライナ報道問題視
2022年03月24日11時02分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032400469&g=int

ざっと、目についた記事をピックアップしました。
分かることは?
ウクライナ軍は、一部地域で反撃しつつある。
ロシア軍は、前進出来ていない。
G7は、ウクライナ支持を堅持し、中国のロシア支援に警告を出した。また、ロシアの化学兵器使用に強い警告を出した。
ロシア軍の死傷者は、かなり多い模様だ。
(もちろん、ウクライナ軍も死傷者多数です)
追加支援が、各国で実行あるいは計画されている。

一番大きな問題は?
「ロイターがタス通信排除」した。
意味するところは、もうロシアがプロパガンダを拡散できない。つまり、世界中からロシアのプロパガンダが排除されることになります。

そして、アメリカ政府すらウクライナに侵攻した方面軍の司令官を知りません。
それは、いないのではないか?との疑いがあります。
クレムリンが、直接指揮しているのではないか?との疑問があります。現地の方面軍指揮官がいないのであれば、ロシア軍の指揮命令系統が混乱の極みにあることが、説明できます。

ロシア軍が投入している方面軍は最大20万人と推測されています。そのうちの10~20%前後が既に失われている可能性があります。補給の遅れは、解消されていないようです。

春になれば、季節はウクライナ軍に有利に働きます。
冬季の軍事行動は、困難を伴います。これは、どちらにも同じです。
しかし、ウクライナ軍には「地の利」があります。
生い茂る木の葉は、ウクライナ軍の神出鬼没の作戦を支援するでしょう。
ウクライナへの支援=補給は継続します。
現在、従軍可能な市民が志願して後方防衛部隊または組織が訓練されつつあります。いわゆる、銃後の守りです。
それは、戦闘部隊が攻勢に出られることを意味します。

時の経過は、ウクライナ軍に有利に働くでしょう。
逆にロシアには、不利に働きます。
ウクライナ軍は、なんとかロシア軍の侵攻を食い止め部分的には反撃に転じ、ロシア軍が撤退しなければ、持久戦となるでしょう。

以上が、情報から考えられる今後の展開の推測です。


2022年3月23日 > プーチンが破壊したものとは?

2023-04-04 12:45:36 | ウクライナ紛争

ウクライナ国内では、毎日犠牲者が出ています。
今日は、それとは別の話題です。

戦後、一定の安全保障の枠組みがありました。
東西冷戦の時代から今日まで、それは暗黙の了解のもと維持されてきました。

何だと思いますか?
第2次世界大戦の敗戦国の、軍事力を抑制すると言うことです。それは、ドイツと日本です。

「プーチン失脚」に賭けたドイツの決断、「脱原発」も“やむを得ず”お預けか
2022.03.04
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93027

内容を読むと、ドイツの戦後の安全保障政策が180度転換したことが、分かります。
国防予算の増加を、即時決定しました。(=軍事力強化に方針を転換する。)
軍事装備の輸出も、認めました。
何より、エネルギーの脱ロシア化を明確にしました。
更に、ロシアと対決する姿勢を鮮明にしました。

日本にも同じ傾向があります。

日本の防衛政策一変の可能性 ウクライナ危機が影響 専門家の見方
2022年3月23日 11:00 発信地:東京 [ 日本 アジア・オセアニア ウクライナ 中国 中国・台湾 ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3396210?cx_part=common_focus
引用>
だが、今回は西側諸国と歩調を合わせてロシアに前例のない制裁を科し、厳しく非難。ウクライナに対しては、殺傷能力のない防衛装備品の提供にまで踏み込んだ。
・・・・・
さらに波紋を呼んでいるのが、安倍氏をはじめとする一部議員の間から「(米国の核兵器を受け入れ国が共同運用する)核共有」 をめぐる議論を進めるべきだとの声が上がり、自民党が検討に着手しようとしたことだ。
<引用終わり

☆ご参考
ドイツは核開発や核兵器を保有しない代わりに、アメリカと2国間条約を締結しています。
内容は?
ドイツに核攻撃があった場合?
アメリカが、核の反撃をする義務を負っています。

プーチンは、これまで軍事力の強化には消極的だった、第2次世界大戦の敗戦国に、軍事力強化のキッカケを与えてしまいました。

日本は、既に「ヘリコ母艦」と言う名の「軽空母」を2隻建造して運用しています。少々、改装するとすぐ軽空母に変身します。搭載予定の戦闘機は、F-35の艦載用の機種です。(予定は、初めから決まっています。ただ、某国を刺激しないように、ヘリコ母艦です?と、言っているに過ぎません。)

もちろん、何に対する備えかは、言うまでもないでしょう。オスプレイもそうです。
飛行が不安定ではあるが、航続距離が長く多くの兵員を空輸できます。
何でも?九州南部の基地から発進して、どこぞまで往復できるんだそうです。
これまた、何を想定したものかは?
(知らない人は?無知だと思います。)

日本の自衛隊は知らないが?
(海上では、強いです。)
ドイツ国防軍は、陸上では無敵です。
ロシアがポーランドまで行ったら?
お会いできると思います。
プーチンさんは、ドイツ国防軍と対面したいのかな?
ドイツ国防軍は、今となっては?覚悟を決めて?
待っていてくれると思います?
プーチン!早く来ないかな?

(なんだか?過去の亡霊が蘇るような?単に歴史の新しいページが捲られたのか?分かりませんね?過去の生きた亡霊が死すべき運命にあるのは、決まったように思います・・もう?運命から逃れることは出来ないと思います。「溺れる犬は?棒で叩いて石投げて?」