木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

4月5日 第6回木曽川 水の始発駅フォーラム

2008年04月05日 | 活動日誌その他
4月5日 15:00~ 第6回水の始発駅フォーラム(於村民センター)



 ・19年度活動報告と20年度活動計画について
 ・講演「源流の価値と魅力の情報発信」中村文明氏

○水の始発駅フォーラムとは
http://www.cbr.mlit.go.jp/kikaku/mirai/04/09.htm
 「水の始発駅フォーラム」は、木祖村が水源地の地域振興策の一環として平成13年度から始めたプロジェクトです。関係部署は産業振興課。
 
■20年度の活動予定は以下の通り
・遊牧民プロジェクト
  情報発信の継続実施
  案内人養成講座→源流シンポジウムの案内人養成講座に集中

・四季の彩りプロジェクト
  源流シンポに向け川の整備作業 等

・体験・学びプロジェクト
  カヌー体験:ワンダリングクラブ主催で継続
  星空を見る会:継続実施
  糸鋸コンテ・フェス:実行委員会で実施
  鉢盛山登山:危険箇所により今年「源流の碑」付近散策に変更
  みかん狩りツアー:継続実施
  和かんじきの制作体験とツアー実施
    ↑
   「輪かんじき」では? それともスノーシュー(西洋かんじき)の対語?

・食の塩梅プロジェクト
  そば実かりんとうの販売、特産品の開発

 ・・・ということであります。
 現在までに様々な活動がボランティア的に行なわれてきましたが、今年は8月に全国源流シンポジウムが開催されるという事もあって、全面的にシンポジウムへの協力体制をとるようです。

続いて中村氏の講演「源流の価値と魅力の情報発信」

 「住んでいる人が自分達の暮らしを再評価するのはむずかしい。
  ならば、他人に見てもらって指摘してもらい、価値化する事が大事」


 ここでU・Iターンの出番ですよ・・・と言いたいところですが、どこの村でもヨソモノへの警戒心は強い傾向にあります。中村氏の講演や、専門家の肩書など信頼のおける人からの指摘が一番説得力があるように思います。

 「下流の人は恩恵を受けているから源流に来てくださいという迫り方ではなく、地元の人が誰にでも説明できるほど、 源流(地元)の知識や情報を他者にどれだけ伝える事ができるかどうか が鍵になる!」

 まさに地域遺産の活用と本質は同じで、地域住民の意識改革が重要ですね。