木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

木祖村平成20年12月定例議会/一般質問2

2008年12月22日 | 木祖村議会と議員
2.学校図書整備状況および管理システムの現状と課題について

Q(星):国は平成19年度から平成23年度までの5年間の学校図書館図書整備計画を策定し、学校図書館図書標準の早期達成を求めています。
①木祖村の小中学校では、図書管理システム導入が進められていますが、学校図書の整備状況および管理システムの進捗状況についてご説明をお願いします。

②木祖村教育委員会では、「子ども読書推進計画」をどのように考えているのか。
学校図書館についても今後何を基準としてどのように整備・充実させるのか。始まったばかりの話であると思いますので、将来への思いも含めてお答え下さい。


A(教育長):①学校図書の整備状況について。小学校は19年度末で9400冊。1年で418冊増加。購入予算は58万円。中学校では7300冊、予算21万円。学校図書の標準基準は一応上回っている。予算にしっかりした目的はないがシーリング的にやっている。
 図書管理システムの進捗状況は、小中学校で同じバーコードシステムを導入。小学校はデータ移行が完了し稼動した。中学校では入力を内部でしているので未完了だが部分稼動している状況である。

②読書推進計画は、市町村においては県の計画をふまえて行うことになっている。木祖村ではまだ取り組んでいない。公共図書館のあり方も考えながら長期的な展望にたって考えてゆくことだと思う。

意見(星): 平成20年3月31日現在、市町村における子ども読書推進計画の策定は、長野県は11,1%と関東甲信越地域では最低という残念な結果です。
 文字離れを防ぐため、また図書館の使い方を小さいころから身につけるためにも、県の横並びではなく速やかに計画策定に取り組んでいただきたい。