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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

アニワ湾のカラフトマス操業の開始期を調整

2013-06-14 17:57:49 | 日記
2013年06月14日
サハリン発
[アニワ湾のカラフトマス操業の開始期を調整]
2013年6月11日、ロシア漁業庁サハリン・クリール地域管理局は、太平洋サケマス漁業の管理に関する臨時ワーキンググループを開催し、アニワ湾におけるカラフトマス操業の開始期について協議した。
会議に出席したサハリン漁業者協会副会長*シャーノフ(*報告担当者 原口: 元サハリン漁業規制局幹部職員)によると、現在、クリール海域でトロール調査が行われているが、その結果次第では、計画された漁業規模の縮小も視野に入れなければならないとのことだ。
この漁業の開始は、トロール調査の報告を受け引き続き協議することとなった。

(関連過去情報)

2013年05月24日 サハリン発
[カムチャツカ・クリール漁業区および北クリール漁業区のサケマス定置網の設置決定]
サハリン州遡河性魚種生産管理委員会において、今年2013年漁期のカムチャツカ・クリール漁業区および北クリール漁業区における定置網の設置について決定がなされたと、サハリン漁業者協会副会長シャーノフは、インタアヴューにこたえた。
この漁具設定は、両漁業区の太平洋側とオホーツク海側の科学的勧告に基づき行われる。
両漁業区をあわせた各魚種の漁獲勧告は次のとおりとなっている。
カラフトマス:太平洋側2,300トン/オホーツク海側2,500トン
シロザケ:太平洋側1,299トン/オホーツク海側150トン 
ベニザケ:太平洋側2,800トン/オホーツク海側154トン
ギンザケ:540トン/オホーツク海側60トン
マスノスケ:若干量
操業期間は、6月15日から8月25日までとなっている。
なお、漁獲量が勧告数量に達した段階で漁場を閉鎖することや、実際の操業を分析し、漁獲勧告が期中見直しされることがある。
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