ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

“ロシア漁業会社”スーパー・トロール“”投資クオータ”利用シリーズ船2隻目が引き渡される

2023-02-03 04:31:32 | 日記

 

2023年02月03日
リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[“ロシア漁業会社”スーパー・トロール“”投資クオータ”利用シリーズ船2隻目が引き渡される]
ロシア漁業最大手”ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ “(Русская рыбопромышленная компания「ロシア漁業会社」)が“投資クオータ”を利用して進めているスーパー・トロール漁船シリーズ建造プロジェクトの2隻目”メカニック・マスラク”(Механик Маслак)が、2023年2月2日、サンクトペテルブグのアドミラル造船所で引き渡された。
「ロシア漁業会社」は2025年末までに、10隻をロシアの造船所において建造することが”投資クオータ”利用の付帯として義務付けられている。
「ロシア漁業会社」はスーパー・トロールのモデル船としてトルコ造船所で“ウラヂミル・リマノフ”(Владимир Лиманов)を建造し、2021年から本格操業を開始させている。
同社は“ウラジミル・リマノフ”と同タイプのシリーズのスーパー・トロール漁船をさらに“投資クオータ”を利用して10隻揃える計画をしている。
このシリーズ船は全長108mで、年間1万5,000トン以上のスケトウダラのフィレ、ミンス、すり身を船内で生産し、残滓はミールとオイルに完全に処理され、漁獲物の最大100%を付加価値製品化することを可能にするプラントが設置される。
2022年10月には、シリーズの”投資クオータ”利用、ロシア国内造船所建造の1番船“カピタン・ヴドヴィチェンコ”(Капитан Вдовиченко)が操業を開始している。

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