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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

今年の太平洋サケマスの生産が31万3,300トンと予測される

2013-06-20 15:38:51 | 日記
2013年06月20日
モスクワ発
[今年の太平洋サケマスの生産が31万3,300トンと予測される]
ロシア漁業庁で極東における太平洋サケマスにかかる産業評議会が開催され、今年2013年漁期の太平洋サケマスの生産量について、前年2012年より約30%減の31万3,300トンと予想勧告された。
この勧告の魚種内訳は、カラフトマス16万9,500トン、シロザケ9万1,800トン、ベニザケ4万7,000トン、ギンザケ4,000トン、マスノスケ808トン等となっている。
漁場としては、東カムチャツカ沿岸が最も大きく9万4,000トン以上、次いで東サハリン沿岸が9万トン以上と予想されている。
今年2013年漁期は6月5日から始まっており、ベニザケについては、前年2012年同期比で1,000トン多い、6,000トンが生産されている。
ロシア漁業庁広報は、この勧告が昨年2012年より12.9%増の48万トンまで上方修正される可能性も示唆している。
なお、直近奇数年の2011年の太平洋サケマスの生産量は53万トンだった。

(関連過去情報)

2012年09月30日 モスクワ発
[ロシア漁業者による太平洋サケマス生産が42万トンに達する]
太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、今年2012年漁期開始からのロシア漁業者によるサケマスの漁獲量が、前年2011年同期より8万5,000トン少ないものの、42万トンに達したと発表した。
この内、カラフトマスが29万1,000トンを占めており、これは、最近の偶数年において記録的な数量だ。
また、シロザケとベニザケは、それぞれ7万7,200トンと4万4,000トンで、2009年同期の6万4,800トンと2万8,200トンをしのいでおり、過去5年間で、最も大きな生産となっている。

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