ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア科学研究機関 北海道(日本)隣接海域スケトウダラ・ニシン資源 中期的にも高い水準予測

2022-09-02 10:53:11 | 日記

2022年09月02日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア科学研究機関 北海道(日本)隣接海域スケトウダラ・ニシン資源 中期的にも高い水準予測]

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ太平洋支部チンロは、極東海域のスケトウダラとニシンが商業対象資源として高い水準にあり、中期的にも大きな変化はないと予想していると発表した。

特に、北海道の道南・道東海域と資源の往来がある隣接南クリール海域についても、各年級群の平均的な構成により、これが維持されると指摘している。

また、ニシンは、ギジガ系群とコルフ・カラギン系群が中位、オホーツク海とベーリング海は高位で、更に、注目されるのは日本EEZと“またがり資源”のサハリン・北海道系群の資源の拡大だとしている。

サハリン・北海道系群ニシンは、西サハリン海域、東サハリン海域ばかりでなく、南クリール海域にまで張り出していると評価しており、近年の個体数の増加から、有望な商業資源に位置づけられつつある。

 

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北海道機船漁業協同組合連合会が日本EEZとまたがり資源となる韓国EEZスルメイカの2022年漁期(管理期間2022年7月-2023年6月)TACの業界配分情報を確認

2022-09-02 10:47:09 | 日記

2022年08月31日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[またがり資源“韓国EEZスルメイカ”2022年漁期TAC業界配分情報が確認される]

北海道機船漁業協同組合連合会は、日本EEZとまたがり資源となる韓国EEZスルメイカの2022年漁期(管理期間2022年7月-2023年6月)TACの業界配分情報を確認した。

韓国の新年度となる2022年漁期の自国EEZでのスルメイカのTAC設定は8万5,590トンで、既に当該管理期間操業は開始されている。

これは2021年漁期の102%相当であり、増加分、1,760トンの内、西海での二艘引き操業が1,380トンで約8割を占めている。

2021年漁期、韓国スルメイカ漁業の5割におよぶ生産を西岸沖合漁場が占める実績を示したが、これまで日本の資源評価において、ほぼ論議の対象外となっており、問題点として指摘される。

 

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