2015年09月01日
カムチャツカ発
[流し網漁業禁止 2億ドルの北海道経済収入がカムチャツカ地方へわたる]
カムチャツカ地方知事イリューヒンは、メディアのインタァヴューにおいて、流し網漁業禁止により、同地方の太平洋サケマスが2万トン増産され、更に、国内市場への供給量が増加することになると語った。
毎年、ロシア排他的経済水域では日本漁船35隻とロシア漁船16隻が操業、約1万7,000トンの太平洋サケマスが漁獲されてきた。
イリューヒンは、流し網漁業の現場では、ベニザケを漁獲するために、操業の都合上、カラフトマスとシロザケが海中投棄されてきた実態があり、これを勘案した時、少なくても2万トンの太平洋サケマスが同地方の沿岸漁業にもたらされることになると加えた。
更にイリューヒンは、日本の専門家の経済試算によると、日本漁船の流し網漁業によって年間約2億ドルの収入が北海道経済にもたらされてきたが、明日からはそれがカムチャツカ地方のものとなると指摘し、これが多くの雇用をもたらし、生活水準の向上に大きく貢献すると言及した。
カムチャツカ発
[流し網漁業禁止 2億ドルの北海道経済収入がカムチャツカ地方へわたる]
カムチャツカ地方知事イリューヒンは、メディアのインタァヴューにおいて、流し網漁業禁止により、同地方の太平洋サケマスが2万トン増産され、更に、国内市場への供給量が増加することになると語った。
毎年、ロシア排他的経済水域では日本漁船35隻とロシア漁船16隻が操業、約1万7,000トンの太平洋サケマスが漁獲されてきた。
イリューヒンは、流し網漁業の現場では、ベニザケを漁獲するために、操業の都合上、カラフトマスとシロザケが海中投棄されてきた実態があり、これを勘案した時、少なくても2万トンの太平洋サケマスが同地方の沿岸漁業にもたらされることになると加えた。
更にイリューヒンは、日本の専門家の経済試算によると、日本漁船の流し網漁業によって年間約2億ドルの収入が北海道経済にもたらされてきたが、明日からはそれがカムチャツカ地方のものとなると指摘し、これが多くの雇用をもたらし、生活水準の向上に大きく貢献すると言及した。