黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

眉毛の夢

2005-12-13 21:16:29 | Weblog
夢を見ました。

妹とか親しい友人とかと一緒に、松下幸之助夫妻と食事を
しているのです。場所は良くわからないけれど、ニスが塗られた
美しい家具の置かれた食堂のような部屋。時間は夕暮れごろ、
窓からさす西日が眩しくて、色んなところに濃い影を生み出して
います。

「松下幸之助って死んだんじゃあ?」と思いながらも、何かを
食べていました。緑の唐草みたいな模様の入ったお皿に盛られた
何かを。

『そうそう、今日お邪魔したのはほかでも無い、あれを聞くために
お邪魔したのだった。』

心でそう呟いて、例の曽祖父の事を聞いてみました。そうすると
松下氏は「知ってるも知らないも、とても懐かしい話だ」と言い、後に
続けて、私が父から聞いたままを話したのです。

『ああ、ほんまの事やったんや』

と思ったところで目が覚めました。別にそんなに、夢に見るほど気に
している訳ではないのに、なぜだろう・・・。


昼間、久しぶりに会社近くの大きな書店に行きました。すると偶然にも
松下幸之助フェアーをしていました。単調で売る気があるのか無いのか
わからない売り口上を吹き込んだテープが「先の見通せない時代だから
こそ価値ある一冊」なんて言ってやがる。過去一度だって先が見通せて
明日まで見える時代があったのか、なんて意地悪な事を考えました。

見えるなら、10冊でも20冊でも、あるだけ買い込むよ、本当・・・。
コメント (2)
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