黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

瞬き

2006-12-05 18:32:05 | Weblog
「きっとまた思い出だす、この場所を。昨日でも
明日でもない、これが瞬きのような瞬間のような今日」

つい一週間前はまだ生きていた、彼はもういません。
それでも地球は回り、朝日が上り夕日に転じて
沈んで行きます。

でも、これは彼に限った事ではないのです。私も貴方も、
生物も非生物も、形あるものは何もかも失われる
チャンスに満ちているのですよ。

突然襲われる、悲しいチャンス。でも、私は思った
のです。悲しいチャンスと同じくらい、与えられる
チャンスも世の中に満ちていて、マバタキくらいの
感覚でどちらが与えられるかの抽選が行われて
いるのだと。

そんな風に考える事自体が「希望」そのものの
ように思われます。
コメント
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