黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

ナマでヤルのを体験

2006-08-05 11:55:23 | Weblog
8月20日(日)
■ 出演アーティスト
TRF・Every Little Thing・浜崎あゆみ・倖田來未・BoA・大塚 愛・鈴木亜美and more...
■ サプライズアーティスト
Sowelu・T.M.Revolution

■ オープニングアクト
misono・Ricken's

■ パワーステージ出演アーティスト
sifow・ストロボ・dream・中村 中・妖怪プロジェクト・ラムジ

雨天決行・荒天中止
開場/開演/終演時間は変更になる場合があります。
出演アーティストは、7月11日(火)時点での予定アーティストであり、変更になる場合があります。
出演者変更にともなうチケットの払い戻し・公演日の振替は出来かねますのであらかじめご了承ください。


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だそうです。

メディア事業を手がけるavexがここ数年、毎年開催している
「a-nation」と言うライブの兵庫会場8/20の目録です。普段気後れ
してライブなど殆どいきませんし、このa-nation自体に行くつもりも
全く在りませんでした(小室「消しゴム」好きだけど、avex自体には
あんまし興味のないワタクシ)。

では、なぜ目録など引用しているのでしょうか。
それは行くことになったからです。

きっかけは妹君。この催しのチケットを彼女はとっていたのですが、
どうしても抜けられない研修があるとの事です。泣く泣く反故にする
よりはディスカウントしても回収したいようで、私にお鉢が回って
来たのです。

ディスカウント後価格は5000円。しかも結構ステージに近い席との事。

TRF・・・2000円
鈴木亜美・・・1000円
globeが来るかもしれないと言う淡い期待・・・1000円
他・・・1000円

次の日はお休みにしましょう。
どうせ、盆休みはないのですから。さらに言えば夏らしい予定も
ないのですから 笑。

それにしてもライブ慣れしてないのに、独りで行くだなんて。
私は無事に帰還できるのでしょうか。普段使いより強力な日焼け止めを
買っておかなければ・・・あとバナナはおやつに入るのでしょうか。
コメント (2)
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林真理子

2006-08-05 11:02:38 | Weblog
ここ数ヶ月の通勤の友は「Oracle Database 10gなんたら」と言う
資格対策の本だったのですが、昨晩の帰り路は林真理子著作の
「ウーマンズ・アイランド」でした。東京湾内に造られた人工都市を
舞台に、背景も仕事も違う「三十路」近辺の女性たちの心情を一人称で
描いた作品です。

酷い。

あまりに稚拙な出来栄えです。彼女の著作で無かったのなら間違いなく
買っていません。資料と設定さえ与えれば、その辺りのちょっと文章の
上手な高校生であれば充分に書くことの出来る内容です。

独りの人気俳優を接点に、一章で完結している各女性の話をリンク付けて
いるのですが、白々しく取って付けたような展開は女子中学生の妄想レベル
と言っても過言ではありません。

林氏の描く女性は図太さと繊細さを併せ持ち、邁進しつつも後退する
「矛盾」を卑屈ではない程度に、「キャリア」や「ゴージャス」と言う
曇りガラス越しで描かれています。それが林氏の作品の魅力の根幹と
なっていると私は思うのですが、これが全くありません。ギスギスした
オンナかドリーミングなオンナのどちらかしか居ないのです。詰まらない
内容で当然です。

と、愛する作家への愛情がさも在るから故の叱責が如くに書きましたが、
格段好きと言うわけではありません。よく行く本屋の新古本コーナーに
これと「青山娼館」が格安で置いていたから、と言うだけです。

「青山娼館」が思いのほか良かった(独りの不幸な女が高級娼婦と
なる話)だけに、落胆のようなものを感じてしまったのです。

「青山」には非日常的なラグジュアリーさを求めましたが、それは
得られず、代わりに人間の中にうごめく「業」の正体の片鱗と戦い方を
教えていただきました。これは皆様にぜひ読んで頂きたいと思います。

「ウーマン」には「コスメティック」のような林真理子らしさを
求めましたが、それは得られず、代わりに「クソゲー」を掴まされた
ような気持ちを頂きました。これは皆様にぜひ読んで頂きたくはないと
思います。

クソゲー!
クソゲー!
クソゲー!

林氏もニンゲンですから、調子の良い悪いがあるのでしょうけれど。
世間にお見せしていいものとそうでないものの判別くらいはされたら
よろしいのに。

次に出会う彼女の著作は良いものでありますやうに。

※これは私の主観ですから、該当作品を大層お気に召されている方は
気を悪くなさらないで下さい。
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