黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

ものめずらしは異国のたべもの

2005-05-22 01:57:24 | Weblog
初夏らしく、湿度も低めに晴れ渡った空の下、出かけないわけにはいきません。

以前に仕立てたスーツを取りに行って、ウロウロきままに歩いてみました。
それにしても日差しの強い日です。知らず、知らずと影のあるほうへと
行き先が移っていきます。

役所やオフィスビルの近くなので、影が広がる裏路地には食べ物屋が軒を
連ねています。お洒落なカフェがあり、大衆食堂屋があり、天麩羅屋が
あり。普段通らない道は未知の香り。

その中で一軒、気持ちが釘付けになるお店がありました。大好きな珈琲の豆を
販売しているお店なのですが、お店においてあるのは全て生豆。注文してから
お客さんの好みに応じて炒ってくれるというのです。試飲をさせて頂いたの
ですが、珈琲の爽やかな酸味とコクが引き立っているように思われます。値段も
ほかの珈琲店と差して変わりはありません。

ブルーマウンテンにコナと言った高級品からキリマンジャロ、モカと言った
定番まで幅広く取り揃えられています。

目移りしてやまない中から選んだのはなんと大陸の雲南省で栽培された珈琲です。
雲南省と言えばお茶が有名ですが、珈琲が栽培されていたとは驚きです。

物は試し。これを100グラム頂きました。明日の朝はこれを頂こうと思います。

非常に楽しみです。

* * *

日焼け止めやら、半そでシャツやらを見に百貨店まで出かけると、鹿児島物産展が
開かれていました。鹿児島と言えば芋焼酎に黒豚と美味しいものがそろっていますが、
イートインのコーナーでは白くま(フルーツが沢山付け合わされているカキ氷)が
振舞われていました。時計を見るとちょうど3時くらい。日差しの強さが席に
着くのを後押しします。

今年最初のカキ氷。

普通のカキ氷よりも氷が細かく、粉雪のような感触です。爽やかな蜜の甘さの
中にサワーな食味。きっと真夏のカンカン照りの下ではさぞかし美味しいの
でしょう。

ところがです。

この白クマには干しプルーンが乗っていたのです。私の大嫌いなプルーン。
でも、食べてみると以外に普通でした。それとも、舌が氷の冷たさで鈍くなって
いたのかも。

隣の席でご一緒した鹿児島出身のご婦人(全く知らない人)の鹿児島お国紹介も
面白かったです。いいなぁ、行って見たいかも、鹿児島。

別に連れ添って行く人はいなくても。

それにしても私のライフ、美味しいものだらけです。幸せ!
コメント (1)
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