Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車の空気が減る 点検

2024-07-25 20:00:49 | 自転車整備 その他 
自転車の空気が減る パンクかも分からないので見て下さい とのラインが入りました
毎日使っている自転車なので 乗れないのも困るでしょう 直ぐに見に行きました





ブリヂストンのステップクルーズと言うシリーズで 私が新車の時から面倒を見ています
購入後 8年が過ぎました 良く出来た自転車だと思います






ラインのやりとりでは タイヤの空気が抜けていたので
空気を入れたが 一日で空気が減りますと言う内容でした






パンク修理道具と簡単な工具を持っての出張点検です
私のパンク修理工具箱には針が入っています チューブラー
タイヤの修理をする時に使います






話の内容から パンクなのか虫ゴムの不良なのかは
5分5分です まず虫ゴムを外します このタイプは
目視で不具合の判断が出来ません




虫ゴムを外しバルブナットを緩め観察します
バルブは曲がらず真っ直ぐの位置を維持しています
空気管理はしっかりしている様です
☆ 空気を入れずに乗っている自転車のバルブは必ず
曲がっています






工具箱からタイヤレバーを出してタイヤを外します






タイヤを外してチューブを引き出します






あえて古い虫ゴムを取り付けて 空気を入れ
水調べを行います






空気入れも持って来ています トンボでバルブを銜えます




私が持っている空気入れは 仏式=フレンチバルブ用で
ポンプヘッドはヒラメを使っています






自作の空気入れのホースは トンボの反対側に
フレンチバルブの筒(チューブ)を取り付けています






チューブに穴が開いていないか チューブを水に浸けて
点検します 使っていたバルブにも不具合はありません






チューブとバルブに不具合が無かったので タイヤの内側も
ウエスを使い確認します タイヤ内部、リムフラップの点検
バルブ穴部分が切れる事が良く有ります 以前に点検した時に
粘着テープで補強してありました




パンクに関係する不具合が見付からなかったので
チューブを元に戻します






バルブは買い置きの新しい物を使います スーパーバルブと呼ぶ
商品ですが 虫ゴムを使うタイプより 長持ちすると思います






リムにタイヤをはめる前に チューブに少しだけ空気を入れます






全く空気が入っていないチューブにほんの少し空気を入れ
チューブが皺になったり捩れない様にします この写真では
やや空気の量が多く 少し抜いてから次の作業へ移りました




チューブをタイヤの内部へ全周収め タイヤをリムにはめて
行きます 私はバルブの所から始めます




バルブの部分からタイヤをはめて行くと 反対側では
タイヤがリムに入り難くなります 自分の力で無理なら
タイヤレバーを使えば良いです






今回はレバーを使わなくてもタイヤが入りました






タイヤ内部のチューブが タイヤとリムの間に噛んでいないか
確認します チューブが噛んだ状態で空気を入れるとチューブは
必ず破裂します
まずバルブを奥に押し込み この部分のチューブを正常な位置に
入れてやります




タイヤをはめる前にチューブに入れた空気では 少し少ないので
もう少し空気を入れます 感覚として内部のチューブが 丸くなる
程度の空気量が良いでしょう






もう一度バルブを押し込みます しつこい様ですが
何度も確認作業は行います




タイヤを捻って リムとタイヤの間にチューブが噛んでいないか
全周確認します ここでの空気量はこれが可能な空気圧です




タイヤとチューブの状態を確認して問題がなければ
空気を規定量入れます そしてバルブナットを奥まで
締め込みます 私は指先で強く締める程度にしています






バルブに唾などをつけて 空気が漏れていない事を確認し
キャップをして完了です




適正空気圧はタイヤサイドに書かれています このタイヤは
2.75~4.5PAR と書かれていますが 最後は BAR の間違いでしょうか
流石に一般車で 4.5BAR は多いので 3.5BAR 程度にしておきました






これで点検は完了です 前輪もバルブを新しい物に交換
しておきました




一通りの事をやりましたが 結局空気が抜けると言う原因までは
分りませんでした 少し不思議ですね





折角来たので 要所のオイルアップも行いました 競技用自転車とは別に
この様な日常で使う自転車に相応しい潤滑剤を選んでいます 日々の
空気管理と 適時の注油は自転車を長く使う為には大切だと思います

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オルファ Pカッター S型

2024-07-23 20:00:40 | 色々な道具
OLFA オルファの替刃式 プラスチック用のカッターナイフです 品番は 204B





大阪市東成区に本社が有る オルファ(株) 創業 昭和42年 1967年だそうです
今回仕事で樹脂板をカットしたいので 新たに購入してみました






パッケージから出してみました 会社の商品案内には
アクリル・塩ビ板などの硬質プラスチック板専用カッター
と案内されています 実際どの様な素材に使うのかはまだ
決めていません






ハンドルのネジを緩めて刃の出し入れを行います
刃はネジで固定します






刃先に特徴が有ります 最初は押して使うのか
引くのか分りませんでしたが 通常のカッターと
同じ用に 引いて使います






黒いネジを外すと 刃も外せます 替刃式です






ハンドルの黒い部分が開きます






替刃が二枚付属しています 別途購入出来ますが
案内には PカッターS型用替刃 とかしか書いてありません
購入価格は 514円(税込) 替刃は 5枚 305円(税込)で
売っていました





さて実際に使ってみました 最初はアクリル板の様な硬質な物を考えていました
あれは通常のカッターでは 刃が食い込むだけで切れませんから・・
実際に用意したのは 結構柔らかい材質の樹脂板です これを切ってみると
使えなかったです 商品案内に書かれている様に
アクリル・塩ビ板などの硬質プラスチック板専用カッター。この通りだと思います




仕事場では通常のカッターで作業をしました それぞれ
適した道具が有ると言う事ですね





優しい色ですよね 綺麗だと思います 今回購入したカッターはまた出番があるでしょう

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結束線 U字 21x450 メッキ

2024-07-20 20:02:20 | 色々な道具
建設用資材で 結束線と言うものが有ります 簡単に言えば太さが 0.8mm 程度の針金です
どの様なものかご紹介させて頂きます





結束線(けっそくせん) 一般的な用途は建築現場で鉄筋を縛る時に使う資材です
私も仕事で使うので 新たに購入しました






この資材は本数では無く重量で発注します この箱で
10kg です






商品名として U字型メッキ結束線 21x450 等と表現します
#21 = 0.8mm 長さ 450mm と言う事です メッキがされて
いない物も有ります






これが 1束ですが 概ね 100~120本あります
10kg だと 50束くらい入っていると思います






今回は今迄 使っていた奴の在庫が少なくなって来たので
その補充の為に購入しました






結束線は単体で使う事はまずなく この様なハッカーと呼ぶ道具と
セットで使います






鉤型の先端とシャフトは ハンドルに差し込まれ
ハンドル内部で 回転します






ちょっと使い方を紹介させて頂きます この倉庫に有る
10mm の鉄筋です






この並列に並べた鉄筋を結束してみます 束の中から
一本の結束線を使います






二本並べた鉄筋の下に 結束線の U字型の方から通します
それを ハッカーの鉤で引っ掛けて拾います






ハッカーの鉤に 差し込んだ真っ直ぐな結束線を引っ掛け
鉤部分を回転させます






これで並列に並べた鉄筋を結束する事が出来ます






直角に交差した鉄筋です 交差部の下から結束線の
U字側を通します






それをハッカーを使い 先程と同様に縛ります




交差部をこの様に結束します 私も現場では良く作業をしますが
やはり本職では無いので この程度の事しか出来ません
本職の鉄筋屋さんは 仕事も早いし 縛り方も綺麗です






今迄使っていた奴と 固さが違うので太さを測ってみます






これは今迄使っていた奴で 何箇所か測ると
0.83mm 0.76mm と色々です






今回購入した方は 0.88mm 0.71mm と実に色々です
規格は有りますが この程度の精度だと言う事かも分りません
用途を考えると 現場サイドでは問題では無い誤差です





結束線 野丁場の現場 主に鉄筋コンクリートの仕事では頻繁に使います
私はそれ以外に 仮設給水 排水配管で パイプの仮止めに良く使っています
木造住宅の仕事ではあまり使わない材料です
今の私が 10kg 買えば 長く有るでしょうね・・

コメント (2)
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エアブロワーガン メンテナンス

2024-07-19 20:03:35 | 色々な道具
自転車の整備で使っているエアブロワーが有ります そのガンのメンテナンスを行います
その様子をご覧下さい





私の自転車整備場所で使っている エアブロワーのガンです 前のメンテナンスから
長い時間が経っているので再度手入れを行います






ガン本体から取り外せる物を外しました ねじ込んで有った
メスネジをウエスで拭きます
今回はエアホースの不具合が有り それを交換した時、同時に
この作業を進めました






これはガンの先端のパーツで ここからエアーが噴射されます
締め込み具合で流量も調整できる構造です 汚れを拭き取り
潤滑剤を塗布し 再度組み付けました
使ったのは SUPER LUBE 超耐久潤滑剤 フッ素系で粘度が高い
オイル状の商品です




これのスイッチと言うのでしょうか エアーの開閉は
レバーを握る事で行います レバーを外してみます






レバーの駆動部には ピンが差し込まれ E型の止め輪が
使われています






止め輪を外し ピンを抜きます






ピンを抜き ハンドルを外しました




ハンドルに隠れた部分に ピンを押し込むタイプの
開閉部品が付いています






本体にねじ込んである エアーの開閉用パーツを外しました
先程の先端ノズルとこの開閉部品が ブロワーガンの要ですね




開閉部品を分解しました 黒いゴム形のパッキンが良く
効いています これは洗浄した方が良いですね






ステンレス容器に入れて パーツクリーナーで洗います




洗浄後のクリーナーは汚れや磨耗粉で黒く汚れました






部品を組み立てます 分解洗浄で感じたのは 結構酷使され
活発に動いているのでしょう ここでは SUPER LUBE の
多目的グリスを使います フッ素系で吸着力が小さく
サラサラ感が強いグリスです






メインのシャフトとゴム系のパッキンに グリスを多めに
塗布します






シャフトを部品本体に差し込んで行きます 結構手応えを
感じながら内部に収まって行きます 組めました






開閉部品を本体へねじ込みます ここにもグリスを
使います ここで使うのはネジ込みの抵抗を軽減し
錆止めの効果を狙っています






ネジはモンキーレンチでしっかり締め込み ウエスで
はみ出したグリスを拭いておきます






ハンドルを取り付けます






ピンにグリスを塗り 本体とハンドルに差し込みます






ピンに E型の止め輪を取り付けます






これでハンドルの装着も終わり 潤滑剤の余剰分を
ウエスで拭き取ります はみ出した潤滑剤は汚れを
呼びますから




使う場所に依って潤滑剤も代えています 潤滑剤が持つ
性格を良く知っておいた方が良いと思います





これで動きも良くなりました 分解しながら感じたのはエアーの開閉部品の
シャフトに使われている小さなパッキンが 限界近いです 次のメンテナンスでは
交換が必要だと思います 何時までも調子良く使うにはこの様な作業をたまに
してやると良いですね

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エアホースを再び交換します

2024-07-18 20:10:05 | よもやま話
エアブロワーに使っているホースが駄目になったので 新しい奴に交換します
その様子をご覧下さい





私の自転車保管場所の整備テーブルです ここで部品の整備や美装も行っています
この場所に用意しているエアブロワーのホースが頻繁に破損するので交換します






コンプレッサーからここまでエアホースで配管し
空気圧を調整するレギュレーターを付けて ブロワーを
使える様にしています




このエアホースが何度修理しても 短期間で破損します






これがコンプレッサーですがこちらでもエア器具が使える様に
しています こちらのホースも先日交換したところです
使い出して 13年 普段は直射日光も当りませんが 耐用年数が
過ぎたのでしょうか






ホースの破損は 器具を装着する為のカプラーの取付け部で
起ります 今回はブロワー側でしたが、反対側でも同じ症状が出ます






カプラーの取り付け部分です この締め付け部分でちぎれます
水道のホースにアタッチメントを付ける事が有りますが
取り付けの構造はそれと同じです




今回は 価格も考慮し net でどの様な物か見ずに
注文しました






包装をめくります 中国製です どの様な物が届くか
博打みたいなものです・・




このタイプの商品は コイルホースだとか スパイラルホースと
呼ばれています 内径 5mm 外形 8mm 伸ばすと 6m になります




良く観察してみます メス側のカプラーです






ちょっと違和感を感じます ホースを締め込む為のナットが
全く締まっていません






オス側のカプラーも同じ状態です このくらいでは
もう驚きません、中国製ですから・・




ホースが抜けない様に ナットをしっかりと締め込みました
気が付かずに使っていたらホースが抜けていましたね




メス側のカプラーは 動く部分が沢山有ります






駆動部には潤滑剤をスプレーしておきます
鈴木機工(株)の LSベルハンマーGOLDです






先端器具 エアブロワーをホースに取り付けました
先端器具は 今回同時に分解整備をしました
これは又別に紹介させて頂きます






ホースをレギュレーターの二次側に差し込みます




これでホースの交換が終わり 何時もの定位置に
落ち着きました








使えるか試します テーブルに置いたウエスにブロワーで
風を送ります ウエスが端まで飛びました OK です
圧力は 5.0kgf/cm2 で使っています





今回のブロワーは部品の洗浄や清掃をした時に使う程度で それ程頻繁には使いませんが
やはりあれば便利です これからも活躍してもらいます

コメント (4)
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