Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

折畳み式カラーコーンを修理する

2024-07-13 20:43:31 | よもやま話
オレンジ色の折り畳み式 三角カラーコーンを何時も車に積んでいます
これの一部が壊れたので修理してみます





折畳み式のカラーコーンです 道路や駐車場に車を止める時に良く使っています
仕事中だと言う事のお知らせと 注意奮起の為に置いていますが おかげで車の事で
注意を受けた事がありません






先日カラーコーンを置いたまま 車を後退させて
コーンを踏みつぶしてしまいました・・




とは言っても上部が自由に動くので 少し歪んだ状態で
車の下にもぐっていました ただオレンジの布が外れています






状態を良く観察し修理する為に整備台へ来ました
一旦分解したいのですが このベースの爪を外せば
上下が離れそうです




マイナスドライバーを用意しました






ベースの爪を押し込みます 底板と本体が離れます






周囲に有った8個の爪を外すと 底板が取り外せました






黒い部分に上部の 三角部分が止めてあるようです
オレンジの小さなパーツが一個出てきました




上下のプレートを外しました






本体部分です 黒い部材の要所にコーンの布が止めてあります
先程のオレンジの小さなパーツはここで使われていたのですね








ここですね オレンジのパーツが外れているのは






それ程複雑な構造では無いので オレンジのピンを
取り付けてみます






他のオレンジのピンを裏側から見ると 先が溶けています
何かのコテで焼いたのでしょうか これで良く止まっていますね・・






じゃ今回も同じ様にやってみます ピンを嵌めました




先端を焼くのに 半田コテを使っても良いのですが
溶けた樹脂をコテ先に付けたくないので トーチランプを使います




先日仕事で使っていたノコの刃が折れました これを熱して
コテ代わりにしましょう






ノコ刃の先を炙ります 炎は1000°近いので 直ぐに焼けて
赤くなります






熱したノコ刃を当てるのは一瞬です ただ溶けるだけで
成形するのが難しい樹脂でした




エアブロワでほこりを飛ばし 熱した部分も冷まします






修理した所も含め 固定力が弱そうなので ビニールテープを
巻いておきます






上からプレートを被せて 底板を取り付けます






8個の爪を底板に差し込みました 割れる様な感じは無く
結構粘り強さを感じる素材です






樹脂の保護剤 KURE ポリメイトを塗布しておきます




保護剤で多少色が戻るかと思いましたがそこまでは無理でした





二つ用意しています その時の状況で車の前後に使う事も有ります
ベースは 24cm角 高さは 40cm程度です 価格は 1000円程度です
車の三角表示板とは別に 準備しておくと便利な商品だと思います

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蓋を作る

2024-07-12 20:03:13 | よもやま話
チューブ容器の蓋を成形しました 一般的にスクリューキャップと呼ばれる物です
その様子をご覧下さい





これはペースト状の配管シール材 ヘルメチック f-119 と言う商品です
これにはネジ式の樹脂製キャップが使われていますが それが駄目になりました




キャップはこの様な物です 昔の歯磨きチューブに
良く使われていました、例えが悪いでしょうか(笑)




この様なキャップです 売っていれば良いのですが
探す事が出来ません






容器側はオスネジになっています この f-119 に限らず
ペースト状のシール材は はみ出したシールがネジに付き
キャップが段々使い難くなって来ます




今回はエポキシパテを使い キャップを作ってみます






これはセメダインのエポキシパテですが 主剤と硬化剤が
海苔巻きの様になっています 必要な量を切り取って
使います






パテを良く混ぜ合わせ 色が均一になってから使います






結構接着力も強いので グリスを剥離剤代わりに
薄く塗っておきます






混ぜたパテは 10分以内に成形します ネジ部分に強く
押え付けて形を整えます 練ったパテを全部使ったので
少し量が多かったのか 重量で先が曲がって来ます




60分硬化型ですが この状態で一晩置いておきましょう





一晩経ちました 上手く出来ているでしょうか






キャップを緩めます ネジの手応えは感じます






キャップを外し 中を確認します もう少し強く押え
形を整えたら良かったです 一部に巣が出来ています




内部のグリスを良く拭き取ります




キャップとしての機能は果たしています 元々のネジが浅いので
それほど強く締め込む事が出来ません これは元のキャップも同じです






シール剤が容器の口で硬化しているので それを取り省きます
まだ何とか使える粘度を保っています




無骨な形状ですが 回し易い様に四角にしました





これでまた車に積んでおきます 結構高価なシール材なので無駄にはしたくありません
同じ形状のキャップを使っている商品も有りますが 別途キャップだけ購入出来る所は
無いでしょうか ご存じの方がいらっしゃれば 是非お教え頂ければ有難く思います

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コンビネーションレンチ TRUSCO TMS-24

2024-07-11 20:06:06 | 色々な道具
メガネレンチとスパナが一緒になったコンビネーションレンチを新たに購入しました
少し塗装もしましたが 上手く行かない時もあります そんな風景もご覧下さい





工具の種類でコンビネーションレンチと言えば概ね同サイズのレンチとメガネが一緒になった物を表します
今回はその様な工具の 24mm を購入しました






TRUSCO トラスコ中山と言うメーカーの商品です






メガネ部分とスパナ側です






メガネ側は 15°の角度が付いています TMS-24の品番
想像していた以上の表面処理がしてあります 綺麗だと
思います




24mm のコンビネーションはすでに一本用意しています
TOP 工業の商品です






このサイズは結構長さも有りますが 仕事で使う為に
用意しています






これは加圧給水ポンプ付近の配管ですが メンテナンスの事を考え
フランジと言う部材を使います フランジの締付けには 24mm の
ボルトとナットを使います その両方に工具を使います






今迄モンキーレンチと併用していたのですが スパナをもう一つ
用意したと言う処です 長さは 31cm と今回の物は 28cm 程度です






何時もの様に工具の一部に色を塗ります シンナーで脱脂し
マスキングを行いました






塗装用のプライマー、ミッチャクロンを吹いてから
色をスプレーします






今回は水色にしました すでに何回か重ね塗りをしています






ここにもう少し手を加えます まず名前のシールを貼りました
後でクリア塗装をしてシールの保護はするつもりです






工具のサイズ標記にラッカーペンでマーキングします
ところが・・ 思っていた以上に塗料が出て 上手く文字を
なぞれませんでした、ここから負の連鎖が始まります






やったものは仕方が有りません 手直しをします
シンナーで黒い塗料を落とします、ついでにシールも
剥がしました






再度水色をスプレーします まだ塗装が柔らかいので
下地処理はしていません






何度か重ね塗りをしましたが 塗装が厚くなりメリハリの無い
塗装になってしまいました もうサイズの文字部分は塗装を剥がし
地肌を見せる事にします






艶を稼ぐ為に クリア塗装を行います この辺りまで来ると
落ち着きの無い作業の為、段々酷くなっています




マスキングを剥がしました






溶剤でもう少し塗装の見切り部分を整えます
本来しっかりマスキングで処理する事ですが
それをしなかった為の尻拭い作業ですね






今回の塗装は細かな事を気にしなければ 使える程度の仕事です
気持ちと時間に余裕が無い時は こんな仕事になってしまいます
反省しないといけません





作業環境が悪く、モンキーレンチが使い難い事も有りましたが この工具を追加した事で
仕事が捗れば良いですね





雨が多い季節 雨の後は草花も綺麗です たまに失敗する事で何が大切か思い出す事も出来て
次には雑な仕事をしない様に気を付けます

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ショートワイドモンキーレンチ 46mm

2024-07-10 20:05:23 | 色々な道具
ショートワイドモンキーレンチとは ハンドルが短く口が大きく開くタイプのモンキーレンチです
今回メーカー名も良く解らない廉価な物を購入したので ご紹介させて頂きます





この様な台紙に包まれた物が届きました 国内からの発送でしたが中国産です






台紙から商品を出しました ハンドル部にビニールコートが
されています これは国産でも最近は良く見ます






モンキーレンチの要 口の開き部分です メッキがされていますが
下地が雑です 加えて駆動部の遊びが想像以上に大きいです




これらは 私の仕事用の車に、何時も積んでいる モンキーレンチです
何故こんなに沢山必要なの? ですが その時の状況に応じた物を
使う方が仕事もはかどり良い仕事に繋がります






これは遊びの少なさと 狭い場所でモンキーの顎が邪魔になり難い
形状をしています TOP 工業(株) HY38S  実勢価格で 3000円は
超えます




これは一番良く使っています 20数年になると思います
もう同じ物が探せないのですが 予備を買ってあります






今回のモンキーの口は 説明通り 46mm 以上開きます
私達設備屋が使う器具は化粧物も多く その様な物には
遊びの大きなモンキーは良く有りません 器具の角を
舐めてしまいます




長さは 20cm 程度、口の開きから言えばかなり小さな
部類です






折角なので ルーターで名前を彫ります






文字を彫ると材質の柔らかさを感じます 良くないビットですが
金属に食い込んで行きます






文字を彫った部分を シンナーで良く脱脂します




ブロワーを使い乾燥させます






水性のポスカを使い 文字に墨入れを行います
はみ出した分は落とさなくても 何度か使えば
彫った部分だけに色が残ります






駆動部に潤滑剤をスプレーします スズキ機工(株)の商品
LS ベルハンマー GOLD です 自転車愛好家の間では潤滑効果が大きく
人気が有る商品です その効果はうなずけます





今回の商品は net ショップで 1000円以下(税、送料込み)で購入出来ました
この価格ならお試しも良いかと思っての購入でした 類似した物も沢山有りました
工具の精度から繊細な所では使えませんが いわゆる力技が許される所で使ってみます





雨の多い季節ですが 雨上がりは空気も草花も綺麗ですよね

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RUNWELL GENEX 六角レンチ

2024-07-08 20:03:08 | 自転車 工具
新潟県の相場産業(株)の工具ブランド RUNWELL ランウェル
海外からも支持されるブランドから 新しい工具が発売されました





現在は世界のピスト愛好家だけでは無く ナショナルチームのメカニックからも支持される
RUNWELL 今回新しくリリースされたのが この X型ハンドルの六角レンチ GENEX です






新潟県からこの様にして商品が届きます




ここからの荷物は開梱する時からわくわくします






RUNWELL の文字が入った 高品質の袋に入っています





相場社長が 5年の歳月を掛けて商品化出来たと仰る X型ハンドル フラットタイプ 六角レンチです
発売前から写真を小出しに SNS 等で見る事が出来 凄く美しい工具だと思っていました






六角部分とローレット加工 丸棒には文字が印字されています




これがハンドル部分 良く見る T型では無く X型と呼ばれる
形状です






丸棒の頭部分はねじ込みで外す事が出来ます




奥にハンドル部分のパーツが見えています






ハンドル部分の六角を抜く事が出来ます 綺麗な工作です






丸棒先端の六角ハンドル挿入部です 左右で形状が違います
どちら側からも差し込めますが 所定の位置にハンドルが収まるのは
片方だけです






本体に丸棒を使う事で捩れが少なく ダイレクトに
感覚が伝わるそうです サイズは 4mm 5mm 6mm が
用意されています





今回の工具には色々な拘りも有り 自転車整備でこの寸法が良いでしょうと考慮された部分も有ります
その様な所はまた実際に使ってみてご紹介させて頂きます





発売前に見ていた写真以上に綺麗に作られた工具です 価格はサイズに依って異なりますが
5mm で 3696円(税込)です 海外からの反響も多く発送に追われているともお伺いしました

RUWELL オンラインストアです

GENEX

スリムで角が無いハンドルが実現する快適な握り心地と、X型ハンドルによる新たなトルクの伝達感。定番のL型やT型とは一味違う作業性をご体験ください。安心して使える「フラ...

RUNWELL

 


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