前回 完全切断にて1回で加硫出来なかった残りのワイヤー部の埋め戻し作業
引き続き同様処理し 画像を焼付け中
全周修理を頂いておるので 表面ワイヤー埋め戻しと同時に
ゴム型範囲内の裏面芯金処理をする
**** 芯金はどの様な状態になると緩む・脱落するのか?を説明します ******
画像は上記 切断修理部範囲内の芯金緩み修理にて 切り取ってしまった残物
芯金が埋まっている転輪あたるゴムが1箇所裂けている 又
隣もキズついている
裏面を見ると 茶色に錆ついている処が新品なら 周辺の黒色と同じく
なっていなければならない
所謂 芯金とゴムが 剥離 している事になる
現在作業中のクローラーは芯金底部が密着しておるので 上面のみの埋め戻し
で 収まる? のではと思ってはいるが全てを剥ぎ取った時に何箇所か取り外さ
なければならない芯金出て来るだろう~
この様な状態に手を施こさないで 其のまま使用すると除々に錆部が大きくなり
脱落へと進行する
その後 ワイヤーに水が浸透し ワイヤー切断によるクローラー完全切断へと
進行していく
クローラーお持ちの方は切り取ってまで ゴム中の様子を見る事出来ないでしょうが
目安として 芯金を指で揺さぶってみれば 大凡の見当が付くと思います
ガタ付く様でしたら 完全に緩んでいます
田んぼに入り稲刈り中に芯金脱落してしまったら移動出来なくなる事ぐらいは
稲作農家の方は充分承知の上と理解しております