トラックローラーを走る場所が全周に渡り亀裂が入り さらにワイヤー両側切断している
クボタコンバイン SR35 仙台00嵐商会さまより依頼されてから数十日も
経ってしまった
緩んでいる芯金を全て取り外し 埋め戻す作業を続け ようやく 最後一回の
加硫で完成する
通常の修理は 前写真の状態で古いゴムを削りだし 新しいゴムを盛り付け
加硫となるのだが 切断していないワイヤー上のゴムが部分剥離している
このままの修理では ワイヤーと新規ゴム密着しないので ワイヤー出るまで
古いゴムを剥ぎ取る
本来はワイヤーが平坦になっているのだが 「波」うっている
ゴムに隠れているので 剥ぐまでは解からない
(クローラーメーカーの何らかの都合で波打たせてしまったと思われる ・・・・チョット
失敗したのかなぁ~~?)
凸凹になっている面を新しいゴムで出来るだけ平坦にし 芯金を並べる
何時ものごとく 芯金を生ゴムで埋め尽くし 加硫前とする
表面 ワイヤー見えるまでの「キズ」があり このままにして使用するとワイヤーが錆
切断する可能性あり この表面修理も「まごころサービス」として直す事にした
・・・・・ SR35修理は不都合だらけであった 長いゴム型あるものと思い
全ての芯金外し終わったところ「短い型」であったりで
短い型で2回の加硫をした後 「長い型」の造り直し
修理入る前に「型」確認を第一にしなければならないと
反省させられる修理であった ・・・・・・