11月17日(土) 立山雄山山スキー 日帰り アクセス(富山側)
出発 立山駅8時10分(臨時) 帰り 室堂15時50分(臨時)
山スキーを始めてやっと、ここまでたどり着きました。
立山は山スキーの聖地ですね。どこでも滑れます!あなた次第です。
山スキーヤーの間では11月の立山はシーズンインの場所
たくさんいました。
今年のGWで涸沢で知り合った、群馬のWさんと約束!室堂駅で待ち合わせ。
(長野側は富山側より到着が遅い 交通費 長野側8000円 富山側3780円JAF割引)
車中前泊でゆっくり15分前に立山駅へ行ったら8時のケーブルカーはいっぱいで
臨時便の8時10分で山頂へ、高原バスではスキーの手荷物代300円徴収されました。
弥陀ヶ原周辺から雪が積もっていて、道路は凍結していました。
<朝一番のハイクアップ>
室堂に9時20分到着で35分待ち合わせまで時間があるので、抜け掛けして1本
足慣らしにハイクアップして目の前の斜面を滑る。(一番上の写真斜面)
あともうひと降りドカーンと降れば最高の雪状態ですが、十分滑れます。
6カ月ぶりの再会をお互い喜び、この景色にすこし興奮気味でしたが
すぐにどこを滑るか決め、一ノ越を目指し雄山山頂を狙う事にしました。
<浄土山の北東面いい斜面です。>
意外と一ノ越、最後の登りが辛く浄土山斜面を滑る人を見るとあそこにすれば
良かったと思ってしまう辛さがある。
尾根に出ると風が強く、ガスの火が消えるくらいの強さだったが時よりなくなるので
何とかおでんが食べれました。
<雄山の南面>
W氏が一本少し滑りましたが危険です!雪なくガリガリアイスバーンです。
<一ノ越の南側の沢>
ここも雪が付いていません。
後立山、槍ヶ岳方面が良く見えました。(初めてでこの景色!やめられませんね。)
<雄山の尾根ハイクアップ>
今日は風が比較的ないほうだったと思います。
山スキーヤーのほかに、登山者も登っていました。
アイゼン、ピッケルは必要(ない人も登っていましたが、自分の身は自分で!)
<雄山山頂>
山頂は別世界でした。
風が時より強く吹き、肌が出ているところは突き刺す痛さ!
この条件で、アイゼンを外したりスキーを付けるのは手がかじかんでいるので
至難の技です。
写真も撮る気になりませんでした。
<山頂直下の斜面 右側から滑った。>
選択ミスだったか?山頂付近はまだ岩が出ていてルートを選んでしか
滑れなかったです。こけたら岩に激突ですから!(さすがに慎重に選びました。)
<雄山の山崎カール付近>
3000mからの滑走になるので、室堂に戻るには緩斜面を入れるとロング
滑走できますが、雷鳥沢へそのまま滑るのがベストですね。
今回日帰りなので時間切れ!
<風吹く浄土山>
こんな感じで、山頂に雪煙が上っている時はかなりの風が吹いているので
山頂を目指す時は、考慮して滑走ルートを選択しましょう。
今回この時期に、初めて立山に来て天気に恵まれて良い経験になりました。
パウダーを狙うなら、北斜面を選べばどこかに残っているかも。
雷鳥沢は確かに滑って見たいルートだが、立山にはたくさんのルートがあるので
ロング滑走がしたいのか、パウダーを狙いたいのか、目立ちたいのか
目的を決めていくらでも選択できますね。
今度は春の高原バス開通時期ですか!! 楽しみです。
天候がよくてよかったですね。
しかし、日帰りとは!
私はてっきり2,3泊しないと行けないものだと思っていました。
いや、それにしても美しい!
これは病み付きになりますね!
ほんとうに素晴らしい所だと思います。
次は何処を滑ろうか?また想像してしまいます。
登ってスキーで滑る最高です!登った者だけが滑ることができる。山スキーは登山の究極だと思います。