山登りとバイクの旅

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常念岳(一ノ沢左俣) 山スキ- 

2023-04-27 17:38:02 | 山スキー
4月23日(日) 常念岳 冬季林道通行止め解除したので山スキ- 日帰り 行動時間 10時間44分 晴れ



日曜日にtooruohさんがご一緒してくれるそうで、林道が開通した常念岳か?
定番の針ノ木岳ですか?ねと提案したら、常念岳にも反応してくれて雪の状況が分からないですが、
まだ早いので沢筋には雪があるでしょうと何とかなるかな的なノリで決定

土曜日は風が強く明日はカリカリかなと思ったけど、風もすくなく条件は良かった。

午前中に登頂するとカリカリ斜面かなと時間的に4時出発かなと思ったけど、
少し遅くして5時にでて朝はどんより雲が山に掛かりあれと思ったけど、雲海かなといいように考え、
そのうち晴れて来るでしょうと登り始めると、1時間くらい歩いたらガスが
切れてきて雲が掛かったいた木に霧氷がうっすら掛かっていて綺麗でした。

常念岳の東斜面の雪山が見えて雪あるあると安堵。山頂まで繋がっているのでスキーと靴担ぎ辛いけど頑張る。
当初は乗越しへ登り上げて夏道で上がる予定でしたが、雪が繋がっているしアイゼン歩行の練習、
雪の状況を確かめる為にも一ノ沢左俣を提案したらいいよ~と言ってくれるので直登する事に!
やっぱり急登で、クラポン付けずに登れる所で私はアイゼン歩行に切り替え、
乗越へ夏道へトラバースも選択肢に有ったけど、このまま直登続行!
もう少しで稜線へ登り上げるという所で、ガリガリという音がして話し声が聞こえ誰か?
滑って来たか?と上を見ると3人が滑って来た。
まさか私達以外にスキーヤーがいるとは思って居なかったので少しうれしくなりましたね。
午前中はやっぱり上部はカリカリで滑り難そう、この下、右側は朝まだ日が当たってなかったので
左側がいいよと教えてザラメになっているよと教えてかっとばして滑って行った。
このまま真っすぐ登ると少しハイ松が出ているしジグザグに登らないといけないので右側の一直線の斜面を登り稜線へ

山頂直下100mくらいの沢で登ると夏道が見えていたのでアイゼンを外し山頂へ
意外と人がたくさんで、三又の方から来た人達と一ノ沢から来た人で、10人くらいは居たかな?!
私たちが最後の登頂者となり山頂でゆっくり、カップラーメンを食べて13時まで居ました。
山頂からスキーを履いて滑走!途中エントリー口まで少し雪が切れていたけど
気合で突破一ノ沢を上から滑れて良かった。
下から登ってこなかったらエントリー口経験が無かったら分からないかもしれませんね。
帰りは笠原沢の手前まで滑走して1時間弱スキーを楽しめました。
10時間以上かかっているけどスキーで滑れたのは1時間と
少ないけどなかなか思い出になる滑走が出来ました。

次回はもう少し雪が多い時に来てみたいですね。

前日道の駅 ほりかねから常念岳 雪すくな

2時間歩き笠原沢まできたけど、まだスキー歩行出来ない

5年前に滑った沢、雪は少ないけど頂上まで繋がっています。

右岸に渡りやっとスキー歩行

2個目の沢

乗越しへ登っても夏道になるので、私達は一ノ沢左俣を登る事に!

左方向に伸びる一ノ沢左俣、真っ白!

乗越へ常念岳の稜線へトラバースするか?直登するか?悩んだけど
直登することにしました。私はアイゼン歩行の練習だと思って切り替え!
tooruohさんはスキーで行ける事までと頑張る。

この角度、乗越しより登ったな~

もう少しで稜線という所で上からスキーヤーが!
私達だけでなくまだ物好きが居ました。なんか嬉しくなった

アイゼンワークでガンガン直登する

稜線に登り上げました。何度か気を失いそうになったけど

山頂に到着 奥穂

槍ヶ岳

tooruohさんを山頂で待ってランチタイム後 記念撮影

常念岳スキーで初だそうです。

お楽しみタイム 山頂から滑走

一ノ沢左俣のエントリーポイント

豪快に滑走 少し硬かったけどエッジは効いた。

標高差約900mを滑り降りる快感!

一直線に登る沢なので写真は撮りやすい。

一ノ沢良かったです。

真ん中の沢筋に私たちが登った跡が残っていました。
疲れた。

またスキーと靴7kgを担がなければ 計18kgくらいの荷物

ゲザーン


雪少ない年ですが沢筋にはそれなりに雪はあり楽しめました。