山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

GW2回目 北岳肩の小屋から山スキー

2017-05-04 12:41:31 | 山スキー
5月3日(水) 夜叉神峠から北岳肩の小屋 日帰り山スキー
      行動時間 13時間50分 天気 晴れ時々くもり



GW前半に爺ヶ岳へ登り、中2日で北岳へ
天気は3日が良く、風が弱い!
身体の疲れはまだとれないけど、栄養補給は十分出来た。気合いは十分^_^条件は揃ったので決行です。

5年前に行っているが、12時間掛けて肩の小屋までしか行けなかったが今回は?

前日17時に夜叉神峠へ入り、19時過ぎに寝ました(^_^*)

1時50分に起きて3時ちょっと前に出発
久しぶりのチャリに3度休憩(^_^*) 1時間半で広河原に到着 前回より10分ほど遅い


広河原の吊り橋から見た北岳行きは待ってなさいと思ったが・・・

朝日が当たり始めました。

1850m付近から河原に雪が出て来ましたが、シール歩行はもう少し先です。

1900m付近ここかスキーシール歩行に切り替え
広河原から約2時間スキー靴だと歩きにくい

すぐにデブリランド
3日目ですが、大樺沢が全部雪崩で埋まっているのは初めてかな?

2m以上のハーフパイプ(^_^*)
帰りはここが一番滑りやすかった。

二股から右俣を登りました。取り付きが急登で写真を撮る余裕なし
開けたここでやっと余裕が出来た。

沢は雪崩で埋まり滑れたもんじゃない(^_^*)
白く広いこのオープンバーンは素晴らしいです。

この後もヒーハーして稜線まで登り最後の稜線取り付きは雪庇が前回より大きく雪庇が張り出してない下までトラバースしました。雪は緩み問題無く取り付きましたが、雪が締まっていたら滑落に注意です。一歩一歩慎重にこの斜面落ちたらと緊張しました。
ここも写真撮る余裕なかった。

私が稜線に取り付いた時に少し下に草すべりから登って来た人が!
アイゼン歩行に切り替え準備してたら追いついて来ました。
少しおしゃべりして先に行きましたが、軽アイゼンにストックだったので北岳へ登るなら諦めたらと言おうとしましたが・・・肩の小屋手前の岩場で断念して帰ったようです。


私も肩の小屋まで9時間超え
疲れた身体に急登な登り下りする気力、体力、技量なく肩の小屋で山頂登頂は断念(^_^*)
もう歳だし次回再挑戦しても日帰り登頂は厳しいな〜

これで気持ちが楽になり、写真撮る余裕が出来きた。

仙丈ヶ岳に甲斐駒ケ岳

中白峰沢ノ頭稜線

山頂すぐに見えるけど遠かった北岳稜線

最後に富士山
大休憩し準備体操して滑走準備

肩の小屋すぐ手前からドロップです。
今日は雪も緩み、風もなく条件はバッチリ
5年前に滑った経験あるが間違えないか?
下が確認出来る所までトラバースして滑ります。
コケたら沢に滑落するのでここも緊張しました(^_^*)
失敗出来ないターンを3、4回し下が見える所から
快適な滑りが出来ました(^o^)/

写真で見るとゆるく見えますが、かなりの急斜面です。
岩場の左側を周り滑りました。
岩場と岩場の間を滑りたかったが小屋のトイレくらいから入ればいいのかな?

オープンバーンの快適斜面は続きます。
9時間掛けて登っても滑るのやめられませんね〜
ほとんど病気ですかね(^_^*)

しばし滑りに酔いしれる。
シュプール見て感激

二股まで30分で滑って来ましたが、ここからは試練です。どこ滑るの?
やっぱあのハーフパイプに板を当てて滑るのが一番楽でした。

行きに左岸から右岸に渡り川渡りで足ポチャ
濡れずに済みましたが、スキー靴だと歩きにくいですよね。

帰りに間ノ岳

農鳥岳の山を見るとまた行って見たくなります。

今回単独で行きましたが、一人もいろいろ自分で考え判断し感覚を研ぎ澄ますには良いですね。
ただ、もしもの事を考えるとパートナーが欲しいな〜危険が少ないルートならまだしも
自然が相手なので、何が起きるかわからないので、単独は避けるべきだが、日程と条件がなかなか合わないので難しいよなぁ!

今日ブログアップしてまた山へ行きたくなったが、今日、明日は息子、嫁が野球合宿のため、わんちゃんの子守り

どこか連れて行こうかな(^_^*)