山登りとバイクの旅

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小谷温泉から天狗原山目指すも敗退

2017-01-05 10:41:50 | 山スキー
1月4日(水) 小谷温泉から天狗原山
                       行動時間 9時間30分 天気 雲のち雪



あけましておめでとうございます。
今年もぼちぼち投稿します(^o^)/

連休後半、時間はたっぷりあるので2000m級で森林限界を越えない、初エリア、ロングランのコースを考案
今思えば雨飾山にすれば良かったかな?(^_^*)

天候は後半から雪で荒れ模様になるので、尾根登りの天狗原山を選んだのだが、白馬に来ても雪がなく不安だったが、小谷温泉まで上がったら道端で50cmくらいは有るので予定通り決行

初めての所なので、尾根取付きで明るくなる時間に林道を4時45分くらいに出発
思いのほか林道が長く感じる。ショートカットを試みるが失敗、雪少ないし時間が掛かってしまった。

1050m付近の取付きも場所も雪が少ないだろうと判断し、地図の登山道らしきルートを探すも
分からず尾根沿いに行こうとルート変更したのが判断ミスだったかもしれない。

細尾根でスキーで登高する限界
木、枝、藪がうるさく思い通りまっすぐ進めない。
ここでシールのストッパーフックが破損した。
マジか!これはお告げか?と思い早々に敗退しようか?と思ったが
タイラップでテール部を固定し剝げることがなかったので前へ進む。

次はヤバい箇所(崖)がありスキーを外して登り詰めた。
帰りはどこを降るか心配だー
正直ここで辞めようとしたが、まだ時間があるので11時リミットでまで登る。



遠くに雨飾山が見えてあっちにすれば良かったと後悔があったが
何事も経験・勉強と思い進む



朝目覚めた時は、パラパラと雪が降っていたが、分岐の林道から(夜明け)
ウザイ藪の通り抜けまでは、少し天候は良かったがだんだん風が強くなってきた。
天気予報通り
雪庇拡大中・・・



10時頃からは時折激しい風が襲う。
尾根なのでルート‐ファインディングはわかりやすいが、風の通り道なので仕方ない。



夏道との合流地点(標高1500m付近)は雪が豊富で
ウザイ藪は消え、どこでも歩ける、滑れる。
この時点でタイムリミットが迫る。
ブナ原生林の素晴らしい所まで上がったのでもう少し登る。
上空で雷が鳴る、厳しいコンディション
1650m付近で気が付いたらタイムリミット大幅オーバー
下りの厳しい藪を考えるともう限界、戻れなくなる。

コンパスの下山予定時刻は13時にしている。(甘く見ていた)

最高地点より1500m付近まではスキー滑走できたが
後はスキーで下りるのみ。



2回くらい雪庇に亀裂が入りギリギリ、助かった。
2,3月になったらどんだけ成長しているのだろうか?
またリベンジを誓って逃げるように下りる。



革新の細尾根をどうクリアするか?
一つ手前の尾根を探すがここも滑れる所なし
開けた沢があったので、慎重に下りて何とか林道へたどり着く。

安心したがまだ終わりではない。
まだ長い林道が待っている。
シールを付けるも、雪が付き片方は使い物にならない。
片方だけでなんとか登り、滑りは左足、登りは右足で林道走破



車まで戻って来た時は、ホットした。



降りてきたら雪は、湿雪でウエアーはびしょ濡れ
立ち寄り湯できますか?と聞いたら500円と言われ即答
トイレとお風呂を案内され館内は古く歴史を感じます。
さすが江戸時代創業 老舗宿

温泉も柔らかく疲れた体を癒してくれました。


さすが標高850mの小谷温泉
白馬とは別世界です。

久しぶりの雪道を体感して、下道で少しだけ高速、6時間半掛けて
無事帰宅。

疲れたけど、連休最後にふさわしい旅でした。