再びお便りをいただきました。
まず問題を整理しておきますと、
問題やコメントが錯誤しているようですが、冷静にいきます。
学校へ、個人情報第三者(PTAへの)提供禁止請求しました。
学校からの返事「入学説明会で学校が口頭で承諾を得て、新一年生の情報提供をしています」「ただご指摘をふまえて今後は口頭ではなく書面で承諾を取る方向で考えています」
個人情報第三者提供は、口頭の承諾では駄目ではないでしょうか。
また、会費の引き落とし差し止め請求について。入学時の説明会で口頭で説明し、「学費等納入金貯金口座振替申込書」の記載、提出でPTA入会と受け取り、会費引き落としをしているとのことです。これは許されるのでしょうか。
上記二つとも、書面はなく、聞き覚えもありません。「○○小学校の保護者は全員PTA会員です」と書かれたプリントは残っています。
承諾は、理論的には口頭の承諾もあり得ますが、
個人情報の第三者提供については
少なくとも、
提供する情報の範囲と、情報利用の目的を
しっかり特定した上で承諾をとる必要があります。
入学説明会の口頭の説明では、そこまでしっかりしたものができるとは考えられませんし、
承諾があったなかったでもめるのは目に見えていますから
書面にした方がよろしいでしょう。
また、会費について、
払った分については、
「加入義務があると認識していたが、
義務がないなら加入するつもりはなかった。
よって、返金してほしい。」
と申し入れれば良いと思います。
これは、民法用語でいうと錯誤無効の主張になります。
もし、返金に応じないようであれば、
錯誤無効だと主張しつつ、
詐欺として警察への告発も考える
というような対応になります。
もっとも、ここまでしなくても普通の違法PTAは
(「違法」PTAに普通とそうでないというのは奇妙ですが)
返金に応じることが多く、
どうしても返してほしければ、
簡易裁判所や警察マターになります。
また、まだ払っていない分については
入会しない、ないし退会の申し出をして
もう払いません、と申し入れ引落しを止めてもらえばいいと思います。
もし、それに応じられないという反応が出てくると
いささか大事ですので
やはり裁判所、警察マターになってきます。
とまれ、
加入義務がないものを、加入義務があるかのように装って
自動的に回避を納入させるというPTAの運営は、
違法な詐欺行為であり、不正義です。
法の支配の理念からすれば、
PTAだろうがなんだろうが、まず法の枠組みに則って運営すべきであり、
良いことをやっているんだから、違法行為をしてもいいだろう
という開き直りは許されない、というところからスタートしましょう。
まず問題を整理しておきますと、
問題やコメントが錯誤しているようですが、冷静にいきます。
学校へ、個人情報第三者(PTAへの)提供禁止請求しました。
学校からの返事「入学説明会で学校が口頭で承諾を得て、新一年生の情報提供をしています」「ただご指摘をふまえて今後は口頭ではなく書面で承諾を取る方向で考えています」
個人情報第三者提供は、口頭の承諾では駄目ではないでしょうか。
また、会費の引き落とし差し止め請求について。入学時の説明会で口頭で説明し、「学費等納入金貯金口座振替申込書」の記載、提出でPTA入会と受け取り、会費引き落としをしているとのことです。これは許されるのでしょうか。
上記二つとも、書面はなく、聞き覚えもありません。「○○小学校の保護者は全員PTA会員です」と書かれたプリントは残っています。
承諾は、理論的には口頭の承諾もあり得ますが、
個人情報の第三者提供については
少なくとも、
提供する情報の範囲と、情報利用の目的を
しっかり特定した上で承諾をとる必要があります。
入学説明会の口頭の説明では、そこまでしっかりしたものができるとは考えられませんし、
承諾があったなかったでもめるのは目に見えていますから
書面にした方がよろしいでしょう。
また、会費について、
払った分については、
「加入義務があると認識していたが、
義務がないなら加入するつもりはなかった。
よって、返金してほしい。」
と申し入れれば良いと思います。
これは、民法用語でいうと錯誤無効の主張になります。
もし、返金に応じないようであれば、
錯誤無効だと主張しつつ、
詐欺として警察への告発も考える
というような対応になります。
もっとも、ここまでしなくても普通の違法PTAは
(「違法」PTAに普通とそうでないというのは奇妙ですが)
返金に応じることが多く、
どうしても返してほしければ、
簡易裁判所や警察マターになります。
また、まだ払っていない分については
入会しない、ないし退会の申し出をして
もう払いません、と申し入れ引落しを止めてもらえばいいと思います。
もし、それに応じられないという反応が出てくると
いささか大事ですので
やはり裁判所、警察マターになってきます。
とまれ、
加入義務がないものを、加入義務があるかのように装って
自動的に回避を納入させるというPTAの運営は、
違法な詐欺行為であり、不正義です。
法の支配の理念からすれば、
PTAだろうがなんだろうが、まず法の枠組みに則って運営すべきであり、
良いことをやっているんだから、違法行為をしてもいいだろう
という開き直りは許されない、というところからスタートしましょう。
今日学校からの配布用紙にこんなものが。
「H28年度も小学校PTA会員の方は、ケータイ連絡網へ再登録してください。再登録しないと、緊急メールは受け取れません。」
PTA会長、校長連盟です。
つまりは、連絡網へ登録したらPTA会員ですよ、PTA会員でないと、学校からの緊急メールは受け取れませんというものです。
ケータイ連絡網が、PTA活動なんて今まで知りませんでした。
個人情報第三者提供の禁止については、学校側が問題だと認めました。
本日、校長から「地区登校班名簿に関する確認書」として、地区登校班名簿作成のために、PTAに情報を提供することに同意するか否かの確認書が配布されました。一歩だけ前進したと思います。今まで提供した事への損害賠償請求は、考慮中です。
詐欺の入会・会費引き落とし停止、返金については、まだ進捗中です。また報告させていただきます。
争点は「学校行事の中で保護者がPTA非参加であることを理由に差別的な取り扱いをすることが許されるか」です。
ちなみに学校所在地の都道府県担当部局からは適切ではない旨回答頂いております。
どうか、で話は変わってきます。
平成27年度の会費は、詐欺や脅迫で
とられたもので、平成27年度も会員ではなかった
と主張するつもりなら総会出席権は
ないかもしれません。
とはいえ、
PTAは入退会自由なので、
総会に出席し、その場で退会意思を表示すれば、
総会までは会員であり総会出席権はある、が
総会以降、退会したわけで、
それ以降の会費の引落しがあっても、
不当利得であり返金が請求できる
という措置になるのではないかと思います。
なお、PTA会長が会費を横領していたといった事実
があるなら、
総会で公表する以外にも
それこそ警察に告発したり、
教育委員会に問題を指摘するなど、
総会で暴露ということ以外にもいろいろ方法があると思います。
そうした問題は弁護士さんに相談していただくと
スムーズと思います。
(また、いきなり相談というのは費用が、
ということでしたら、近年、
自治体が無料法律相談会をやっていたりするので
調べてみてはいかがでしょうか)
ご参考にしていただければ幸いです。
木村先生のお返事を元に、総会頑張ります。
総会で公にして皆に判断してもらいたいのは、営利目的でPTA活動をしていたと思われる件です。(今は詳細控えます)10万円~30万円を越す経費の事業で、規約には、任意加入である文言はありませんが、「営利目的とする行為は行わない」「営利的行為に利用しない」との記載はあります。このことは他の会員も一緒に考えて判断することだと思うので、公に意見を言う場が総会しかないので、総会で質問しようと思っています。
弁護士さんですが。強制加入のことなどの相談に、今までの議案書と「○○小学校の保護者は全員PTA会員です」と書かれたプリントと「個人情報第三者に提供していました」「口座振替申込書で入会の意思を確認した」と記載ある校長からの手紙を持って、無料相談の弁護士にも相談済みなのですが、かなり年配の男性で、PTAのことも一から説明したのですが、理解していただいた印象はなく、他の法律相談窓口にも相談したことがあるのですが、同じようにPTAの問題などを詳しく知っておられることはなく、こちらが一から説明するのに時間を取られるため、はっきりいいますと、役に立たないというのが本音です。弁護士保険に加入しているのですが、本当は熊本PTA裁判の岡本さんの弁護をされてる方のようなPTA問題を勉強されている方に弁護していただければ、費用をかけても訴状をだす後押しになるのにな、といまだ訴状をだせない優柔不断な状況になっています。簡易裁判所に少額訴訟することも考えましたが、通常裁判になったときの負担を考えると、やはり一歩踏み出せません。岡本さん敗訴の影響も大きいです。長文になってしまい、すいませんでした。
その後の報告です。事前に教育委員会と校長に力をかけ、総会は出席しました。総会ではじめて、会長から任意加入であること、非会員でも子供は差別しないことを公に口にされました。(その後はよくある言い訳や子供のために協力を・・・とかでしたが。また、自身の営利的行為については説明ありませんでしたが)
早速校長に会費を差し止めてもらい、二度とPTAに関わらないことで、平穏に過ごせると思ったのです。全国に同じように苦しんでおられる方がいること、そのほとんどのかたが、法や公の場で発言できる知識や力がないかた、経済的裕福ではないかた、家族への影響がこわく、泣き寝入りしている方が、多いと思います。懸命に子供を守っている保護者のかたのため、日本国憲法・民主主義を守るため、そして自分の子供に、人の権利を守ること、人をだますことはしないこと、故意でなくても傷つけてしまったら、謝罪し、改善にむけて努力すること、自分の時間・財産の使い方について一つずつ自分で考えて生きてほしいという願いもあり、公に動く決意をしました。弁護士をつけないので、負ける可能性が高いかもしれませんが、息子と娘が同じような問題にぶつかった時、今このまま終わっては、一緒に戦ったり、守ることができないと思います。
証拠は書面、録音でそろえました。口座振替申込書のコピー、引き落とされている通帳のコピー、「○○小学校に在籍している児童の保護者は全員がPTA会員です」とかかれた手紙、今までの議案書、「学費等~口座振替申込書の記載・提出で入会と受け取っている」と書かれた私への返事の手紙があります。負けるのはこわいですが、覚悟はできました。
木村先生には、訴訟の争点を相談させてください。
U+2460被告PTA。岡本さんとほぼ同じように、義務だと錯誤させた脅迫、詐欺による会費納入、活動強制のため、会費返金請求と損害賠償請求U+2461被告学校長または校長を指導する市(または市の教育委員会)「入学説明会で校長が学校徴収金とPTA会費の徴収方法を説明して学費等納入金入金口座振替申込書の記載、提出でPTA入会と受け取っている」ことへの校長の服務規程違反、見守り当番に必要な資料作成のために(相手は口頭で承諾を得たといっていますが聞いたことないです)情報提供をしていたことによる個人情報保護法違反による損害賠償請求U+2462訴訟ではなく、文部科学省、教育委員会への書面でも問題提起(電話や直接話をききにいったりしましたが、案の定、責任の転嫁や今後検討しますなど、真剣に回答は得られなかったため、期待できませんね。)
熊本の岡本さんの裁判の経過、判決理由をみると、争点が大事であると思っています。加えて、総会で任意加入であるとはじめて会長が話したため、総会後すぐに校長に会費引き落とし差し止め請求しましたが、同じく熊本の裁判所の判決理由を解釈すると。任意であると認識したらすぐに、義務であると錯誤させて会費納入させ、活動させた、任意であるなら会費納入も活動もしなかった、よって引き落とし差し止め請求、会費の返金、結社しない自由を侵害させられたとして損害賠償請求を書面でした方がいいのではないかと思っています。
もし証拠の写真など必要でしたら、送信します。
最後になりましたが、木村先生や他の方も指摘されてないことについて伺いたいです。PTAの活動は、男女差別を子供に助長させているとも思います。自身の学校のPTAでは、歴代会長は自営の男性が続いており、以下会員として無償活動しているのはほぼ女性です。規約には会員は保護者と教師としながら、会費も役員くじ数も家庭単位=母親もしくは、シングル父親単位、活動免除は赤ちゃんがいる家庭だけであり、シングルで休み無しで働いている方は免除にならず、赤ちゃんがいても父親が活動すればいいし、母親が赤ちゃんの世話で大変なのと、シングルの方が仕事などで大変なのは同じことを指摘すると、「普通の男の人はPTA活動なんてしないでしょう。シングルの人は、自分の勝手な理由で離婚したんだから、仕方ない。」(実際にあった会長からの発言です)保護者とするなら、保護者一人あたりの会費と活動義務でするべきだとずっとゆってきましたが、無視され、他にも全国共通の問題がたくさんあり、そんな団体に属しているのがとても不快だけど、本当に保護者の義務であると思っていたため、あえぐことしかできませんでした。強制入会でPTAが横柄になった結果だと思います。
PTAをテーマにして話していた回なのですが、木村さんがあまりにも理論武装の(屁)理屈ばかりで、心が無いと思いました。
木村さんのように頭脳明晰で自分の意見は絶対に正しいのだというような方が「憲法に違反するからPTAに参加する必要は無い」
とメディアで声高に叫ぶ事で、何の役割も持ちたくない、楽をしたい、お金も払いたくない、でも何かと言うと不満ばかりのモンスターペアレントが
木村さんの(屁)理屈を借りて「強制は犯罪だ!PTAは自由参加だ!」と言い出しているように思います。
そして木村さんのような人が増えてしまったら、どんどん人との繋がりが希薄になっていくと思います。
これはPTA云々ではなく、木村さんのような考え方のが増える事を危惧して思う事です。
木村さんは自分は立派な正論を言っていると自信をお持ちだと思いますが、一方で、自分さえ良ければいい、
という自己中心論だとちょっとでも自覚して欲しいなと思いました。
確かにPTAには無駄が多いです。でも、法律を盾に揚げ足取りのように批判している人というのは、すごく個人主義だと思います。すごく勝手な、個人主義です。
だから木村さんの主張には心が無いなと感じたんだと思います。当然愛も無いし、理屈で批判はするけど自分では何もしない。
アメリカのように、何でも法律、何でも個人主義、気に入らなかったらすぐ弁護士、すぐ裁判…木村さんの主張って、思考の欧米化ですよね。
木村さんの言っている事は間違っていません。でも「強制ではない」「楽しい人はやればいい」と終始強調されていましたが、
『イヤだったけどやってみたら楽しかった』があるんです。
イヤならやらなきゃいい、強制したら法律違反だから!
だなんて、何でもそうやって判断しているのでしょうか。
大人だって最初の一歩を嫌がったり躊躇ったり逃げたかったりする事はあります。そんな時、木村さんのように
「これは法律違反だからやらなくていいはずですよね」と席を立つ事は、単に理論武装で面倒から逃げ出しているだけです。
ちょっとでも気に入らなかったら、「強制じゃないですよね!」「法律違反ですよ!」「弁護士立てます!」。
もし木村さんのような言動をする人がいたのなら、皆から避けられるのは当然だと思います。
でも木村さんは自分は何も間違っていない、むしろ自分は被害者でイジメを受けている、これは犯罪だ!と言うのでしょうか。
木村さんの味方は、『やる前から、そもそも何もやりたくないのでPTAそのものに不満を持っている人、
どうにか何もやらずお金も払わず子供は平等に扱ってもらおうという人』だと思います。少ないですよ、実際は。
頭が良すぎると、心や人との繋がり云々と言われたところで、「それは個人で感じ方違うから。各々が判断してやればいいし、
繋がりだきゃ自分で自由に考えて動けばいいことだから」と一刀両断して切り捨ててしまわれるんだなぁと思いました。
木村さんにとっては簡単な事なのだと思いますが、PTAへの実質的強制参加によって世界が広がる事だってあるんです。
強制力があったからこそ、あったお陰で、です。そういう庶民的なコト、ご存知ですか?
「強制したら犯罪」「役員決めの為の集まりは監禁「PTAへの名簿渡しは個人情報漏洩」…
そんな考えで全てを判断するのは頭がカチンコチンだと思います。
実際に何年も深く関わりPTAの無駄を見直し改革をしてきたレモンさんがPTAをあれこれ言うのならわかります。
でも、木村さんはいちいちあれは違法だこれは違法だと批判しているだけ。どうして「強制加入は許されない」視点しか無いんですか?
木村さんはレモンさんのように何年PTAで汗水たらしたんですか?
東大の人は特に人の意見を聞いたり自分の意見を曲げたりしないと聞きますが、まさにそんな堅苦しい理屈三昧の理論武装で、
木村さんの主張には大切なものをぶち壊す人間性の乏しさを感じずにはいられませんでした。
PTAに無駄が多いこと、改革が必要な事、それはわかりますし同意です。色んな家庭もあるし、皆が皆同じ生活でもないのもわかります。
でも批判するにしてもレモンさんの言う事の方が木村さんの何万倍も納得出来ました。
そこに人としての心があるからだと思います。
コメント欄なのに長々すみません。有難うございました。
>木村さんがあまりにも理論武装の(屁)理屈ばかり
屁理屈 = まるですじの通らない理屈。道理に合わない理屈。
木村先生の仰ることの、どこに筋が通っていないというのでしょうか?
>心が無いと思いました。
>自分さえ良ければいい、という自己中心論
「PTAは素晴らしいんだから、やるべきだ」 と、自分の価値観を押し付け、嫌がる人に無理強いするなんて、それこそ心が無く、自己中心的でしょう。
現状のPTAに批判的な人間は、楽しく活動している人に、「そんなのは無意味だから、やめろ」 なんて言っていません。
「PTAに価値を感じ、やりたい人は、やれば良い」、と認めていますよ。
>『イヤだったけどやってみたら楽しかった』 があるんです。
>PTAへの実質的強制参加によって世界が広がる事だってあるんです。
>強制力があったからこそ、あったお陰で、です。
被害に遭っているうちに、最初は嫌だったのが快感に変わるかもしれないから、痴漢やレイプは許される、みたいな理屈ですね。
私は、本部役員経験者ですけど、やって良かったとも楽しかったとも思っていないですよ。
「楽しくなかった」 だけなら、まだマシ。 PTA活動を強制れたことによって、失業したり、心を病んでしまった人だっていますよ。
そういう人もいるという可能性が少しでもある以上、強制はダメでしょう。
私の子は運動が大嫌いなので、スポ少に入ることなんて考えたこともありませんが、もし嫌でも入れば、誰かと仲良くなれたり、少しは運動神経が改善したり、何か良いことがあるかもしれません。
でも、だからといって、スポ少を義務付ける法律なんて無いのに、強制できる訳がないですよね。
>どうして「強制加入は許されない」 視点しか無いんですか?
あなたは一体なぜ、「強制加入は許される」 なんて視点を持てるの?
これは、木村先生の言葉ですが、
【違法PTAから 「うちは良いことだってやっているんだ! そんなことをいって潰れたらどうするんだ!」 と怒られることもあります。しかし、たとえば、研究費の不正利用を指摘された大学教授が、「おれは有意義な研究をやっているんだ! だからいいだろ!」って言っても相手にされないですよね。どんなに良いことをやっていても、違法行為はやってはいけません。】
http://synodos.jp/intro/4633/4
法律を守れと言って、何が悪いんですか?
あなたは、社会に役立つ有意義な研究をしている大学教授であれば、研究費の不正利用をしても構わないと思うのですか?
>堅苦しい理屈三昧の理論武装で、木村さんの主張には大切なものをぶち壊す人間性の乏しさを感じずにはいられませんでした。
人と人との絆を作り、心を豊かにするPTA活動は、法律を守ること以上に大切だ! (そんな素晴らしいPTAを維持・発展させる為には、法律違反も許される)、と仰るのですね。
著名ブロガーさんの記事を御紹介します。 是非お読みいただきたいです。
「絆作りとしてのPTA」
http://bkk858.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
「法律を持ち出すなって話もまぁ、わからなくはない」
http://bkk858.blog.fc2.com/blog-entry-144.html
「システムか人か」
http://bkk858.blog.fc2.com/blog-entry-148.html
当地の学校ではいわゆる「PTA寄付」を当然の如く学校運営費として使用しており、人口34万人ほどの市立中小園で使われるPTA寄付の総額は1億3千万円となっておりました。
寄付費目の中には地方財政法で禁止されているものまであり、「本来であれば公費が投入されるべきでは?」と思われる部分は約1億円もありました。つまり、公立校の運営費に私費(任意団体の会費)が使われている、ということです。
もう一つの問題は「寄付の強要」です。
これらの「寄付金」はPTA会費から支出されておりますが、所属するPTAが自動(強制)入会となっておりますのでこれらの「寄付金」も寄付を強制することで得たこととなります。
さらには「子どもの貧困」とも絡みます。
会費は要保護家庭・準要保護家庭も関係なく徴収されますが、当然ながら援助申請はなされておりませんでした。
(援助には税金が投入されますので、万一援助金が“強制的な寄付金”として流用されるようなことがあったらこの「寄付」構造は公の問題となることが考えられます。)
このように“貧困であろうと無かろうと”「金と労力を提供させられるPTA」が当地では当たり前に存在しており、そのような問題を抱えるPTAは全国的に存在するであろうことは、文科省の学校教育費に関する調査での「PTA寄付金等」に見て取れます。
(文科省は「PTA寄付金等」に関する調査は平成19年度会計を以て「教員の負担軽減のため」として止めてしまいました。不思議ですね。)
「良いことをしている」「子どもの為だから」とは言ってみても、それが法令に反しており守られるべき個人の権利を侵害しているとしたら、その活動は「社会教育」と言えるのでしょうか?
考えてみて下さい。貴方には他人に物事を強要する権利義務はありますか?
PTAが本当に「社会教育」を目的に活動する団体であるのであれば、客観的な問題を指摘されたのであれば、批判などせずに真摯に受け止め、学び、改善すべきところは改善すべきかと思うのですが如何でしょうか?
ちなみに、私は受け取る立場の学校行政相手にあらゆる問題点を指摘し、回答を求めましたが、全てをほぼ無視されました。それどころか、私の子どもが学校の先生やPTA関係者・その子どもから酷い目にあわされ、問題提起した翌年の小4より不登校となり、はや6年が過ぎました。
貴方は「心無い屁理屈をこくから」とでも思うのでしょうか?