木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

講演会企画のご提案(ご応募お待ちしております)

2014-06-13 12:31:25 | お知らせ
最近、いろいろと考え、次のような企画を提案してみたいと思います。
ぜひ、ご応募ください!

【タイトル】
新国立競技場・集団的自衛権問題を考える
――建築家・法律家からの技術者としての忠告――

【企画の趣旨】
今、オリンピック・パラリンピック開催施設の整備および安全保障政策の整備が、
重要な政治課題となっています。

その中でも、新国立競技場の設計と集団的自衛権の行使容認とは、
それぞれの論点の中心課題であり、
本来であれば、国民に十分な説明をして、納得を得たうえで方針を決めるべき事項です。

しかしながら、
新国立競技場の方針を決める有識者会議、
集団的自衛権行使容認を主張する安倍政権は、
いずれも建築・法律の専門家をほぼ排除した内輪メンバーで議論を進め、
外部の建築家・法律家の議論を一向に聞こうとしません。

これは、国家全体に大きな影響のある政策決定をする者の態度として、あまりに無責任です。

こうした主張は、建築にも法律にも興味を持たない多くの人から見れば、
単なる政治主張の対立に見えるでしょう。
いずれの政治主張にもそれなりの理があるのだから、
「有識者」や「安倍政権」が
意見の異なる建築家や法律家の話を聞かないのもやむを得ない、と映るかもしれない。

しかし、新国立競技場設計過程や集団的自衛権に関する解釈変更に異議を唱える建築家・法律家は、
単なる政治主張として異議を唱えているのではありません。
それに異議を唱える人は、「技術者」としてあり得ないと主張しているのです。

それはつまりこういうことです。
人にはそれぞれ好みがあり、政治主張も異なります。

そうしたものは、個人がそれぞれに選ぶべきで、その選択は尊重されねばなりません。

ただ、そうした選択の自由の背後・基礎には、好みや政治主張を越えて共有すべき最低限のルールがあります。

その最低限のルールを破る選択は、そもそも選択肢に含まれてはいけません。

そして、技術者とは、個人の好みや政治主張の違いを超越する、
最低限のルールを共有する人々なのです。

今、新国立競技場や集団的自衛権行使容認に異議を唱えている建築家や法律家は、
有識者会議や安倍政権による、
こうした最低限のルールの破壊に、技術者として「それは無理だ」と忠告しているだけなのです。

こうした「技術者としての忠告」は、まことに残念なことに、
各種メディアでは単なる政治主張の違いとしてしか報じられません。

そこで本講演会では、現在の新国立競技場や集団的自衛権行使容認がなぜダメなのかを、
政治主張としてではなく、技術的・論理的に紐解いていきたいと思います。

【講演会目次案】

1 はじめに
  技術者としての建築家・法律家

2 新国立競技場の問題点
① 有識者会議
② コンペ要綱
③ 修正案
④ 国際社会の中で

3 集団的自衛権行使容認
① 安保法制懇
② 想定事例の異様さ
③ 修正案「必要最低限」
④ 国際社会の中で

4 おわりに


【講演会出演者案】

建築家 有識者メンバーから  
    異議を表明しているメンバーから 
    (私に心当たりあり)
法律家 解釈技術の高いメンバーから
    (私に心当たりあり)

司会  木村草太

【日時・場所】
日時 : なるべく早く
場所 : アクセスのいい場所
(アバウトやなあ)

【予算】
各出演者  3万円程度
会場費   5万円~20万円

参加費   資料代・会場費として1000円
参加人数  300人程度

【主催者選定基準】
・講演会をハード面できちんと実現してくれること
・出演者の交渉について丁寧に相談してくれること
・講演会の内容を、映像・文字に残して、多くの人に届けられる形にしてくれること
以上の3点を総合考慮し、私の良心に従い、誠実に選定します。

【応募方法】
既に、私のメールアドレスをご存じの方は、メールください。
ご存じでない方は、ツイッターで@ツイートの上、フォローいただければ、DMにて、
ご連絡先をお伝えいたします。

(ただし、「主催者としての実力を伴わない」と強く疑われる方からの@ツィートについては、
 スルーすることもありますので、ご容赦ください)


【応募期限】
≪第1段階≫
とりあえず、興味の有無についてのご連絡 → 6月20日まで
ご連絡いただいた方の中から、数名に絞った上で、こちらから連絡いたします。
≪第2段階≫
その後、内部決済等による確定判断のご連絡 → 7月末日まで
なるべく早く開催したいので、7月中には確定したく思っておりますので、ご協力の方、どうぞよろしくお願いいたします。

【お問い合わせ】
応募方法に準じて、お願いいたします。

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