学部時代に、法哲学好きの人とよく正義論を巡って議論しておりました。
法哲学をかじった人って、
「生活保護法はリバタリアン的正義に反する」とか、
「この法律条項は功利主義に反し不正だ」とか、
言うわけです。
当時、私は最終講義で立場を変える前の
碧海純一先生のファンでしたので、
よく
「『正義に反する』ことの効果って、何なの?」と
聞いてみたりしておりました。
実定法学徒としては、
正義に反する実定法は無効だ、という
イケイケドンドンの自然法論者なら、
これはかなり真剣に相手をせねば、ということになります。
ただ不思議と、そこまで言う人は少なく、
「いや、無効っていうわけじゃないけど、
正義に反するからあってはならないんだよ」と、
このような歯切れの悪い解答を頂くことが多く、
うーん、正義論って何のための学問だろう?と
思ったりしてみたこともあったわけです。
そんなわけで、当時の私は、
どうもロールズ先生やサンデル先生の議論に触れても
「正義に反すると、どんな効果が発生するんだろう?」
というところが気になって、素直に納得できなかったり
したわけです。
そんな中、当時の私を納得させてくれたのが
学部時代の友人Aくんの
「正義に反することの効果」の説明でした。
私が、「正義に反すると、どうなるの?」と聞いたところで
A君の回答が次の通り。
A君「・・・。正義に反すると・・・僕が、悲しいんです(ぼそ)」
法哲学をかじった人って、
「生活保護法はリバタリアン的正義に反する」とか、
「この法律条項は功利主義に反し不正だ」とか、
言うわけです。
当時、私は最終講義で立場を変える前の
碧海純一先生のファンでしたので、
よく
「『正義に反する』ことの効果って、何なの?」と
聞いてみたりしておりました。
実定法学徒としては、
正義に反する実定法は無効だ、という
イケイケドンドンの自然法論者なら、
これはかなり真剣に相手をせねば、ということになります。
ただ不思議と、そこまで言う人は少なく、
「いや、無効っていうわけじゃないけど、
正義に反するからあってはならないんだよ」と、
このような歯切れの悪い解答を頂くことが多く、
うーん、正義論って何のための学問だろう?と
思ったりしてみたこともあったわけです。
そんなわけで、当時の私は、
どうもロールズ先生やサンデル先生の議論に触れても
「正義に反すると、どんな効果が発生するんだろう?」
というところが気になって、素直に納得できなかったり
したわけです。
そんな中、当時の私を納得させてくれたのが
学部時代の友人Aくんの
「正義に反することの効果」の説明でした。
私が、「正義に反すると、どうなるの?」と聞いたところで
A君の回答が次の通り。
A君「・・・。正義に反すると・・・僕が、悲しいんです(ぼそ)」
先生からのお話にブログの話があったので早速見てみましたが、遊び心のある内容に驚きました!
正義論は僕も大好きで、学部で法哲学を履修したり、サンデル先生の本を読んだりしてますが、この記事の内容には思わず声を出して笑ってしまいました!!
これからも読ませていただきたいと思います!!
お邪魔しました!
どうもありがとうございました。
この一年、いろいろとご質問にお答えしてきた結果、
あまりお勉強についてお話しすることもなくなり、
今後、気楽な記事が増えてゆくと思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。