本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

Perfumeのダンスコンテストに見る時代の変化

2013-09-20 19:37:27 | 音楽
Perfumeがダンスコンテストを開催しています。



一般の人がPerfumeの課題曲を踊って、それを審査していくというもの。

今回は第2回ということで、おそらく第1回が好評だったのでしょう。


このダンスコンテストを見て、アーティストとファンの関わり方が昔とだいぶ変わってきたなぁと思ったので、ちょっとそれを書いてみます。


やはり一番大きいのは個人がインターネットを介していろいろ発信できるようになったことだと思います。

ダンスコンテストはおそらく個人の『踊ってみた』動画が発端になっているのでしょう。

『踊ってみた』というコンテンツをうまく利用しているという点では、このブログでも何回か触れた℃-uteの(岡井)千聖の『本人が踊ってみた』なんかも同じです。


このダンスコンテストがマーケティングとして有効なのは、Perfumeファンはもちろんのこと、ファンでなかったとしてもダンスが得意な人にも訴求していくことになるところです。

そうすると、ファンの幅が拡がる可能性があることになります。


コンテストの特典はPerfume本人と一緒に踊れること。

こういうのも従来にはない新しい、そして何といっても楽しい仕掛けです。

従来はアーティストと接する機会は、コンサートに行くとか、最近は握手会なんかもありますが、また新たなパターンが加わった感じです。


似たような話で、とてもユニークな、ある意味シンデレラストーリーのような話があるのでご紹介します。

それは先日ハロプロからメジャーデビューした新グループ「Juice=Juice」の金澤朋子さん。

彼女は昨年行われたカラオケコンテストで最優秀賞を受賞し、その特典として昨年夏のハロコンでBerryz工房、℃-uteと一緒に歌える権利を得たのです。

もともと℃-uteのファンだったらしく、このときは1ファンの普通の高校生だったわけです。

で、一緒に歌ってよかったよかった、だけでは終わらず、ハロプロ研修生に入ることになり、そして今年、Juice=Juiceとしてメジャーデビューするに至りました。


たとえばモーニング娘。とかだとモーニング娘。のメンバーになるためのオーディションがあって、それで合格してメンバーになります。

それが彼女の場合、(真意はわかりませんけど…)アイドルになりたいと思ってたわけではなく、ただファンだからカラオケにチャレンジしてみて一緒に歌えたらいいな、ぐらいに思ってたとしたら、それがいつの間にか、客席で応援する側からステージに立つ側に替わってしまったのです。

ほんと1つのきっかけが人生を大きく変えたんだなぁと思います。


少し話がずれましたが、要は個人が気軽に情報を発信できる時代になったということ。

それによってこれまでと変わってくるところがたくさんあるんだなと、Perfumeのダンスコンテストを見て思った次第です。


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