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八丁ダルミを過ぎ、少しきつい坂があったがほどなくして頂上の山荘に着いた。
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3000mを越す山の頂上にこんな立派な階段があることに驚く。
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御嶽山頂上への階段を一歩一歩登って行く。
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高度が高くなったせいか、あるいは4時間近く登って、足腰が疲れているせいか、意外ときつく感じる。
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ほどなくして階段を登りきって、ついに御嶽山頂上(標高=3067m)に到達した。
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前稿にも触れたが、山の急な斜面や道の階段などは、とても登れないと思っていた。
それが今回の登山で、頂上まで登れたことで、私達に大きな自信を植え付け、山をすごく身近に引き寄せてくれたように感じる。
これからも、機会があればこういった山に登りたいと思い始めていた。
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社があり神様の像も立っている。
早速、ここまで無事に登れてこれたことを、神様に感謝しつつ御参りをする。
神社の前には広場があり、その隅の場所で多くの方が思い思いに眼望を楽しんでいる。
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昼食の味も、また格別であった。
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ほんとに頂上からの眼望はすばらしい。
特に東側の雲のない、摩利支天山(2959m)と後方の継子岳(2859M)との稜線や、眼下にはすり鉢状の一の池、美しいコバルトブルーの水を湛えるニの池との、山岳高所独特のコントラストは、最高の美しさで、全ての登山者の心を魅了してやまないと思う。
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南側は雲で追われていて、中央アルプス方面の眼望は出来なかったが、その他の眼望は十分楽しめる。
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眼下に見える雲、雲と雲の間から覗く風景もこの上もなく美しく感じる。
神社横の西側の地獄谷方面の展望もすばらしいが、崖っぷちのごつごつした急斜面から轟音と噴煙を上げる地獄谷の景観は、自然の恐ろしさを感じる。
右奥の緑の稜線の頂上が継母岳(2667m)が美しく立ちはだかっている。
その奥には霊峰白山の景観も、楽しめるはずであったが、雲に覆われて見ることは出来なかった。
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しばらく、頂上での景観を楽しんだ後、ニの池方面へ下山していった。
ニの池の左斜面には残雪が残っている。ガスも少しかかりだし、王滝経由で登ってきた道を下山して行った。
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頂上の御嶽神社奥社への階段
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御嶽山頂上にある御嶽神社奥社
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御嶽山頂上3067mからニの池、摩利支天山、継子岳を望む
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頂上からすり鉢状の外周を持つが水のない一の池
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ae/e2895768cd59a86ea997ef69c4383d09.jpg)
崖っぷちのようなごつごつした谷間から噴煙を上げる地獄谷
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頂上から噴煙を上げる八丁ダルミ近辺と後方の王滝奥の院
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頂上からの一の池、ニの池、摩利支天山、継子岳
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八月末でも残雪の残る斜面とニの池
とてもくわしい内容に驚きです。
またゆっくり読ませてもらいます。
時々、訪問して楽しく読ませていただいています。
これからも、楽しみにしています。