今回は私の顧客でも、私が協力者でもある外国人が経営するお店や、真冬の車中泊体験などを紹介いたします。

2月19日は、今までの寒さも和らぎ暖かい上天気となった。
午後からは、岐阜県美濃加茂市にある、外国人のお店と、日本昭和村での車中泊を予定し、愛車エステイマを運転して行った。

本当は午前中に出発したかったが、仕事の関係で午後の出発となった。

走行ルートは大阪→藤井寺→名阪国道→東名阪→都市高速→小牧→R41→美濃加茂市内のルートである。

名阪国道で集中工事による大渋滞で、一旦一般道に迂回するなどの状況に直面したが、そのほかは極めて順調なドライブであった。

美濃加茂市内の外国人のお店には、5時30分ごろ到着する。所要時間は3時間30分であった。

この外国人のお店は、ブラジル人夫婦が経営する店で、レストランに洋品店を併設して経営している。

この店のオーナーは38歳の女性で、日本人を父に、欧米系人を母に持ち、片言の日本語で話してくる。夫は純然たる欧米系のブラジル人で、会社に勤めながら店を手伝っている。
私達との関係は3年前からで、私の娘がバリ島で経営、製作するリゾートウエアーや、アクセサリーを取り扱うようになってからである。

日本のことが良く分からない彼女は、私に何かと相談してくる。

その度に私は親身になって相談にのり、丁寧に対応している。
相談内容は、役所への提出書類の通訳分であったり、車でのトラブルであったりの様々であるが、このお店を借りる時に、家主と交渉したり、賃貸契約の保証人にもなっている。
人間的にも、すごく頑張りやさんで正直である。何とか日本で成功して、永住する足固めを築いていってほしいと思う。
11月28日付けの中日新聞岐阜版には、日本で永住する覚悟で頑張る外国人として、娘さんと二人の写真付で紹介されている。

それに、3月3日もしくは10日の月曜日に朝日テレビ系(名古屋は11チャンネル)の、17時35分からのニュース番組で、永住を決意して頑張る外国人の内容で、放映される予定になっている。

テレビ局が取材に訪れた折に、たまたま私も同席しており、日本語があまり話せない彼女に代わって、説明したりしていた。
私の妻も彼女がTY局のインタビューを受けた折には、通訳としてカメラの前に一緒に立っていた。
もしかすると一緒に放映されるかも知れません。

都合のいい方は是非見てやってください。
話しは前後するが19日(火)美濃加茂市内の、このお店での話し合いが終了したのは、午後8時30分をまわっていた。

今夜の夕食の買い物を、近くのスーパーで済ませ、道の駅「日本昭和村」へ向かった。

日本昭和村の案内図
かいこの家の居間
中村玉緒「たまおの家」の館内
それぞれのテーマパークを結ぶどんぐり号
日本昭和村は昭和30年代の、里山の風景を再現したテーマパークを併設。パンや豆腐などの食品の手作り体験や、染色や陶芸などのクラフト体験もできる。(入場料=800円)
また、「昭和銭湯里山の湯=600円(土日祝=700円)」も併設されている。

到着後は早速、体を癒してくれるこの湯に入った。
まるで鎌倉時代の武家の屋敷を思わせるような造りになっている。

山沿いの沢に建てられてあり、建物の外側には大きな廊下がある、廊下の外側には露天風呂が横と前面に配置して作られている。

露天風呂の前と横の庭には、原生林を思わせるような大きな樹木があり、真っ黒な闇の中の樹木を、下から光線を放つライトが、所々に設置され、照らしている。

露天風呂に浸りながらの、この光景は、一日の疲れも癒してくれると共に、心の落ち着きと安らぎを与えてくれる、すばらしい眺めの湯である。
入浴後には道の駅の大駐車場に移動して遅い夕食が始まった。
時間も10時になっている。空気が澄んでいるのか星空も明るく、明日も上天気を約束してくれているようだ。

夕食は下部の写真のように運転席と助手席の間に特性の板をはめ込み、その上に食材を並べて食事をする。夫婦二人分の食事テーブルとしては十分の大きさである。

カーナビのテレビを見ながらの食事も、我が家の居間と全く変わらず、落ち着いた雰囲気にさしてくれる。

食事後はすぐに就寝の準備に取り掛かった。
特に今回は冬場用として、車の全ガラス面に、プラボード(ダンボール紙のように内面に空気層があるプラスチックボード)を予め、それぞれのガラス面の形状にあわせて加工した物を、貼り付けていった。
その上にカーテンをかけていく。
助手席後部のドアーのみを開閉するようにする。このドアーの面はさらに、開けたと時の冷気の進入を防ぐ為に、厚手の長いカーテンを設置している。
合板で加工したベットにはジュータンのような敷物2枚とマットを敷いて、その上に毛布を包み込んだ寝袋で睡眠をとる。
外気温は2~3度位と思われるが、寒さは全く感じなかった。
勿論、睡眠時はエンジンoffの状態だ。

下部の写真を参考にしてください。

①セカンドシートの二人用座席のみを倒してベットにする。
凹凸があると熟睡が出来ない為、一枚物のベニヤ板を加工してベットをにしている。
その上に寝具をセットして寝ます。気温によっては毛布などの枚数の調整が必要。

②車中の食事テーブルは運転席と助手席の間に板を挟み込んで設置する。
フロントガラス面には同じ大きさに加工したプラボードを内側に張っている。
運転席と助手席の間のテ-ブル
愛車トヨタエステイマ
下記は以前に投稿(北海道ドライブ旅行車中泊の楽しさ(追記))した内容に修正を加え投稿しています。
1.車中泊する理由を述べますと


①ホテルや旅館などを予約すると、天気が悪くても予定通りの行動しかできなくなります。
また、事前に宿泊先を調査して予約する手間が省けます。

②車中泊は天気次第で時間にとらわれずに自由に行動することが出来ます。
③明日の日程によっては行き先の近くまで行って泊まる事も可能で行動範囲が広がります。
④非常に経済的です。
⑤その他
2.愛車エステイマの設備や常備している物は以下の通りです。



①冬場は寒さ対策も必要になります。私達の場合は睡眠時はどうしてもエンジンを切らないと振動などで寝れなくなります。
そこで内部のカーテンだけでなく、ガラス面は全面プラスチック製ダンボールのように裏表面の間に空気層のある白色のプラボード(大きさ=1800Cm*90Cm*0.2CM)を、それぞれのガラスの大きさに加工して取り付けています。
それに夜中等に出入りする助手席後ろドアー部分に、冷気の進入を少しでも防ぐ為の、ロングカーテンを設置しています。
これで寒さ対策は十分です
②車内の保温や睡眠中など、外から見えない用に厚生地のカーテンを四方に装着しています。

③クーラーBOX
④お湯を沸かす為のカセットコンロや登山用のコンロ。

⑤鍋、マホービン、懐中電灯、家庭用に一般的に使う食事用の備品一式。
⑥車外で食事する時に使うコンパクトなテーブルや椅子。

⑦パソコン、デジタルカメラ、ラジオ等

(撮影写真はPCに取り込んでいく)
⑧その他
私の車にはこのほかにカーナビや携帯電話、それに、バッテリー充電用のコンセントを装着しています。
雨の日や寒い時は車内でカーナビのテレビを見ながら食事をします。

これは、お茶の間に早変わりしたようで、独特の落ち着きを感じます。
車中泊する場所は道の駅をほとんど利用しています。
道の駅はトイレなど、日常生活に欠かせない24時間利用可能な設備が整っており、安心して利用することが出来ます。
特に北海道の道の駅は、建設されて新しい物が多く、設備的にも、機能的にもすばらしいものが多く見受けられました。
また、最近はどこの道の駅に行っても、車中泊する多くの車が見かけられます。
大型のキャンピングカーやワゴン車、軽ワゴン車、一般のセダンの車など、様々な車を利用して観光や車中泊をを楽しんでいるようです。

また、車中泊していると、それとなく挨拶から始る人との出会いも多く、お互いの車を見せたり、見せてもらったりで、様々な工夫をこらしていることが伺えます。


お互いの話の中で気付くことは、旅行日程も気ままに旅する方が多く、滞在期間や行き先なども、その日の天気次第で、決めているような人がほとんどでした。



毎日入りたいお風呂ですが、旅先では温泉が多く、どこに行っても困ることはありません。

入浴料も経済的な温泉が多いです。
皆様の中で、日程的に制約を受ける人は別としても、自由に行動できる方は一度、車中泊でのドライブ旅行を計画してみてはいかがですか!


最初は戸惑いもあるかも知れませんが、少し慣れれば、これほど気楽で楽しい旅はありません。