2009年6月27日(土)晴天に恵まれた草津温泉の観光や入浴で心身ともリフレッシュした後、私たちは愛車に戻り、通称草津道路と呼ばれている国道292号に入り南下して行った。
途中からは国道145号に合流し東に向かって行く。
車窓からは山陵に奇怪な形をした山や岩が見え、道路の下には吾妻川が流れ、所々で美しい光景を見せている。
これらの道路は日本ロマンチック街道と呼ばれ、ドイツにあるロマンチック街道を見習って名づけられたもので、互いに世界遺産に登録されている地域を有している。
日本ロマンチック街道案内図(栃木県宇都宮市・日光・群馬県片品村・沼田・草津・長野県軽井沢・小諸市を結ぶ総延長350kmの道路)
愛車は渓谷の曲がりくねった道路にさしかかり、車窓からは眼下の渓谷や独特の形状をした岩山が見えている。ここは吾妻渓谷(あがつまけいこく)で、群馬県吾妻川を流れる渓谷である。
吾妻渓谷は、名勝に国から指定され八丁暗がり付近に美しい渓谷が見られる。
吾妻渓谷の上流には、工事の是非をめぐって社会問題化されている八ツ場ダムがある。
関東の耶馬溪の異名のある吾妻峡付近の国道245号を行く
岩石を寝食して造られた吾妻渓谷。全長4km、中心部には高さ50mの谷底で清流が渦巻いて流れているようである。渓谷に架かった橋からの撮影。
「名勝吾妻峡の案内図」 若山牧水がこよなく愛したといわれる。
道路沿いの遊歩道から吾妻峡を見学した後、国道145号を東方向に走行していたところ、どこでどう道を間違えたか分からないが、愛車は国道353号を群馬県渋川市方面に走っている。
間違いに気づかずに走っていると、左側に寺院が見えてくる。
道路から真っ直ぐに上っている石段や観音像が立ち、斜面に出来た庭園には赤いツツジが花をつけている。
この寺院は群馬県中之条町にあり、戦国時代から続く由緒ある寺の清見寺(せいけんじ)で新上州観音札所に指定されている。
車窓から見る国道145号沿いにある清見寺の庭園、観音像や花咲く庭園が美しく見えている。
群馬県渋川市の国道353号沿いにある道の駅「おのこ」
道の駅「おのこ」上空の青空にハングライダーが旋回しながら飛行している。
そんな光景を楽しみながら地図で現在地を確認すると、予定ルートより一本南側にずれていることに気がつく。 引き返すよりこのまま走行して沼田方面に行った方が得策だと判断する。
しばらく353号をそのまま走行して、ほどなくすると国道17号に入り、利根川沿いに北上して行く。
少し走行していると右側に延々と続くすさましい断崖絶壁が見え、手前にはカラフルな屋根の集落が見えている。
すさましい断崖絶壁が続く国道17号からの景観
トンネルが続く国道17号を北上していると道路は利根川にせまり、美しい利根川の渓谷美が目に入ってくる。
愛車を道路脇に止めてご覧のような撮影をする。
ここは、利根川の美しい渓谷美を見せる「綾戸渓谷」で、そそり立った岩壁の上から緑の樹木が垂れ下がり、ゆっくりと流れる清流や、所々の川面に浮かぶ小さな岩と、手前で白い泡をたてながら流れている急流の光景が、渓谷独特のコントラストを見せ、私たちの目を楽しませてくれる。
国道17号沿いで利根川の美しい渓谷を見せる綾戸渓谷
国道17号沿いの利根川で満面と湖水を湛えたダム湖の景観
国道17号からの綾戸渓谷の見学を終え、北上して行くと、車窓から満面と湖水を湛えたダム湖が見え、周辺の緑や山稜の景観と共に私たちの目を楽しませてくれる。
やがて愛車は、群馬県沼田市に入り、国道17号から通称沼田街道といわれる国道120号に入って行く。この道路も日本ロマンチック街道に指定されている。
国道120号をしばらく走行していると道の駅「白沢」が見えてくる。
大規模な道の駅で温泉施設や子供の遊戯施設などが設置され、家族連れの人達には人気のありそうな道の駅である。
家族連れでも一日楽しめそうな 道の駅「白沢」の景観
道の駅「白沢」の地元で採れた野菜や果物などの販売コーナーに立寄った後、私達は国道120号を奥日光方面に向かって行く。
20分ほど走行していると、大勢の人たちや幾つかの駐車場の前で旗を振って呼び込みをする人たちの光景が目に入ってくる。
ここは吹割の滝(ふくわれのたき)である。
この滝は群馬県沼田市内を流れる片品川にある滝で、高さ7m、幅30m、奇岩が1.5km続く片品渓谷(吹割渓谷)の中にある。
河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上げる様子からこの名が付けられている。
私達も早速車を止め、カメラを持って滝見学に出かける。
滝には大勢の人たちが訪れ、河川にある遊歩道には列ができるほどである。
吹割渓谷遊歩道の案内図、赤い線が遊歩道、吹割の滝は中央に位置、右側には浮島を挟んで二つの吊橋が架けられている。
展望台からの片品渓谷の全景、吹割の滝周辺は大勢の人たちで賑わっている。
河床の岩肌を白い泡をたてながら優雅に流れ、吹割の滝に向かって注いでいる。
吹割の滝には 竜宮の椀」の伝説が伝えられている。
「昔から吹割の滝の滝壺は龍宮に通じていると言われ、村で祝儀がある度に滝壺にお願いの手紙を投げ入れて龍宮からお椀やお膳を借りていた。ところがある時一組だけ返し忘れてしまい、それ以来二度と膳椀を貸してもらえなくなったという」
これは、日本全国に伝わる『椀貸し伝説』の一つであると考えられている。
東洋のナイアガラといわれ、岩盤で出来た河床を白い泡をたてながら吸い込まれるように流下する吹割の滝、ソフトで、なんとなく親しみやすさを感じる。
大勢の人たちが滝周辺に集まり、優雅に、気品のあるように流れる吹割の滝を楽しんでいる。
もう少し滝壺に近寄って撮影したかったが、これ以上は危険領域とのことで、ご覧のような撮影となった吹割の滝。
吹割の滝の下にあるの片品渓谷(吹割渓谷)1.5kmにわたってこのような奇岩が続いている。
上部写真の下流側にある渓谷、吹割の滝の他にもうひとつの小さな滝が見えている。
遊歩道の下流側から見る渓谷、今までとは異なった渓谷美を見せている。奇岩には緑の苔や植物が自生している。
女性的な優雅さと親しみやすさを感じる吹き割の滝や渓谷を、見学した後、私達は日本ロマンチック街道(R120)を奥日光・金精(こんせい)峠方面に向かって行く。
愛車はしばらく片品川沿いに造られた街道を走行していると、「尾瀬方面は左」の看板が目に入ってくる。
尾瀬は一度は訪れたい所であるが、今回は立寄らず真っ直ぐに金精峠方面に向かって行く。
愛車は高度を上げながら曲がりくねった道路を走行していると、左車窓から高い山と美しい湖が見えてくる。
湖には数隻のペアーが乗ったボートが浮かび、思い思いの方向に漕ぎ、湖上でのひと時を楽しんでいるようである。
愛車はさらに高度を上げながら走行していると前方にトンネルが見えてくる。
湖水(丸沼)の側を通る日本ロマンチック街道
このトンネルが金精トンネル(こんせいトンネル)で、群馬県利根郡片品村と栃木県日光市の間の金精峠下を貫いている。 標高1,840m付近を通り、トンネル延長は755m。日本ロマンチック街道の一部でもある。
標高が高いため、例年12月末から4月末の間は、金精道路全体が閉鎖される。
金精峠(1880m)を抜けている金精トンネル755m
金精トンネルを抜け、周辺の山峰を見ると全く違った光景に驚く。こちらの山峰は地肌がむき出しなって荒々しく、反対側は緑豊かな山峰である。
金精峠近辺の厳しい急斜面に造られた街道を行く
曲がりくねった山岳道路を下っていくと急に視界が広げ、霞んではいるが美しい山と眼下に湖が見えてくる。急遽、車を止め、この景観を楽しむ。
金精峠からの湯の湖と男体山(2484m)
霞んで見える山は男体山(なんたいさん)で、奥日光を象徴する美しい山として知られ、山岳信仰の聖地として親しまれている。麓には中禅寺湖や戦場ヶ原が広がり、日本を代表する景観の一つに数えられている。
金精峠からループ状にできた街道
さらに急傾斜地に出来た急カーブの続く道路を走行していると、車窓からの眼下に、360度周遊しながら上り下りするように造られた道路の光景が目に入ってくる。
街道沿いの則面でロープにぶら下がって工事をする人たち
金精峠からの曲がりくねった山岳道路を下っていると、急傾斜地の則面に、ロープにぶら下って工事をしている人達が目に入ってくる。これは大変な工事で色々な面で頭が下がる思いがする。
そうこうして、しばらく走行していると奥日光湯元温泉街にある美しい湖に到着する。
早速、近くにある駐車場に車を止め、散策と情報入手に出かけて行く。
この美しい湖が湯ノ湖(ゆのこ)で、標高1475mに位置、栃木県日光市の西部にある湖で、北東にある三岳火山の噴火によって出来た堰止湖である。
湯元は奥日光の奥座敷といわれ、古くから開かれた温泉場であるが、歓楽的な雰囲気はまったく感じられず、湖と緑に囲まれた静かなリゾート地で、「国民保養温泉地」にも指定されている。
湖には大勢の人たちが訪れ、ボートや釣り、散策などをして楽しんでいる湯の湖の光景
奥日光の情報入手の為に訪れた日光湯元ビジターセンター
奥日光湯の湖周辺は、1500m位の高地にある為か、ひんやりとした心地よい空気が漂っている。すばらしい避暑地で、派手さを全く感じらない静かなたたずまいで、私たちを心ゆくまで癒してくれる。
私達はビジターセンターで教えていただいた、日帰り温泉施設のあるホテルに行くことにする。
旅の楽しみは、なんといっても温泉で、温泉は今日の疲れと明日へのエネルギーをいたきリフレッシュしてくれる。
夜空には星が輝き、明日も良い天気を約束してくれているようである。
途中からは国道145号に合流し東に向かって行く。
車窓からは山陵に奇怪な形をした山や岩が見え、道路の下には吾妻川が流れ、所々で美しい光景を見せている。
これらの道路は日本ロマンチック街道と呼ばれ、ドイツにあるロマンチック街道を見習って名づけられたもので、互いに世界遺産に登録されている地域を有している。
日本ロマンチック街道案内図(栃木県宇都宮市・日光・群馬県片品村・沼田・草津・長野県軽井沢・小諸市を結ぶ総延長350kmの道路)
愛車は渓谷の曲がりくねった道路にさしかかり、車窓からは眼下の渓谷や独特の形状をした岩山が見えている。ここは吾妻渓谷(あがつまけいこく)で、群馬県吾妻川を流れる渓谷である。
吾妻渓谷は、名勝に国から指定され八丁暗がり付近に美しい渓谷が見られる。
吾妻渓谷の上流には、工事の是非をめぐって社会問題化されている八ツ場ダムがある。
関東の耶馬溪の異名のある吾妻峡付近の国道245号を行く
岩石を寝食して造られた吾妻渓谷。全長4km、中心部には高さ50mの谷底で清流が渦巻いて流れているようである。渓谷に架かった橋からの撮影。
「名勝吾妻峡の案内図」 若山牧水がこよなく愛したといわれる。
道路沿いの遊歩道から吾妻峡を見学した後、国道145号を東方向に走行していたところ、どこでどう道を間違えたか分からないが、愛車は国道353号を群馬県渋川市方面に走っている。
間違いに気づかずに走っていると、左側に寺院が見えてくる。
道路から真っ直ぐに上っている石段や観音像が立ち、斜面に出来た庭園には赤いツツジが花をつけている。
この寺院は群馬県中之条町にあり、戦国時代から続く由緒ある寺の清見寺(せいけんじ)で新上州観音札所に指定されている。
車窓から見る国道145号沿いにある清見寺の庭園、観音像や花咲く庭園が美しく見えている。
群馬県渋川市の国道353号沿いにある道の駅「おのこ」
道の駅「おのこ」上空の青空にハングライダーが旋回しながら飛行している。
そんな光景を楽しみながら地図で現在地を確認すると、予定ルートより一本南側にずれていることに気がつく。 引き返すよりこのまま走行して沼田方面に行った方が得策だと判断する。
しばらく353号をそのまま走行して、ほどなくすると国道17号に入り、利根川沿いに北上して行く。
少し走行していると右側に延々と続くすさましい断崖絶壁が見え、手前にはカラフルな屋根の集落が見えている。
すさましい断崖絶壁が続く国道17号からの景観
トンネルが続く国道17号を北上していると道路は利根川にせまり、美しい利根川の渓谷美が目に入ってくる。
愛車を道路脇に止めてご覧のような撮影をする。
ここは、利根川の美しい渓谷美を見せる「綾戸渓谷」で、そそり立った岩壁の上から緑の樹木が垂れ下がり、ゆっくりと流れる清流や、所々の川面に浮かぶ小さな岩と、手前で白い泡をたてながら流れている急流の光景が、渓谷独特のコントラストを見せ、私たちの目を楽しませてくれる。
国道17号沿いで利根川の美しい渓谷を見せる綾戸渓谷
国道17号沿いの利根川で満面と湖水を湛えたダム湖の景観
国道17号からの綾戸渓谷の見学を終え、北上して行くと、車窓から満面と湖水を湛えたダム湖が見え、周辺の緑や山稜の景観と共に私たちの目を楽しませてくれる。
やがて愛車は、群馬県沼田市に入り、国道17号から通称沼田街道といわれる国道120号に入って行く。この道路も日本ロマンチック街道に指定されている。
国道120号をしばらく走行していると道の駅「白沢」が見えてくる。
大規模な道の駅で温泉施設や子供の遊戯施設などが設置され、家族連れの人達には人気のありそうな道の駅である。
家族連れでも一日楽しめそうな 道の駅「白沢」の景観
道の駅「白沢」の地元で採れた野菜や果物などの販売コーナーに立寄った後、私達は国道120号を奥日光方面に向かって行く。
20分ほど走行していると、大勢の人たちや幾つかの駐車場の前で旗を振って呼び込みをする人たちの光景が目に入ってくる。
ここは吹割の滝(ふくわれのたき)である。
この滝は群馬県沼田市内を流れる片品川にある滝で、高さ7m、幅30m、奇岩が1.5km続く片品渓谷(吹割渓谷)の中にある。
河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上げる様子からこの名が付けられている。
私達も早速車を止め、カメラを持って滝見学に出かける。
滝には大勢の人たちが訪れ、河川にある遊歩道には列ができるほどである。
吹割渓谷遊歩道の案内図、赤い線が遊歩道、吹割の滝は中央に位置、右側には浮島を挟んで二つの吊橋が架けられている。
展望台からの片品渓谷の全景、吹割の滝周辺は大勢の人たちで賑わっている。
河床の岩肌を白い泡をたてながら優雅に流れ、吹割の滝に向かって注いでいる。
吹割の滝には 竜宮の椀」の伝説が伝えられている。
「昔から吹割の滝の滝壺は龍宮に通じていると言われ、村で祝儀がある度に滝壺にお願いの手紙を投げ入れて龍宮からお椀やお膳を借りていた。ところがある時一組だけ返し忘れてしまい、それ以来二度と膳椀を貸してもらえなくなったという」
これは、日本全国に伝わる『椀貸し伝説』の一つであると考えられている。
東洋のナイアガラといわれ、岩盤で出来た河床を白い泡をたてながら吸い込まれるように流下する吹割の滝、ソフトで、なんとなく親しみやすさを感じる。
大勢の人たちが滝周辺に集まり、優雅に、気品のあるように流れる吹割の滝を楽しんでいる。
もう少し滝壺に近寄って撮影したかったが、これ以上は危険領域とのことで、ご覧のような撮影となった吹割の滝。
吹割の滝の下にあるの片品渓谷(吹割渓谷)1.5kmにわたってこのような奇岩が続いている。
上部写真の下流側にある渓谷、吹割の滝の他にもうひとつの小さな滝が見えている。
遊歩道の下流側から見る渓谷、今までとは異なった渓谷美を見せている。奇岩には緑の苔や植物が自生している。
女性的な優雅さと親しみやすさを感じる吹き割の滝や渓谷を、見学した後、私達は日本ロマンチック街道(R120)を奥日光・金精(こんせい)峠方面に向かって行く。
愛車はしばらく片品川沿いに造られた街道を走行していると、「尾瀬方面は左」の看板が目に入ってくる。
尾瀬は一度は訪れたい所であるが、今回は立寄らず真っ直ぐに金精峠方面に向かって行く。
愛車は高度を上げながら曲がりくねった道路を走行していると、左車窓から高い山と美しい湖が見えてくる。
湖には数隻のペアーが乗ったボートが浮かび、思い思いの方向に漕ぎ、湖上でのひと時を楽しんでいるようである。
愛車はさらに高度を上げながら走行していると前方にトンネルが見えてくる。
湖水(丸沼)の側を通る日本ロマンチック街道
このトンネルが金精トンネル(こんせいトンネル)で、群馬県利根郡片品村と栃木県日光市の間の金精峠下を貫いている。 標高1,840m付近を通り、トンネル延長は755m。日本ロマンチック街道の一部でもある。
標高が高いため、例年12月末から4月末の間は、金精道路全体が閉鎖される。
金精峠(1880m)を抜けている金精トンネル755m
金精トンネルを抜け、周辺の山峰を見ると全く違った光景に驚く。こちらの山峰は地肌がむき出しなって荒々しく、反対側は緑豊かな山峰である。
金精峠近辺の厳しい急斜面に造られた街道を行く
曲がりくねった山岳道路を下っていくと急に視界が広げ、霞んではいるが美しい山と眼下に湖が見えてくる。急遽、車を止め、この景観を楽しむ。
金精峠からの湯の湖と男体山(2484m)
霞んで見える山は男体山(なんたいさん)で、奥日光を象徴する美しい山として知られ、山岳信仰の聖地として親しまれている。麓には中禅寺湖や戦場ヶ原が広がり、日本を代表する景観の一つに数えられている。
金精峠からループ状にできた街道
さらに急傾斜地に出来た急カーブの続く道路を走行していると、車窓からの眼下に、360度周遊しながら上り下りするように造られた道路の光景が目に入ってくる。
街道沿いの則面でロープにぶら下がって工事をする人たち
金精峠からの曲がりくねった山岳道路を下っていると、急傾斜地の則面に、ロープにぶら下って工事をしている人達が目に入ってくる。これは大変な工事で色々な面で頭が下がる思いがする。
そうこうして、しばらく走行していると奥日光湯元温泉街にある美しい湖に到着する。
早速、近くにある駐車場に車を止め、散策と情報入手に出かけて行く。
この美しい湖が湯ノ湖(ゆのこ)で、標高1475mに位置、栃木県日光市の西部にある湖で、北東にある三岳火山の噴火によって出来た堰止湖である。
湯元は奥日光の奥座敷といわれ、古くから開かれた温泉場であるが、歓楽的な雰囲気はまったく感じられず、湖と緑に囲まれた静かなリゾート地で、「国民保養温泉地」にも指定されている。
湖には大勢の人たちが訪れ、ボートや釣り、散策などをして楽しんでいる湯の湖の光景
奥日光の情報入手の為に訪れた日光湯元ビジターセンター
奥日光湯の湖周辺は、1500m位の高地にある為か、ひんやりとした心地よい空気が漂っている。すばらしい避暑地で、派手さを全く感じらない静かなたたずまいで、私たちを心ゆくまで癒してくれる。
私達はビジターセンターで教えていただいた、日帰り温泉施設のあるホテルに行くことにする。
旅の楽しみは、なんといっても温泉で、温泉は今日の疲れと明日へのエネルギーをいたきリフレッシュしてくれる。
夜空には星が輝き、明日も良い天気を約束してくれているようである。