気ままな旅

マイカーでの気ままな旅で、束縛された予定や時間にとらわれない、自由奔放な行動をとる旅の紹介です。

あわや大惨事!宮島厳島行きの1日目

2008-01-31 18:33:32 | 気ままな旅
           
                     愛車エステイマ 
 
11月25日大阪の自宅を昼前に出発、今回の気ままな旅の行先は、広島県 宮島厳島神社や呉市にある大和ミュージアムなどである。
 愛車エステイマで夫婦二人の、気ままなドライブ旅行である。
 阪神湾岸線から神戸線へ、第2神明道路を得て2号線に入る。昔の2号線は大渋滞が多かったが、現在は加古川や姫路にバイパスが開通、車もスムーズに流れるようになっている。同じ2号線の岡山バイパスもスムーズに流れていた。
 私たちの気ままな旅の走行は、ほとんどが一般国道で、高速道路はあまり利用しない。
 理由は、走行中に名所や旧跡があれば、すぐに行くことが可能だからだ。
それに、行く先々の都市の景観や、車窓から移り変わる風景を見ることも楽しい。

 福山を過ぎたあたりから車が込み始めた。時間も午後5時を回っている。
 まだ、今日の宿泊先をどこにするか決めていなかった。
 宮島近くの道の駅で車中泊したかったが、広島市の周辺には道の駅はなかった。
 明日の予定を考へると、今日は、山陽自動車道宮島SAで、車中泊することが一番便利だと判断した。
 早速、福山西ICから山陽自動車道へ入り、宮島SA方面へ向かった。
 
 ところが、山陽自動車道小谷SA付近を走行中に、あわや大惨事に遭遇するような事態が発生した。
 今、思い出しても冷や汗が出そうである。
 私の車は時速100kmで走行車線を走行していた。前方に遅い車があり、車間距離60m~70mで追い越し車線へ進路変更をした。
 そして、私の車が、追い越し車線を走行中に、後続の車が猛スピードで近づいてきた。さらに、後続車は追い越し車線から、走行車線へ進路変更をしてきた。
 この時、走行車線は遅い車が走行中で、追い越し車線を走っている私と遅い車との対角線上の距離は20mをきっている。高速道路でのこの車間距離だと、誰が考えても車線変更は、危なくて出来るものではない。
 私の車も100kmで走行中だ。
 ところが、走行車線を走行している猛スピードの後続車は、前方の遅い車のすぐ後ろにつけると、いきなり車線を変更し、私の車との間に割って入って来た。
 「あ、ぶつかる」 助手席に座っている妻が思わず悲鳴を上げ、とっさに運転席の方に身を寄せた。 
 私もまさか、この短い車間距離で、割り込んでくるとは思ってもいなかった。
 私の車と、後続車との距離は10~20CM程度で、あわや、ぶつかると思った。
 私もとっさにブレーキを踏み、速度を落とし、事なきを得たが、ほんとに大惨事になりかねない状況だった。
  しかし、なんという無謀な運転をする人がいるだろうか!
 こんな運転をする人がいる限り、交通事故はなくならないと思った。
 また、何事にもマナーやルールがあり、これを無視して、自分さえ良ければいい
 、自分の車の通行に邪魔だ、そこのけそこのけ といった行動には憤りを感じずにはいられなかった。

 高速道路で100kmのスピードで、もし、私の車と接触していたら、お互いに転倒し大惨事になりかねなかった。
 思い出してもぞっとする光景である。
 私も妻も冷や汗がにじみでていた。心臓の鼓動も激しかった。

 程なくして宮島SAに到着した。
このSAから見る夜景もすばらしかった。宮島の小さな灯火も確認できた。

          
       山陽自動車道 宮島SA内にある鳥居 夜間にはライトアップされている。

SAのレストランで夕食を済ませた後、車に帰り、長旅のドライブで疲れたのか
深い睡眠に入った。
  明日予定している宮島フェリー乗り場へは20分程度の距離である。

11月26日今日も天気はよさそうだ。
 私達は8時には宮島のフェリー乗場の駐車場にいた。車を止め、宮島行きのフェーリーに乗った。
 フェリ-の中で中年のアメリカ人女性二人とあった。
妻が朝たてたコーヒーを勧めたところ喜んで飲んでくれた。
「このコーヒーはおいしい」と言ってくれ、お礼に絵葉書のようなアラスカのカレンダーをプレゼントしてくれた。
 今でもこのアメリカ人女性の気さくな人柄と笑顔が懐かしく思い出される。

 フェーリーから宮島の海に浮かぶ赤い大鳥居と、厳島神社がはっきりと見えてきた。
                          
 


剣山(四国)登山と観光 その7

2008-01-29 23:28:49 | 
二重かずら橋の観光を終えた私達は、国道439号線を西に走行して行った。
交通量の多い割には、 対面通行の出来ない狭い道路が多く、カーブなどで、猛スピードで運転して来る車には閉口する。
 その度に急ブレーキを踏む場面が何度か有った。
 一時間以上も、こうした対面通行が出来ない道路で、運転するのは始めてであった。
 ほんとに疲れるコースである。
 そんな山岳道路を走っている時に、写真のような東祖谷山村落合集落の展望がすばらしい個所に来た。
 平家伝説の里で、時代の流れを忘れさしてくれるような景観である。      
 集落の展望を終えた後は、全国的に日本秘境の里と温泉で有名な「祖谷(いや)のかずら橋」にやって来た。 
 山里であるが道路や駐車場もよく整備されており、近くには近代的な建築物の温泉街がある。
 かずら橋も先に観光した二重かずら橋よりも規模が大きく、大勢の観光客でごった返していた。
 昼食を済ました後は、高知と高松、徳島を結ぶ幹線道路国道32号線へ走行して行った。
 大歩危峡(おおぼけきょう)は近いところにあった、
 四国三郎と言われる吉野川。
 切り立った山肌の両側に鉄道と道路、白い奇岩の渓谷を、真っ白な泡を立てながら流れる吉野川。
 大歩危小歩危峡(おおぼけこぼけきょう)の美しい景観である。

 明日の予定もあり、観光もそこそこにして、一路、徳島港フェリー乗り場へ向かった。
 徳島港からのフェリーも満車で込み合っていたが、中程でご覧のような夕陽に出会えた。
 すばらしい夕陽で、旅の疲れも忘れさしてくれ、明日への勇気を与えてくれているようだ。 
 フェりーも程なく和歌山港に着岸した。
 私たちの車も、和歌山から阪和自動車道を走行して、大阪の家路に着いた。

          

                    
                  平家伝説の里 東祖谷山村落合集落
 
                     
                全国的にも知られる 祖谷のつり橋

           
            秘境の里 祖谷のつり橋 多くの観光客で賑わっている

           
            吉野川の大歩危峡渓谷・遊覧船の乗り場もある  

            
                フェリーからの夕陽(徳島港→和歌山港)

 

剣山(四国)登山と観光 その6

2008-01-29 22:01:58 | 
 剣山登山後の一夜明けた朝も上天気であったが、気温が相当下がっている。
車に行って出発の準備を始めようとしたところ、車前面にご覧のような霜が降りていた。まるで初冬のようだ。
 宿泊した 「ラ・フォーレつるぎ山」 は設備も整っており、食事やサービスもよく、それに、何よりも経済的であった。
 温泉や観光の名所も数箇所あったが、私達は二重かずら橋に行くことにした。
国道439号線をしばらく行くと道沿いに行くと、全国的にも極めて珍しい二重かずら橋はあった。  (祖谷=いや)
 奥祖谷二重かずら橋は奥祖谷川に架かる2本の橋で、下流に男橋(おばし)、上流に女橋(めばし)がある。
 特に男橋は全長42m、高さが12mもあり、渡るのにはスリル満点であった。
 また 女橋の上流側には川を挟んで手動のゴンドラが架けられていた。 

            
         「ラフォーレつるぎ山」駐車場で翌朝フロントガラスに霜が降りている

           
             下流側にある男橋    怖がらず楽しみながら渡る少女
              
           
                 奥祖谷二重かずら橋 男橋を渡る人々 

          
              男橋は高さ12mあり女性にはスリル満点

          
              奥祖谷二重かずら橋 上流側にある女橋

            
                   川に架かった手動のゴンドラ

剣山(四国)登山と観光 その5

2008-01-29 21:13:11 | 
 剣山からの下山は登りとは別の尾根道コースを通った。途中では刀掛の松や原生林の大木が生い茂っていた。

          
                     剣山山頂付近の紅葉
           
          
                     刀掛(かたなかけ)の松

          
                      刀掛の松で全員集合

            
                        岩場の紅葉

          
                    登山道からの眺望
         
          
                  大木の生い茂る原生林の中を下って行く 


剣山(四国)登山と観光 その4

2008-01-29 18:22:59 | 
          
                途中の剣神社 サー出発

          
                  剣神社近辺から四国山脈の景観  

            
                剣山頂上付近にある美しい森林  

                      
                  頂上にある山小屋 もうすぐだ                

 登山リフト西島駅から登山を開始、マイペースでゆっくりと剣山山頂の頂きまで登ってきた。
登頂まで約一時間30分程の時間であった。お昼時間も大分周り、1時頃になっている。
 頂上は風が強く気温も下がっている。少し体が冷えそうだ。
 そのために、日当たりが良く風の当たらない場所で昼食をとることにした。
 ラ・フォーレつるぎ山のお弁当である。内容も豊富でボリュームがあり、おいしかった。これで800円とは大満足。
 頂上一帯は剣山の名前とは違って笹原が一面に広がり丘陵地になっている。
食事後の私達は、丘陵地の中に敷設された木道を通って、頂上の三角点を目指して行った。
 
 三角点は大勢の登山客で賑わっている。
  我々も全員、西日本第2の高峰、剣山山頂に立つことが出来た。
 登山してきたメンバーも満足げな表情であった。
 頂上からの展望は太平洋を初め360度の大パノラマが楽しめた。
 しばらく頂上で過ごした後、ヒュッテに立ち寄り下山して行った。

          
                 大勢の人でにぎ合う頂上のヒュッテ

           
                     丘陵とした剣山の山頂

          
              ついに剣山頂上(標高=1955m)に立つ

          
                  大勢の登山客で賑やう剣山山頂三角点

          
                     山頂からの南方向の展望
       
           
                      山頂から西方向の展望


剣山(四国)登山と観光 その3

2008-01-29 17:12:06 | 
 登山リフト終点の西島駅(標高=1710m),私達は左の尾根道を通らず、右の大剣(おおつるぎ)道のコースを選び、登山を開始した。
 今回の参加メンバーはほとんどの方が山登りの経験はなかった。
それに道中のくねくね道走行で車酔いをしていた。登山開始してすぐには、山道での歩行スピードがわからずに戸惑ったりしたが、マイペースで一歩一歩、登って行った。
 登山道から見る、四国の山々の景観がすばらしい。急斜面で男性的的でもある。
ほどなくして巨岩が現れた、正面には大剣神社である。ここからは頂上へは潅木の中の急登だが、笹原に変わると、そこは、もう頂上の一角である。
           
              登山リフト終点の西島駅(標高=1710m)で

          
                登山道から上空の紅葉した剣山山頂を望む 

           
                登山道を登り始めた直後のメンバー

          
                  登山道で見かけた老大木の根

          
                 登山道からの四国山脈の山嶺を望む

          
                     剣神社に到着

          
                  剣神社に到着し元気な昔の3人娘 

          
                 大剣(おおつるぎ)神社上空からの展望

剣山(四国)登山と観光 その2

2008-01-29 15:20:17 | 

 剣山は西日本でも石鎚山に次ぐ第2の高峰である。(標高=1955m)
 昨日の雨もあがり絶好の登山日となった。私達はラ・フォーレつるぎ山で
事前にお願いしてあった弁当を受け取ると、すぐに車でリフト乗り場の見ノ越駅へ向かった。

 剣山の由来=大剣神社背後の「大剣岩が剣のようだからとか!、安徳天皇が「宝蔵石」の下に剣を埋めた! という説からともいわれている。 
 
          
              宿泊先 「ラ・フォーレつるぎ山」 と同行の少女
http://ww81.tiki.ne.jp/~foret-turugi/

          
         見ノ越駅へ向かう途中にある展望台からの剣山(標高=1955m)を望む

          
         <展望台からの剣山登山リフト乗場見残駅周辺(標高=1420m)

          
         剣山登山リフトで見ノ越駅から西島駅へ(15分)(標高=1710m)


剣山(四国)登山と観光 その1

2008-01-29 14:17:20 | 

平成19年10月20日(土)昨日まで降り注いでいた雨も上がり、快晴の上天気の朝を向かえた。
 今日は近所の人たちと四国剣山登山と観光を計画、一泊二日の旅に愛車エステイマ(8人乗り)で出かけた。
 上天気でルンルン気分になる。
 走る道路は、大阪湾岸線、阪神高速神戸線、明石海峡大橋、鳴門海峡大橋を通るルートである。
 7人(子供一人)が乗ったエステイマの車内は早朝にもかかわらず華やいだ雰囲気が漂い、朝食やコーヒーなどの飲食をしながら、思い思いの会話や映り変わる車窓からの景観を楽しんでいた。
 途中の淡路サービスエリアで休憩をとった。

          
               淡路サービスエリアからの明石海峡大橋

 このサービスエリアからは明石海峡大橋の景観がすばらしい。
 快晴の青空に、紺碧の海、それに白いつり橋の大橋が海峡にかかり、優雅な美しさを現している。
 潮の流れも速そうだ、海峡を何艘もの船が行き交っている。
 その美しさに、思わず時間も忘れ、見とれてしまうほどだった。

           

 休憩を終えた私たちは、再び神戸淡路鳴門自動車道を徳島方面へ向かった。
途中の鳴門海峡大橋に差し掛かって、鳴門海峡の渦潮を期待したが、時期や時間が合わないのか見ることは出来なかった。
 車は程なく徳島自動車道美馬ICに到着、ここから一般道に出て、R438号線を剣山方面へ向かった。
 急に道路が狭くなる。車が一台しか通れない。前から車が来ると、所々の待避場で行き交うしかなかった。
 エステイマはさらにくねくねととした道をゆっくりと登坂していく、直線の道路はほとんどない。山道だが意外と交通量は多い、行き交う度に停車し、待避場にバックや直線を繰り返しながら走行して行く。
 途中で車酔いの方も出てしばらく休憩。休憩後も、またゆっくりと走行して行った。
 程なくして今日の宿泊先である「ラ・フォ-レつるぎ山」に到着した。

          
                    ラ・フォーレつるぎ山

 


  

北海道ドライブ旅行の車中泊の楽しさ(追記)

2008-01-27 16:54:07 | 気ままな旅

    
今回の北海道ドライブ旅行で使用した愛車エステイマ、私たちはこの車で車中泊を続けながら、旅行を続けてきました。
 今回は18泊19日間の旅行のなかで、フェリーが往復2泊、札幌市内のユースホステルで1泊、17日間が車中泊という日程でした。
 1.車中泊する理由を述べますと
  ①ホテルや旅館などを予約している場合は、天気が悪くても予定通りの行動しかできなく、夕方近くになってきますと、 迷うと大変だから、早い目に宿泊先に行こうとし、15時以降に観光していると、宿泊先が気になってなんとなく落ち着かなくなります。
   また、事前に宿泊先を調査して予約する手間も省けます。
  ②車中泊は、天気次第で時間にとらわれずに、自由気ままに自分に合った旅をすることが出来ます。
  ③明日の日程によっては行き先の近くまで行って泊まる事も可能で行動範囲が広がります。
  ④非常に経済的です。 
  ⑤その他
    以上のような理由です。
   
 2.愛車エステイマの設備や常備している物は以下の通りです。
  ①車のセカンドシートのみを倒してベットにして寝ますが、凹凸があると熟睡が出来ない為、一枚物のベニヤ板を加工したベットを設置しています。その上に寝具をセットして寝ます。気温によっては毛布などの枚数の調整が必要です。 
                       
        
  ②車中で食事の為に、運転席と助手席の間に板テーブルを設置しています。 
          
  ③車内の保温や睡眠中など、外から見えない用に厚生地のカーテンを四方に装着しています。
  ④クーラーBOX(北海道の気温の場合はコンビニで2日に一回、板氷で十分です)
  ⑤お湯を沸かす為のカセットコンロや登山用のコンロ。
  ⑥鍋、マホービン、懐中電灯、家庭用に一般的に使う食事用の備品一式。
  ⑦車外で食事する時に使うコンパクトなテーブルや椅子。
  ⑧パソコン、デジタルカメラ、ラジオ等(撮影写真はPCに取り込んでいく)
  ⑨その他
 私の車にはこのほかにカーナビや携帯電話、それに、バッテリー充電用のコンセントを装着しています。
 雨の日や寒い時は車内でカーナビのテレビを見ながら食事をします。
 これは、お茶の間に早変わりしたようで、独特の落ち着きを感じます。   

 車中泊する場所は、北海道の100ケ所以上もある 「道の駅」 をほとんど利用しています。
 道の駅は、トイレなど、日常生活に欠かせない24時間利用可能な設備が整っており、安心して利用することが出来ます。
 特に北海道の道の駅は、建設されて新しい物が多く、設備的にも、機能的にも、すばらしいものが多く見受けられました。

 また、北海道では、どこの道の駅に行っても、車中泊する多くの車が見かけられます。
 大型のキャンピングカーやワゴン車、軽ワゴン車、一般のセダンの車など、様々な車を利用して観光や、車中泊をを楽しんでいるようです。

 また、車中泊をしていると、している人たち同士がお互いの挨拶からはじまる出会いや、コミニケーションも多く、旅情報の交換やお互いの車を見せたり、見せてもらったりで、様々な工夫をこらしていることが伺えます。 旅先で初めてあった人達とのコミニケーションが深まると、一緒にコーヒーなどを飲んだ、酒宴を開いて盛り上がることも何度かあります。(夫婦同士が多い)
 お互いの話の中で気付くことは、旅行日程も、気ままに旅する方が多く、滞在期間や行き先なども、その日の天気次第で、決めているような人がほとんどでした。

 毎日入りたいお風呂ですが、北海道は温泉が多く、どこに行っても困ることはありませんでした。入浴料も経済的な温泉が多かったです。
 
皆様の中で、日程的に制約を受ける人は別としても、自由に行動できる方は一度、車中泊でのドライブ旅行を計画してみてはいかがですか!

 最初は戸惑いもあるかも知れませんが、少し慣れれば、これほど気楽で楽しい旅行はありません。
 
 私は北海道旅行の後には、四国剣山への登山、広島県の厳島や原爆資料館、呉市の大和ミュージアム、江田島、四国高知への旅をしてきました。






 


思わぬトラブルの愛車エステイマ(追記)

2008-01-27 11:17:10 | 気ままな旅
 奥尻島を望むオロロンラインの道の駅「てしお」で車中泊をしていた。
 朝目覚めるとカーテンを通して明るい太陽光線の日差しが差し込んでいる。
今日も上天気のようだ。今日はサロベツの原野、稚内や宗谷岬の観光を予定している。
          
                思わぬトラブルの愛車エステイマ    
 起床して洗面を済ませ、朝食や出発の準備にとりかかった。
 ところが、キーを差込んで、エンジンをかけよとしたが、全くかからない。
 フンともスンとも言わない。
 昨夜からスモールランプを点けままの状態で寝たらしい。
 あいにく、ブースターケーブルは常備していない。
 停車中の方に協力をお願いしたが、ブースターケーブルは、持ち合わせていなかった。
 仕方なくJAFの電話を調べ、連絡したところ、「すぐに行ける」とのこと、
 私は30年以上JAFの会員である。 
 JAFは20分で来てくれた。すぐにエンジンはかかり、事無きを得てホットした。
 JAFの会員のありがたさを身をもって感じた。
 ノシャップ岬経由稚内市街に入った折に、トヨタ店を見つけ、
 バッテリーチエックをお願いした所、機能が50%程度まで落ち込んでいた。
 私は、これからの旅行日程のことも考え、ためらうことなく、バッテリー交換をお願いした。
 程なく交換も終わり、私たちは再び、愛車エステイマを運転、日本最北端の宗谷岬方面へ走り出した。
 上天気に恵まれ、日本海とオホーツクのはざ間の海、最北の丘陵地の景観を、楽しみながらの走りは快適である。