goo blog サービス終了のお知らせ 

気ままな旅

マイカーでの気ままな旅で、束縛された予定や時間にとらわれない、自由奔放な行動をとる旅の紹介です。

満開のあじさいが咲き誇る大阪蜻蛉(とんぼ)池公園・・・岸和田市

2016-06-23 19:17:57 | 

 平成28年6月18日(土) 晴れ 私たちは、南大阪の自宅から30分ほどの距離にある蜻蛉(とんぼ)池公園に妻と二人で出掛けた。

 今回の目的は、蜻蛉池公園内にあるアジサイの花である。

かつて私は、この公園のある岸和田市と隣接する和泉市に住んでいた。

その折に、妻と二人でサイクリング用の自転車で、この蜻蛉池公園を何度も訪れている。

しかし、この公園がアジサイの名所になっていることは、全く知らず、ネットで初めて知った。

どんなアジサイなのか! 胸がワクワクするような思いで、この公園を訪れる。

近くの駐車場に車を止め,蜻蛉池公園内に入って行く。

公園内に入って行くと、幾つかのテニスコートから、大会が開かれているのか、時々大きな歓声が聞こえてくる。

さらに進んで行くと、左に大池が見えてくる。 正面には小さな橋があり、

その向こう側には、柱のような白い角柱が数本立てられ、それぞれに、根元からつるバラの緑の葉が巻き、よく整備された庭が見えてくる。

バラ園では、シーズンを過ぎたバラが、モニュメントと共に所々でさびしく咲いている。

 

ここで、蜻蛉池公園の概略について触れておきたい。 

蜻蛉池公園は、大阪府岸和田市の緩やかな丘陵地の、変化に富んだ地形を、最大に活用した大阪府営の自然公園である。

広大な緑豊かな公園内は、大人から子供までが楽しめる、数々のゾーンが造られている。

「水と緑の音楽広場」の芝生の前には大池があり、白鳥やカモ、アヒルなどがのんびりと泳いでいる。

春と秋のシーズンには2500本のバラの花が咲き乱れ、周辺のギリシャ建築を思い浮かぶような大回廊や、

数々のモニュメントと共に多くの人達を楽しませてくれる。

6月には、40種の10,000株の色とりどりの花を咲かせるアジサイ園がある。

小さな家族連れの人たちが楽しめる遊具も、たくさんあり、充実している。

子供たちを楽しませる長いすべり台など、45種類の遊具があるフィールドアスレチックスや、

お弁当などを広げたり、バトミントンのような簡単なスポーツが楽しめる広場なども整備されている。

その他にも、フジ棚や花ミズキなど季節の花を観賞できる「花木園」もある。

スポーツ施設も充実しており、16面のテニスコート、野球場、球技広場、スポーツハウスなどがあり、

老若男女や、車いすを利用する方々など、全ての方々が楽しめるように造られた公園である。

蜻蛉池公園案内図

トンボ池公園の周辺は、太古の昔から、大きな河川がなく、農業用水が不足するために、多くのため池が造られていた。

ため池は、稲作の栽培などに農水として利用され、多くの人々の生活を支えていた。

また、ため池は、人間の生活だけではなく、トンボをはじめとする水辺の生き物たちにとっても、大切な命を育む所でもあった。

そんな多くのため池がある中で、周辺の池は「たんぼ池」や、「トンボ池」と呼ばれ、

江戸時代にゴロの良い「トンボ池」に改名されたのが、この公園の名前の由来になっている。

 

開花時期のずれたポケット広場のバラ、水辺にはガセホという施設がある。この広場は、1994年(平成6年)に開設された。

バラは春と秋のシーズンには、約200種・2300株のバラが楽しめる。 

バラの広場から大池を望んだ施設や、広場周辺には、たくさんの彫刻が施されたモニュメントがあり、ヨーロッパの雰囲気が醸し出されている。 

この場所では、シーズンを過ぎたバラが、大池を臨みながら静かに咲いている。

バラが植樹されている、ポケット広場を過ぎると、ギリシャ建築を思わせる回廊風のシエルターが、

広場に敷き詰められた芝生と共に、美しい姿を見せている。

この先には大池があり、水辺にはステージが造られ、緑の芝生広場と共に、調和のとれた、安らぎの雰囲気を醸し出している。

古代のギリシャ建築を思い浮かべそうな回廊風のステージ、と緑の広場が美しい「水と緑と音楽広場」

 

回廊の中に造られた石のベンチには、若い二人が思い思いに過ごしているが、

ギリシャ建築が思い浮かぶアーチ形の回廊から、水辺にあるステージや大池方向の眺望は抜群である。

私たちは、野原広場を通り、アジサイ園方面に進んで行く。

 

野原の広場からのアジサイ園と左上にある展望台、私たちはこの広場を通りアジサイ園に向かって行く。

約40種10,000株の色とりどりのアジサイの花が咲く「あじさい園」の入口

 

アジサイ(紫陽花)は6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ花である。

原種は日本に自生するガクアジサイである。 

日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用として広く栽培され、多くの品種が作りだされている。

ヨーロッパで品種改良されたものは、セイヨウアジサイと呼ばれている。

アジサイの歴史は古く、万葉集などでもうたわれ、花の色がよく変わることから 「七変化」 「八仙花」 と呼ばれていた。

アジサイの群生

アジサイは土壌のPH(酸性度)によって花の色が変わる。

一般的に 「酸性土壌なら青」 「アルカリ性土壌なら赤」 の花が咲くといわれている。

 

入口付近にあり、アジサイに囲まれたあずま屋で休憩する人達

 

入口の近辺には、以下のような看板が掲示されている。

(あじさい園魅力 UP プロジェクト)

綺麗に咲いていたのに何で工事したの? とのお声が聞かれます。

入り口付近のアジサイは、木陰が全く無く、数日の日照りや、一度の寒風で全く花が咲かなくなる場所もあり、過去には、花がほとんど咲かない年もありました。

そこで、今回の改修では、近年の急激な天候の変化にも耐えうるよう、木陰をつくる樹木をたくさん植え、アジサイの生育に適した環境を創りました。

小さな苗が以前の大きな株に育つまでは数年かかりますが、もう一度満開の花が咲き誇るまで温かい目で見守ってください。

このように書かれている。

あずま屋からのアジサイ、この近辺が「アジサイ園魅力 UPpロジエクトの区域」

入口付近の近くには、アジサイの花々に囲まれた東屋があり、ベンチに座りながら、ゆったりとした気分でアジサイが鑑賞できるように造られている。

東屋では、何人かの方々が、アジサイを鑑賞しながら、談笑している光景が見られた。

若いアジサイ「アジサイ園魅力 UPプロジエクトの区域」

あじさい園を訪れた方々の中で、多くの女性のカメラマンが見られた。

カメラマンと云えば、比較的年配の方が思い浮かぶが、最近は若い女性の方が多くなってきているように感じる。

園内の色とりどりのアジサイの花が、訪れた人々をひきつけるのか! 

こまめに構図を描き、シャッタを切っている姿が至る所で見られた。

若い色とりどりのアジサイ「アジサイ園魅力 UPpロジエクトの区域」

赤いアジサイの群生(西洋アジサイ)

赤い可憐な花をつけたアジサイ

紅白のアジサイ(白=アナベル)

赤いアジサイ(西洋アジサイ=コエルレア)

色とりどりのアジサイの花

変わった小ぶりのガクアジサイの花

大木の枝間に寄りそうように咲く、色とりどりの可憐なアジサイの花

ガクアジサイは日本が原種である。可憐に咲くガクアジサイ(隅田の花火)

変わった花弁をつけるガクアジサイ(城ケ崎)

あじさい園の中央には、石組みされた川が曲線を描くながら流れ、アジサイ園の最奥部まで続くように造られ、アジサイの花とうまく調和している。

石組みされ、曲線を描きながらアジサイ園を流れる川には、日本庭園を思わせる大きな石や石橋が架けられ、東屋と共に庭園情緒を一層高めいる。

川の畔に造られたあずま屋からのアジサイ、小高い丘の頂上部までアジサイの花が咲き、そのスケールに驚かされる。

あじさいの花が咲く頂上部まで、あじさいの花を縫うように遊歩道が造られ、それぞれの角度や、手に取るように身近な場所からアジサイを鑑賞できる。

上部から流れ落ちてくる水が溜まると、竹筒が反転し定期的に「カコン」と音を発生し、庭園の情緒を高めてくれる。

これは、東屋方向から小高い丘一面に咲いているアジサイの花を、かき分けるように遊歩道の側に造られた添水(そうず)の装置である。

添水(僧都、そうず)は、水力により自動的に音響を発生する装置で、竹筒の中央に支点を作り、上向きになった竹筒に水がたまると、

その重みで竹筒が頭を下げ、竹筒の水がこぼれる。 竹筒が空になると、その反動で竹筒が元に戻り、下に置かれた石をいきよいよくたたき、音響を発生させる仕組みである。

日本庭園やお寺などで良く見かける。「ししおどし」ともいわれている。

大木の森林委囲まれ、小高い丘一面に咲くアジサイの花

あじさいの花が咲く、小高い丘の頂上部から東屋方面のアジサイ園の眺望

小高い丘の頂上部から東屋方面のアジサイ園の眺望

小高い丘の部分からのアジサイ園の眺望、川の側では若い女性たちが戯れている。

あじさいの鑑賞を終えた後、私たちはあじさい園からの階段を少し登り、駐車場方面に帰って行く。

帰路についた道路の脇には、子供たちが喜びそうな遊具が見えてくる。 中でも滑り台には、その長さに驚かされる。

秋になると、池周辺のもみじが真っ赤に染まり、美しい風景を醸し出してくる「かえで池」

 

さらに道路を進んで行くと、左下には池があり、そのそばには、展望台が造られている。 これが、美しい紅葉で知られている「かえで池」である。

このように 蜻蛉池公園のアジサイを鑑賞した跡、新鮮な地元野菜の販売で有名な「愛彩ランド」に立ち寄って家路につく。

 

アジサイ園の鑑賞を終えたあとも、見事なアジサイが次から次へと頭に浮かんでくる。

私は10数年前に、弁当を持参しながら、何度も自転車で蜻蛉池を訪れていたが、このようなアジサイ園の記憶はない。

蜻蛉池公園のバラや、大池を臨む大回廊、広場、遊具などは鮮明に記憶に残っているがアジサイに関してはない。

今日、アジサイ園を訪れて、そのスケールの大きさや、日本庭園の趣向を生かして、アジサイを植樹していることが印象的で、

多くの種類のあじさいが、数多く色とりどりに咲いている光景は圧巻である。

 

入口近くには、多くのアジサイが植樹され「魅力UPプロジエクト」が進行中であるが、

個々のアジサイは、まだ若く小さく、数年後には、立派なアジサイに育ち、アジサイ園そのものをグレードアップすると思われる。

その時の、あじさい園の光景を想像し、楽しみにしながら家路について行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


水間の紅葉と観音様(大阪府貝塚市)

2012-12-07 00:19:10 | 

 2012年11月大阪府貝塚市にある龍谷山水間寺を尋ねた。 このお寺は通称、水間の観音さまとして信者や市民に親しまれている。

 歴史的にも古く、聖武天皇(724年~749年=奈良時代中期)の時代、天皇の病気平癒を祈願して、生き仏として庶民から最も信頼されていた行基に命じて創建される。 祀られている仏様の観世音菩薩を謹天皇に捧げたところ、病は全快され、それより諸民に厄除け観音として信仰されるようになった、と伝えられている。

     水間寺の入口にあたる厄除け橋からの眺望、11月末で桜の葉は散り、黄色い銀杏などが秋の風情を漂わせている。

水間寺の前に流れる渓流と、桜木に自生する緑の植物、樹間から顔を出す小さなモミジが、奥の渓流と共に自然な情緒を感じる。

厄除け橋の擬宝珠と三重塔、周辺に広がる色づいた樹木が晩秋を漂わせ、厳かな雰囲気を感じさしてくれる。

水間寺の全景、三重塔と重厚な二重構造屋根の本堂、七五三参りの子供たちが訪れている。 参拝客も多いのか露店がでている。

七五三のお参りを終えた子供や家族、露店の前に立つ親子、本堂前には紅葉した樹木が見え、秋の風情を感じさしてくれる。

本堂横にある水鉢にはご覧のような緑のハスの葉と紅いモミジが、晩秋の季節を漂わせている。

水間寺の本堂横のある色鮮やかな紅葉

水間寺で伽藍やその周辺の紅葉を撮影した後、裏山に当たる水間公園に行ってみた。 車で3分ほどの距離にある公園で、昭和51年に開設され、市民の憩いの場として親しまれている。 マイカーを降り、少し歩いて行くと池があり、畔には桜の大木が紅い葉をつけている。

池の前方には、少し丸みをもった紅い欄干の橋が見え、その上は小高い丘になっていて、緑の樹木や紅葉の樹木で覆われている。    

水間公園の池と、その上に架かる赤い欄干の橋、この公園の景観を代表するような、秋の日本的な美しい表情を見せている。

池に架かるアーチ型の赤い橋と真っ赤に色づいた緑の中の紅葉

緑の樹木に囲まれ ひときわ鮮やかな色彩を放つ池の上にある紅葉

水間公園の池を通り過ぎると、桜の並木道がある、その北側にご覧のようなくコスモスの花が一面に咲き、訪れた人達を喜ばしている。

水間公園には展望台があり、大阪湾や貝塚市内、公園内の芝生広場などが一望できる。

若いカップルが、時々大きな笑い声をあげながら戯れている公園内の芝生広場、周囲は桜や紅葉などで覆われ、秋の風情が感じられる。

色鮮やかなモミジの前で記念撮影後、撮影画像を3人で確認する若い女性。

芝生広場の横にある鐘楼、鐘楼の横には色づきをはじめたモミジが秋の風情を公園内に漂わせている。

芝生広場の前にある貝塚市内や大阪湾が眺望出来る休憩所。 前には紅葉群落が、眺望と共に色鮮やかな美しさを見せている。

休憩所から眺望、落葉の始まった桜の老大木と鮮やかなモミジが、眺望と共に落ち着いた日本的な美の雰囲気を醸し出している。

水間公園休憩所前の紅葉。貝塚市内や大阪湾を望む斜面には、ご覧の様なモミジの大木が紅葉の美しさを見せている。

桜の枝間からの紅葉、何故か一番奥のモミジが、一番色鮮やかに紅葉している。

数日後の同じ桜の枝間から撮影する。 わずか4日間であるが紅葉の進む速さに驚かされる。

芝生広場から池に架かった赤い橋を渡る若いカップルと紅葉、それに桜樹が微妙なコントラスを見せ、美しさを醸し出している。

私が今回撮影した水間寺や、水間公園の場所は、全体としてまとまりがあり、こじんまりとしている。 その為にか撮影するのにもあまり時間がかからなかった。

水間寺の境内周辺にある紅葉を見ていると、七五三参りの可愛らしい和服を着た家族などが訪れて、日本らしさや美しさを見せている。

水間公園は、水間寺の裏山にあるだけあって、池や紅い欄干の橋などが紅葉とうまく調和、和風庭園の様な落ち着いたお趣きをつくっている。 芝生広場前のモミジは、前方の都市景観と共に、飽きのこない景観をつくり出している。

春の桜の開花は、多くの人達に、これからはじまる夢や情熱を、ヤル気を起こさしてくれるように感じる。

秋の紅葉は、その鮮やかな色彩から、成熟した落ち着きの心と、静かな未来への闘志を感じさしてくれる。

今年のモミジは、例年になく美しいと多くの方たちが語っている。

私自信も、なんとなくそんな感じがするが、今年ほど、近郊の紅葉を求めて出かけて行ったことはなかった。

モミジは撮影すればするほど、奥域の深さを感じさしてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


奥山雨山自然公園の紅葉・・・(大阪府熊取町)

2012-11-26 15:56:08 | 

  2012年(平成24年)11月 秋も少しずつ深まり、色づいた桜も落葉をはじめ、今は樹に1~2枚程度の赤い葉が枝につき、静かな風になびいている。 そんな折に自宅近くで、毎日のように訪れる奥山雨山自然公園(大阪府熊取町)の中心的な存在の永楽ダム湖に行ってみた。

 永楽ダム湖には一周2kmの周遊道路がある。  ダム湖周遊の道路には、早朝から健康志向の強い多くの老若男女が訪れ、ウオーキングやジョギングなどを楽しんでいる。 最近は特に利用者が多いのか、第一や第二駐車場は、利用者の車で満杯になっている時が多い。

 また、ダム湖上空には展望台が聳えるように建っている。 この展望台は、ハイキングコースの中心的な施設として造られ、東側にも展望台が造られている。 この東西にある展望台からの眺望は、関西空港などの大阪湾一帯、正面の六甲山脈や神戸、大阪市、淡路島などの絶景が楽しめる場所に造られている。 また、東西にあるハイキングコースからの眺望も抜群で、何度訪れても飽きることのない景観が続いている。

 この自然公園は、四季を通じて季節の趣きがあり、訪れた人たちを楽しませてくれる。 そんな折の11月21日(水) 私はカメラを片手に、ダム湖周遊道路やハイキングコース、紅葉などの撮影に出かけて行く。 その折に撮影した写真を下記に紹介する。

駐車場に車を止め、桜広場方面に歩いて行くと、奥山雨山自然公園の中心的な存在である永楽ダム湖が見えてくる。 桜広場からダム湖本体へ向かって行く。 すると、このような遊歩道が整備されている。 落ち葉が遊歩道を覆い秋の風情を醸し出している。

ダム湖周遊道路から ダム湖上にある緑の林の中にツル科の植物が、色づいて鮮やかな紅葉を見せている。

ダム本体を通り左へ下って行くと、芝生広場方面への入口がある。 この芝生広場は、シーズンには、学校の遠足や家族連れづなどで賑わっている。 上記写真は入口付近で、このような銀杏並木が続いている。

 

銀杏並木道を過ぎ、ほんの少し登ると谷沿いに可憐な葉をつける紅葉が見られた。

さらに緩やかなハイキング道を登って行くとモミジの群落地があり、ご覧のような紅葉を見せている。

モミジの群落地の林の中には、赤いじゅうたんを敷いたような紅葉をみせている。

モミジの群落地から芝生広場への近道(山道)があり、10分ほどで芝生広場へ到着。ご覧のような紅葉が見えてくる。

目も覚めるような鮮やかなに紅葉している芝生広場前のもみじ

芝生広場前の紅葉

やわらかい秋の太陽光線を浴び、鮮やかな色を見せてくれる芝生広場前の紅葉

芝生広場にある休憩所からの紅葉、休憩所の影が樹木に入り、樹木が明暗のコントラストを見せ、独特の雰囲気を醸し出している。

落葉がハイキング道を埋め尽くし、古い木造小屋と共にモミジの紅葉を一層引き立てている。

紅葉を手前にハイキングコースから泉佐野市方面の景観

奥山雨山自然公園のハイキングコースから・・・りんくうタウンと関西空港方面の景観

ハイキングコースから西展望台と林の中の紅葉

西ハイキングコースからの案内表示と西展望台の景観

尾根道の続く西ハイキング道からの永楽ダム湖方面の景観

永楽池近くの西ハイキングコースからの夕日(11月21日)

 2012年11月25日(日) 今朝は朝起きて外に出てみると、上空には青い空が広がり、晩秋のやわらかい日差しが射す上天気になっている。 早速、カメラを持って、一日一日紅葉の深まる奥山雨山自然公園の紅葉を求めて、妻と二人で出かけて行った。

わずか4日間で深まる紅葉、西ハイキングコースから永楽ダム湖周辺の紅葉

永楽ダム湖を望む西ハイキング道の赤い実をつけたツル科の植物、後方は永楽ダム湖

西ハイキング道から永楽池周辺の紅葉、白い煙突の環境センターと和泉葛城山の山容

東ハイキング道からの紅葉した山容と大阪方面の景観

奥山自然公園芝生広場前の紅葉、わずか4日間だが左手前の紅葉がびっくりするほどの速さで進んでいる。

4日前はやや緑ぽくやや黄色がかっていたがご覧のような鮮やかなコントラストの紅葉を見せている芝生広場前のもみじ。

芝生広場前の紅葉、同じ木なのか! 木の上部や下部、枝先によって色彩が異なっている。

芝生広場までのハイキング道の脇にある紅葉。林の中と道路を覆い被せるような紅葉だが、それぞれに独特のコントラストを見せている。

枝ごとに異なった鮮やかな色彩を見せるモミジの紅葉。

モミジ以外の林の中の植物との間に鮮やかな異なった色彩を見せ、独特の風情を感じさしてくれる見事な紅葉。

 

 今年は初夏に、なでしこジャパンの沢選手と同じ急性頭位めまい症の病気に襲われた。 病院の内科では原因がわからなかったが、主治医の指示で耳鼻科で診断すると、この病名を告げられた。 治療はたいしたことをするわけでもなく、耳鼻科の先生のいわれる通りのリハビリや薬を飲んでいると3週間ほどで全快する。

 こうしたことがあって、日頃のウオーキングやハイキング道からの山登りを自粛していたが、夏場を過ぎた9月頃から、以前と同じように奥山雨山自然公園を主体とした、山登りや永楽ダム湖周遊コースでのウオーキングを、雨天以外に行うようになった。 そうしていると、体調も以前と同じように戻り、杖とカメラをぶら下げ、リュックを背負い、妻と出かけたり、単独で出かけたりして、自然公園内の山中を駆け巡り、また、仲間たちとウオーキングを楽しむなどの日々を過ごしている。

 そんな中、11月に入ってくると、次第に紅葉がはじまり撮影していると、気になって同じ所を何回も訪れるようになってくる。

 そうすると、モミジの紅葉が一日一日深まり、鮮やかな美しい色に変わっていく姿が見えてくる。 モミジの大木の紅葉は、夏でも気づくが、小さな林の中のモミジは、夏場、全く気にもかけていなったし、モミジがそこにあることさえも分からなかった。

 しかし どうだろうか! 奥域のある林の中で、他の樹木や緑の葉と共に群生となって紅葉しているモミジの美しさ。 しかも、樹木ごとに色の違う鮮やかなコントラストに、モミジの紅葉の美しさに感動する気持ちが湧いてくる。

 私は今年ほどモミジなどの紅葉写真を撮影するのは初めてで、次回も自宅近くの紅葉写真を紹介していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


南大阪にある名所の桜・・・2010年

2010-04-10 22:00:18 | 
 2010年4月、全国から花便りが届く季節となった。
 今年の開花は例年になく速いスピードで訪れるような温暖な気候であったが、3月中旬の東大寺お水取りも終わり、熱戦が見られる高校野球が甲子園で始まっても、桜の開花は進まなかった。
 気候も気ままに推移して冬将軍が突然訪れ、北からは雪の便りも届く迷走する季節であった。
 しかし、4月に入り南大阪周辺の桜も開花が進み、各地区では桜を楽しむ大勢の人達が訪れて賑わいを見せている。
 私達もこの季節特有のわくわくした気分が芽生え、近くにある桜の名所へ撮影に出かけることにした。
 
 最初に貝塚市にある水間公園に行ってみる。
 水間公園は、水間寺の裏山に広がる緑豊かな公園で、市民の憩いの場として親しまれ、季節を通じて多くの人たちが訪れている。 
 特に桜の季節には大変な賑わいを見せている公園である。
 この日は上天気で、大勢の家族連れやグループの人たちが訪れている。
 臨時に造られた公園内の駐車場に車を止めて進んでいくと、池のまわりにある桜の大木が見事な花を咲かせて美しい景観を見せている。
 水間公園には約100本の桜が植えられ、木も立派に成長し、満開の桜が訪れた人達を楽しませてくれている。

           
              満開の遊歩道を手をつないで散歩する親子 

           
              満開の桜の下で花見をしながらくつろぐ人たち 

           
              10名位のグループでバーベキューを楽しむ人たち 

           
        水間公園内の芝生広場では、弁当を広げ花見を楽しむ人たちも訪れている。

           
        満開の桜の下、赤い欄干の架かった橋を渡り花見を楽しむ人たち。

           
          桜の咲く水間公園から、貝塚市内の抜群の眺望を楽しむことも出来る。

 水間公園を一通り散策した後、麓にある水間寺に下って行った。
 水間寺は通称「水間観音」といわれ、厄除け観音として知られ、特に初詣には多くの参拝客が訪れることで有名である。
 水間寺は、天台宗延暦寺末別格の本山「龍谷山」で、開基は行基。本尊は聖観世音菩薩である。
 水間寺名前の由来は、二本の川の合流地点にある寺、川(=水)と川との「間」にあたることから水間と呼ばれるようになったと伝えられている。

            
               水間寺の三重の搭     水間寺の川にたれさがる桜  

 風格のある三重の搭と桜がうまく調和し、美しい和の景観を見せてくれている。
 日本建築の伽藍には、桜がよくあっている。
 眺めているだけでも、不思議と心が落ちつき、しばらく見とれてしまうほどである。
 川と真新しい石橋(工事中)に桜がうまく溶け込み、風情のある景観を見せている。
 枝の桜が垂れ下がった川面では、2羽のアヒルが、水面をすいすいと泳ぎながら餌を漁っている光景も見られ、この季節ならでわの風情を一層高めてくれている。 
          
           
 桜と水間寺正門にあたる石橋(工事中)が、風格のある三重の搭や本堂との風情を一層かもし出している。

           
            水間寺境内にある客殿の桜から 三重の搭や本堂の伽藍を望む

           
       水間寺本堂前に小さく咲く可憐な桜、この場所で車の交通安全祈願が行われる。

 水間寺に咲く桜の撮影を終えた後、熊取町内にある永楽ダムの桜を見ることにして愛車を走らせて行った。
 永楽ダムでは、例年になく湖水を満面と湛えたダム湖を形成している。
 ダム湖畔の2kmにわたる周遊道路には、約1000本の桜が植えられ、私たちの目を楽しませてくれている。
 
           
                 永楽ダムの反対側より公園中心部を望む

 ダム湖畔に出来た2kmにわたる周遊道路は、桜のない通常の季節でも、朝早くからウオーキングやジョギングを楽しむ人たちが訪れ、憩いの場として親しまれている。
 特に夏場の朝などには、周辺の山々やダム湖から発生するマイナスイオンの影響か、独特の冷気を感じ、心地よさが伝わってくる。
          
           
         満水の湖水を湛える永楽ダム湖の周遊道路に植えられた桜

           
        提灯のぶら下がったダム公園の桜から、満水の永楽ダム本体を望む

           
              永楽ダム公園の満開の桜の下で楽しむ親子

           
          提灯のぶら下がる桜の下で、まりをついて楽しんでいる女の子 

           
    家族連れで賑わうダム公園の桜 その下を手に棒を持ち、走り回る女の子  

           
             少しつぼみも見られるが、美しく咲いた永楽ダムの桜

           
       桜の木に登って花見客を見つめる黒い猫、なぜか永楽ダムには野生の猫が多い。

           
        永楽ダム湖に逆さに映る周辺の景観、左側の山頂には展望台が造られている。

           
永楽ダム湖水に逆さに映る神秘的な景観、山稜に咲く山桜や桜が湖水に映り、神秘的な美しい景観をかもしだしている。 

           
太陽が西に傾き、太陽光線の明暗が湖水とダム本体と周辺との景観をかもしだし、たそがれ時をむかえようとしている。

           
永楽ダムを覆っている山林の中に、可憐な赤い葉や花を咲かす山桜と、白い桜が咲き、緑の中の暖かいぬくもりを感じさしてくれる。

           
永楽ダムの近くにある池に咲く山桜、独特の赤い葉や可憐な花に派手さは感じないが、心が和む落ち着きと、自然の中の静かさを感じさしてくれる。

 永楽ダム周辺の桜を見学した後、私たちは2km位の近くにある泉佐野市の日根神社や、その奥にある大井関自然公園に向かって行った。

 日根神社は、別名「大井関明神」といわれ、本殿は春日造りである。
 天正年間(1573年~1593年)の兵火によって焼失したが、慶長5年(1600年)に豊臣秀頼によって再建された。
 毎年5月には、のぼりに色とりどりの枕をつけて村々を巡行する例祭 「まくら祭り」 が開催される。

            
            日根神社の参道に咲く桜    日根神社の赤い鳥居と桜

 鳥居近くに車を止める。道路と平行して出来た参道には、植えられた桜が満開となり、本殿に向かって真っ直ぐに伸び、桜の美しい光景を見せている。
 さらに本殿に向かって赤い鳥居をくぐり、桜並木の参道を進んでいくと、右側に比売神社や丹生神社などの摂社が祀られている。
さらに真っ直ぐに本殿に向かって進んで行くと、石段があり、その先の門が造られている。

           
       日根神社拝殿前にある入り口門 この門をくぐると目の前に拝殿がある。

           
神武天皇の親神様を祀る日根神社拝殿、縁結び、子宝、子供の成長、夫婦円満に御利益があるといわれている。

           
                大井関自然公園の桜

 大井関自然公園は、日根神社に隣接、東西に流れる樫井川のろじ渓を挟んで広がる自然豊かな公園である。
 公園内には、約800本の桜が咲き、泉佐野市内唯一の桜の名所として親しまれている。

           
            大井関自然公園内にある樫井川のろじ渓に架かる赤い橋 

            
        樫井川ろじ渓(赤い橋の上流部分) 樫井川ろじ渓(赤い橋の下流部分)

 日根神社や大井関自然公園の桜は、水間公園や永楽ダムの桜と趣が少し違った印象を受けてくる。
 水間寺は、限られた一角の中に伽藍があり、その周りの桜が景観を造っている。
 永楽ダムは、ダム湖を中心に植えられた桜や山陵が一体となって自然豊かな景観をつくりあげている。
 日根神社は、一本の長い参道に桜が植えられ、桜の並木道となって境内に通じている。
 満開の桜を見ながら進んでいくが、神社の境内のせいか、厳かさと厳粛さも伝わり、気持ちが少し引き締まるような感覚が湧いてくる。
 隣接する大井関公園は、びっくりするような美しい渓谷と桜があり、渓谷に架かった赤い橋が、うまく調和し、公園全体の景観と親しみやすさを感じさしてくれる。

 

宮島・厳島神社(世界文化遺産)周辺の紅葉

2008-02-04 12:39:09 | 
 厳島神社の見学を終えた私達は神社周辺を見学した。
 もみじの紅葉も数も多く景観もすばらしかったが、残念ながら上空は厚い雲でおわれていた。
        
           
                 紅葉した風景を写生する人々
        
                            
                    紅葉したもみじの下でくつろぐ鹿

                
                   赤い欄干の橋と紅葉

           
                    色鮮やかな枝の紅葉

           
                  鮮やかに紅葉したもみじ

           
                 紅葉したもみじの下で相談する二人

           
                   家屋の裏側で紅葉したもみじ   

朝の雪と開花が始った梅

2008-02-03 10:57:01 | 
 今日は節分の日の日曜日の朝、昨夜の就寝が午前様になったせいか、起床するのもおそくなった。窓のシャッターを揚げ、外を見ると粉雪が舞い散り、周辺の家々の屋根が真っ白に雪化粧している様子に驚く。
 早速、撮影の準備をして近くの散歩道で咲き始めた梅や、公園に咲く花の撮影の為に足を運んで行った。 
 今の季節は関西空港の近くに住んでいる、我々でも寒さが身にしみる。
 一日中、石油ストーブを点けっ放しにする日も多い。
 そんな折の、日曜日の朝に降雪があったが、梅の開花が季節の移り変わりを、確実に教えてくれている。
 春の訪れもそんなに遠くはない。

          
          朝起きるとご覧のように雪化粧 南大阪ではめずらしい光景

          
                  近くの散歩道で開花する白梅

                     
                     近くの散歩道で開花する紅梅

                     
                       近くの公園で咲く山茶花