気ままな旅

マイカーでの気ままな旅で、束縛された予定や時間にとらわれない、自由奔放な行動をとる旅の紹介です。

2016年(平成28年)謹 賀 新 年・・・・・気ままな旅(希間々兼行) 

2016-01-03 00:27:39 | 今日の出来事

2016年(平成28年)

明けましておめでとうございます。

 

昨年はgooブログ 気ままな旅 へお立ちより頂きありがとうございます。

昨年も大きな自然災害やフランスのテロなど、心をしめつけるような出来事が多い年でしたが、

ノーベル賞を二人の方が受賞するなど、明るいニュースもありました。

本年はスポーツの最高式典であるオリンピックが、

ブラジルのリオデジャネイロで開催されるなど、私たちを楽しませてくれるイベントや

伊勢志摩サミット・米国大統領選挙などの年でもあります。

本年が自然災害やテロなどの凶悪な紛争や犯罪が少なく、

世界の人々にとって平和で希望に満ちた年であります様にお祈り致します。

私たちは天地摂理のなかで活かされています。

自然摂理をよく理解し、自然との共存共栄を図りながら、豊かな自然環境を築いていく大切さも求められています。

自然や人間の本質に向かって順応していければ、必ず 平和で幸せな社会が訪れると信じています。

本年が皆様方のご健康とご多幸の一年であります様にお祈り致します。

また、お時間にゆとりのある時などに gooブログ 「気ままな旅」に

お立ちより頂ければ幸いに存じます。

平成28年(2016年)             元 旦

 

希 間 々 兼 行   

 

 


2014年(平成26年)謹 賀 新 年・・・・・気ままな旅(希間々兼行)

2014-01-02 22:49:15 | 今日の出来事

 2014年(平成26年)

    明けましておめでとうございます。

 昨年はgooブログ 気ままな旅 へお立ち寄り頂きありがとうございます。

 昨年も多くの自然災害が発生した年でもありましたが、オリンピック東京大会の開催が決まるなど明るいニュースもありました。

  経済的にはアベノミクスにより大きく変革した年でもありました。

 まだ、力強さは感じられませんが、輸出企業を中心に少しずつ明るい兆しも見え始めたのではと思います。

 本年は成長戦略により、さらに経済が成長し、日本国民全体が潤いのある年になってほしいと祈願しています。

近隣諸国との間では、領土問題など様々な問題が発生していますが、日本として世界平和を達成すつために、

歴史的な観点からも信念を貫き、誇りある日本外交を展開して、問題の解決に当たってほしいと念願しています。

健康についても、健康は与えられるものではなく、自らが食生活やスポーツなどを実践して

勝ち取り、築いていくものだと思います。

好きな物を好きなだけ食べたり、飲んだり、食べては寝て、起きては食べての生活では、

健康な体を維持するのは困難です。

食生活は好き嫌いだけでするのではなく、体に良いものを食べる習慣が必要です。

体の体質や年齢、季節によって住んでいる地域の食材を加味しながらの食生活が大切になります。

健康に勝る幸せはないと思います。

 

この一年が皆様方の健康でご多幸の一年でありますようにお祈りいたします。

また、お時間のある時には goo ブログ 「気ままな旅」に

お立ち寄りいただければ幸いに存じます。

 

平成26年(2014年)      元 旦

                                            希 間 々 兼 行

 

 

 


山桜が群生する南大阪の山容・・・・2013年

2013-05-05 16:27:16 | 今日の出来事

 

 2013年4月1日(月)晴れ 朝起床すると、窓越しに明るい太陽光線が床を照らしている。 

 窓を開け、外を眺めると青い空が広がり、清々しい空気が漂っている。 

 南大阪周辺の桜の開花も満開に近い情況になって、桜の名所では花見客で賑わいそうである。 

 こうした中、以前に新聞で報道されていた山桜の名所が泉南市にあることを思い出してくる。 

 桜の名所は自宅近辺にも沢山あるが、山桜の名所は知らなかった。 

 午前11時00分頃、妻と二人でカメラを持って愛車で出かけて行く。

 自宅から一般道を走行し、JR阪和線新家駅を通り、山沿いの道に入ってしばらく走行すると、報道されていた山桜が、山一面に色彩り彩りの美しい色彩を放っている光景が目に映ってくる。 

 鶯などの小鳥の鳴き声も数多く聞こえ、山全体が賑やかで自然界の活気のようなものと春の季節を感じさしてくれる。

 私は、これだけの山桜が山一面に広がっている光景を目にするのは初めてである。 

 まるでカラフルな色彩の絨毯を敷きつめたようである。

 山桜は桜(染井吉野)と違って、一本一本の木によって、色や花の形、葉の形状も、それぞれに独特の表情をもっているようである。

 桜の名所といわれる所に行って桜を見ていると、花の色や葉の形状もほとんどが統一されている染井吉野が多いが、山桜はそれぞれに個性があり、特徴がある。 花や葉の色や花の形状も木によって違っている。 

 それに、木の周りには、桜以外の木も多く、自然界に生き抜く力強いパワーを持っているようにも感じる。

                 桜の原点といわれる山桜、木ごとに色彩り彩りの美しい色彩を放つ山桜の群落。 

染井吉野は花から咲き始め、花が散った後に葉がでるが、山桜は花と葉が同時に開花してくる。 雑木の中に咲く山桜の強い生命力に関心する。

                         

                 周囲を雑木に囲まれた中で、柿色とピンク・白の美しいコントラストを見せる山桜の群生地。

 

                      山の傾斜地の上流側を見上げるとこのように山桜が咲き誇っている。

谷の両サイドに山桜が群生し美しいコントラストを見せている。 奥は造成されて公園になっている。

柿色の葉に可憐な白い花を咲かしている山桜

谷を少し登り右側を見るとこの様に山桜が群生している。 山の斜面中央は道路でグレイのコンクリートで固められている。

道路側から眺望した山桜の群生地

数本の山桜の境を見ると、こんなにも違った表情を見せている。 

山桜の群生地上部から眺めると谷の両側に山桜が群生、左後方には関西空港への連絡橋が見えている。

ピンク色の色合いの濃い山桜の群生地 

高台にある公園から見る山桜の群生地と後方のりんくうータウン(泉佐野市) 

高台にある公園からのりんくうタワン方面の眺望 

山桜とりんくうタウン方面の眺望 

山桜と関西空港連絡橋方面の眺望 

美しい色彩を放つ山桜の群生地 

 山桜と関西空港連絡橋方面の眺望

 今回の泉南市にある山桜の景勝地を初めて訪れ、山桜の美しさや生命力、力強さを感じ、私の山桜への興味や素晴らしさが一気に深まっていった。

 本来、日本人にとって桜といえば吉野で、吉野の桜は、名前からいって全国的に植樹されている染井吉野の桜と思われがちであるが、吉野の桜のほとんどは山桜である。

 桜の寿命も染井吉野は50年~100年といわれるのに対して、山桜は500年以上ともいわれている。

 自然の山桜は、概ね標高500m以下の地域に自生するといわれ、それ以上の標高にある山桜は人間の手によって植樹されたものである。

 標高の高い吉野山の山桜は、信仰の対象として、多くの信者たちによって植樹されている。

 山桜と小鳥の関係も非常に重要で、山桜の種子は小鳥によって運ばれるといわれ、小鳥の生息する地域が山桜の自生する地域となる。

 群生する山桜の花の蜜を求めて、小鳥の鳴き声がやまないのも、小鳥たちが山桜の自生を助けているからである。

 南大阪や和歌山の紀ノ川周辺にも、山桜の群生地が多く見られるが、これも小鳥たちとの強い絆が想像される。

 私は今まで山桜に対してあまり関心を示さなかったが、今回、山桜の群生地を訪れ、通常の桜以上に山桜に興味が湧いてくる。

 日本人にとって、古の時代から樹木一面に咲く桜は、花の頂点で、春の訪れとともにやってくる花見は最高の楽しみでもあった。

 全国各地で桜の名所は、現在でも多くの人たちに親しまれ花見客で賑わっている。

 こうした賑わう桜の花と違って、人里を離れ静かに咲いている山桜に自然と心をひかれていく。 

そして、山林の多くの樹木の中で、自分の個性を発揮し、堂々と自分を際立たせ、生きている山桜に、染井吉野の桜にはない美しさや、人生の生きざまのような姿を感じさしてもらった。 

 

 

 

 

 

 

 


2013年(平成25年) 謹 賀 新 年 ・・・・・気ままな旅 (希間々兼行)

2013-01-01 01:03:18 | 今日の出来事

  2013年(平成25年) 

         明けましておめでとうございます。

 昨年はgooブログ 気ままな旅 へお立ち寄り頂きありがとうございます。 

 昨年も一昨年に続き 自然災害が世界的にも多い一年でした。

            

 本年は巳年で、社会全体として、嵐がひと荒れ来そうな波乱含みの予感がする年だといわ

れています。

 昨年末の総選挙で政権が交代。  3年余も続いた民主党政権から、再び自民党政権へと

変わりました。 新政権には、日本経済の立て直しと、悪しき外国勢力の誘因に左右されない

外交を展開していただき、誇りある日本と潤いのある社会を築いていただきたいと

切望いたします。

  わたくしたち自身も、目先や誘惑的な言葉に迷わされずに、将来の可能性を信じて、この

苦難の状況を打開していくべき努力や協力が大切な年だと思います。

 体や心身を鍛えるためには、厳しいトレーニングなどの鍛錬が必要になってきます。

 鍛錬には、永い時間と気力・苦しい労力が必要です。 

 登山でも登頂を目指して、登坂している時間は長く、厳しいものですが、

 登頂いたしますと、何とも言えない晴れ晴れとした達成感と、

 素晴らしい眺望が約束されています。 

 本年が、こうした努力が価値あるものに実り、爽やかな潤いのある一年であります様に

お祈りいたします。  

 また、少しお時間がある時などには、gooブログ 「気ままな旅」 に 

お立ち寄り頂ければ幸いに存じます。

本年も皆様方のご健康と ご家族のご多幸をお祈り申し上げます。

 

              平成25年(2013年)     元 旦

                                            希 間 々 兼 行


2012年(平成24年) 謹 賀 新 年 ・・・・・気ままな旅 (希間々兼行)

2012-01-01 02:04:22 | 今日の出来事

 2012年(平成24年)

           明けましておめでとうございます。

             昨年はgooブログ 気ままな旅へお立ち寄り頂きありがとうございます。 

             昨年は自然災害が多く、大変痛ましい出来事の多い一年でした。

             本年も被災地の中で、懸命に活きようと頑張っている方々に心からのエールをおおくりすると共に、

             一日でも早く復興されますことを心から祈念致します。

            

             本年は辰年で、良いことと、悪いことの良しあしがはっきりする年だとも言われています。

             結局のところは、功を焦らず、恩賞を求めず、自然体で日々努力を積み重ねる。 

             自分を客観的に眺め、周りの人達への気配りを忘れずに、心身を鍛える様に努力していくと、

             徐々に光が見えてくる。  このような心構えの必要な年であるように感じます。

             今年はオリンピックの年でもあります。 

             昨年の女子サッカー、なでしこジャパンのように感動と笑顔の多い年であります様にお祈りいたします。

             また、少しお時間がある時などには、gooブログ 「気ままな旅」 にお立ち寄り頂ければ幸いに存じます。

             本年の皆様方やご家族のご多幸をお祈り申し上げます。

 

              平成24年(2012年)     元 旦

                                                 希 間 々 兼 行

 

 

 

 

 

 

 

 


2011年(平成23年) 謹 賀 新 年 ・・・・ 気ままな旅 (希間々兼行)

2011-01-01 00:28:40 | 今日の出来事
 平成23年(2011年) 

         明けましておめでとうございます。
                                           
          

 運勢歴によりますと今年は、辛卯(かのと・う)年で、辛の字は十字架の上に立つと書き、辛の年はかなり覚悟のいる年といわれています。
 また、辛は上に向かって求めて冒すと言う意味があり、今まで地下に潜伏してきたエネルギーが社会の様々な矛盾、抑圧を排除して上に対して発言すると言う意味があります。 
 従って、矛盾、闘争、犠牲を含むために「辛(つら)い」という言葉があるようです。
 卯年は、良い意味では「繁栄する」「繁茂する」となり、悪い意味では、「粉紏し」「動きがとれなくなる」の意味を持っていると言われています。
 本年は今まで現れなかった未開拓地や、手がつけられなかった部分まで、大がかりな整理整頓が必要な年になりそうです。  
 特にリーダーの人は、今まで以上に利害を捨て、常に変化する状況に対して、率先して挑戦していく姿勢を見せていくことが、今年は特に重要になります。
 また、一般の方々も風評などに惑わされずに、邪悪な気持ちは捨て、社会や相手の立場にたった純粋な気持ちを持つことが一年を通して大切な年です。
 辛は清潔で簡素を好む年であることから、一年を通して、無駄を省き部屋などの整理整頓を心がけることが大切だと言われています。


          

 旧年中は gooブログ「気ままな旅」へお越しいただきありがとうございます。
 昨年は、1月に中国上海江南地域へのツアー旅行、5月には伊豆や富士五湖への試乗ドライブ旅行、6月~7月は海外に住み娘や孫たちが日本にやって来て、総勢7人で和歌山のキャンプや四国・広島・岡山へのドライブ旅行に行ってきました。
 大変賑やかな旅行で娘や孫たちは、大喜びで日本の休暇を楽しんでいました。
 秋には、友と高知へ帰省したり、かつてから念願であった伯耆大山(鳥取県)の紅葉を求めて、車中泊の気ままな旅をしてまいりました。 
 本年も昨年同様に、妻と二人で愛車を中心とした気ままな旅を続け、写真撮影などをしていきたいと思っています。
 特に今年は山(富士山や阿蘇山など)や歴史のある神社などに強いパワースポットがあると言われています。
 パワースポットは、何かしら自分の体の中に強いものを頂ける場所で、健康的にもマイナスイオンが発生、心地よい環境にあります。
 時々、旅などを通じてパワースポットに身をおいたり、自然と触れ合ったりした生活を致しますと、心身ともにリフレッシュできると言われております。
 この一年が皆様やご家族にとって、ご多幸の明るい年でありますように心からお祈り申し上げます。 
 また、時間的にゆとりのある時などには、gooブログ「気ままな旅」にお立ち寄りいただければ幸いに存じます。 
 本年もよろしくお願い申し上げます。 


 平 成 23年(2011年)   元 旦                                
                                   希間々兼行

土佐の里山で雑草との悪戦苦闘

2010-01-16 22:24:40 | 今日の出来事
  平成22年1月5日(火)は、正月参賀日を大阪の自宅で過ごし、妻と二人土佐の高知に帰省することにしていた。
 高知の家は、私が幼き時に過ごした故郷で、母が一人この地で過ごしていた。
 しかし、高齢の為、私が大阪の自宅に母を引き取り、暫く一緒に過ごしていた。
 その母も3年前、95歳で他界してしまった。
 高知には家や田畑、それに墓が残り、私が年に数回、管理の為に帰省し、家やお墓の掃除などを行っている。
 今回は年末に帰省が出来なかった為に、墓の掃除も行っておらず、気がかりになって正月明けに帰省しょうと、妻と相談して決めていた。
 5日(火)に帰省することを決めていたのは、混雑緩和と高速道路利用料金、1000円が適用され、経済的に有利なためであった。
 南大阪にある自宅を、5日午後一時ごろ、愛車エステイマで出発する。
 愛車は阪神高速湾岸線から神戸線に入り、明石海峡大橋を通過して行く。
 晴天の中、渋滞もなく快調に進み、神戸淡路鳴門自動車道を走って行く。 
 高速道の休日割引がなければ高知方面へは、板野IC(鳴門ICの次のインター)で下車し、一般道に入り、3km先にある徳島自動車道の藍住ICに入って、走行した方が距離的にも、時間的にも速く行けるが、高速道を一旦、下車すると、再度通行料金1000円が発生するため、高松自動車道を走行し、川之江JCTから高知自動車道に入ることにした。
 私は徳島県から高松方面に走ることは、全く初めてで、車窓からどのような景観か望めるか、楽しみでもあった。
 風光明媚な鳴門海峡大橋を通過し、徳島県からの高松自動車道を走行していく。
 車窓からは、点在した小島が浮かぶ瀬戸内海の景観が広がっている。この景観もすばらしく、私達のドライブを一層楽しく、満足さしてくれている。 
 やがて、愛車は、屋島や讃岐七富士と呼ばれる小さな丘のような山々など、美しい景観の続く高松道を西に走行していく。
 高松市内を過ぎて暫く進むと、坂出と岡山を結ぶ瀬戸中央自動車道の景観に代わり、海の小島の間に数本の橋脚が聳え立ち、間に垂れ下がったワイーロープで支えられた鉄道と高速道の二重構造になった大橋が北に向かって伸び、瀬戸内海に独特の美しい景観をかもし出している。
 愛車は瀬戸内海に沿って出来た高松道を西に向かって進み、途中の川之江JCTから高知自動車道に入って行く。
 高知自動車道は今まで対面通行であったが、高知ICまで最近片側2車線化が完成し、大変走りやすくなっている。
 私たちは伊野ICで下車し、国道33号線に入り、私の故郷佐川方面に向かって行く。
 途中のスーパーで夕食の買い物を済まし、自宅に到着したのは午後7時過ぎであった。

          
    故郷佐川町尾川の景観、この川で幼き時にはよく泳いだことが思い出されてくる。

 1月6日(水)久しぶりの我が故郷でぐっすり眠ることが出来たが、朝方はずいぶんと冷え込んでいるように感じる。
 それも台所と居間は、三方をガラス窓で囲まれ、特に台所は、流し台の前と右の窓がカーテンすら施してなく、外部の冷気が室内にそのまま伝わってくる。 
 昼間は、太陽の明るい日差し受け、関西よりも強く温かく感じるが、日が沈み暗くなってくると、土佐の山里は、とたんに冷え込んでくる。
 朝方、雨戸を開け、外に出ると空一面に、青い透き通るような空が広がり上天気になっている。
 朝食を済ませた後、少し離れた所にある駐車場と隣接する畑に行ってみると、我が畑が草茫々となっているのを見て愕然とした気持ちになってくる。
 この畑は総面積150坪(約500㎡)あり、昨年までは、近所の人が生姜などの作物を栽培していたが、高齢と家族の介護などで、今年から栽培が出来なく荒地になっている。

 どうすればよいのか悩んでしまったが、取り合えず佐川町役場に行って相談することにした。
 役場で知り合いの人に相談すると 「佐川町には未耕作地が多く耕してくれる人が見つかるかどうかわからない」 隣の農業委員会の部署が、未耕作地などを担当しているとのことで紹介していただいた。
 農業委員会では 「定期的に委員会を開催しているので次回の会で話をしておきます」 とのことであった。

 草茫々としている荒地をそのまま放置しておくことは、近所の方々や、雑草の種などが隣接地に飛んで迷惑をかけるために出来ないと思った。
 どうしても雑草を刈り取らなければならなかった。
 しかし、150坪(約500㎡)の面積に、背丈ほどに伸びていた雑草を、どうして刈るのか、道具も経験もなかった。
 自分で狩るのか! それとも誰かにお願いするのか! と思案していた。

          
        夏は鮎などのも獲れる清流だが改修中の故郷の河川(仁淀川の支流)

 1月7日(木)朝早くから目覚める。今日も天気は良さそうであるがずいぶんと冷え込んでいる。昨日から妻と草刈のことで相談した結果、エンジン付の草刈機を購入して自分達で刈ることにした。
 早速、近くのホームセンターに行って草刈機と、燃料の混合オイルを購入してくる。
 畑に行って、買ってきたばかりの草刈機のエンジンを、かけようと試みてみるが、なかなかかからない。
 30分発ってもかからないために、ホームセンターへ電話すると、直ぐに駆けつけて指導してくれた。
 原因は、私が説明書の細い字をメガネをかけずに読んでいた為に(開)と(閉)を間違え、逆に操作していたようだった。
 担当員の方が細部にわたって指導してくれた為に、初めて使う私にも直ぐ理解することが出来た。
 早速、エンジンをかけてみる。エンジンは直ぐにかかった。体に草刈機のショルダーをかけ、保護メガネをかけて作業を開始する。
 畑の四隅の端から草刈りを始め、外側から内側に移動するようにして刈っていく。
 初めて使う草刈機、草はスムーズに刈りれるが、刈った草が寝ているために、刈り取った草は、一々刈り取り機の上に乗せ、1.5mぐらい横にずらさないと刈れない。
 これを刈取る度に、毎回行っていくから、腕にパワーがかかって大変である。
 妻は私が刈り取ってずらした草を拾い集め、鍬でならしてくれている。
 昼食の時点では、3分の一が終了した程度であった。
 午後からも、明るいうちに作業を終わりたい一心で、休憩もほとんどとらずに刈り取り作業を懸命になって進めていく。
 しかし、私の肩ははり、刈り取り機を持つ手の握力がなく、雑草を横にずらすのが大変になってきていた。
 妻もなれない仕事で、腰に負担がかかってきているのか、時々体を伸ばしているが、疲れきった表情が見えている。
 こうした状況の中でも作業を続け、太陽が西に傾き、黄昏時の薄暗い時間にようやく作業を終了することが出来た。
 作業終了後、私も妻も、雑草に覆われた畑から、雑草のない、見違えるような畑に変わり安堵した気持ちで一杯になっていた。
 
          
          刈り取り前の草茫々の我が家の畑(150坪=500㎡)(北西から)

          
               雑草で覆われた我が畑(南東から)

          
           悪戦苦闘の刈り取り作業を終え、見違えるようになった畑

          
        野焼きしてくれる人の指示で刈り取った雑草は二つの山に積み上げる。 

          
        刈り取った雑草は野焼きの為、家から出来るだけ遠い位置に積み上げる。

 草刈り作業終了間際に、昨年までこの畑を耕していたおじさんがやってくる。
 この土地は元々は、この叔父さんが所有していたものを、私の母が生前に買い取っていたが、これといったこの土地の用途はなく、このおじさんが生姜などを昨年まで栽培していた。
 ところが、このおじさんは高齢で腰が曲がり、体力的にきつくなった事と家族の介護で農作物の栽培が今年から出来なくなっていた。
 おじさんは私達夫婦が草刈を終えたのを見て、ほっとしたのか、後の草の処理や、処理後雑草が生えにくいように、乗用トラクターで耕しておくとのことであった。 
 私達にとっては、大変ありがたい話しであった。 
 このおじさんも、今まで自分が耕していた土地が草茫々になって心を痛めていたようで、それだけに、私達が雑草を全て刈ってしまってことを、喜んでくれているようであった。

 今回は思いもかけないような畑の草刈りが待っていたが、これで近所の方々に迷惑をかけずに住むと思うと、何かほっとした気持ちになって大阪に帰ってくることが出来た。
 今年に、耕す人がみつからなければ、夏と秋の2回は草刈が必要になってくる。
 今回の経験から、草刈りは出来るだけこまめに実施した方が得策だと思え、これからは帰省回数もふえてきそうである。

2010年 謹 賀 新 年 ・・・・ 気ままな旅 (希間々兼行)

2010-01-01 00:23:10 | 今日の出来事
         
 
            平成22年(2010年) 明けましておめでとうございます。

          
 今年は庚寅(かのえとら)年で、変化の多い年、猛虎ような波乱、動乱の多い年だと言われています。

 寅は螾(イン=動く意)で、草木が春の暖かさにより地上に芽を出す状態を表し、寅の月は正月であり、立春の時と暦に書かれています。
 
          

 旧年中は 「気ままな旅」へお越しいただきありがとうございます。

 昨年は、思い出に残る山陰、北陸、信州、北海道などの気ままな旅の写真や感想などを添えて投稿させていただきました。
 本年も昨年同様に、妻と二人で愛車を中心とした、気ままな旅を続けていきたいと思います。

 昨年は100年に一度といわれる経済不況や、政権交代などの激動と、暗く痛ましい事件などが多い年でもありました。
 本年も変化の年だといわれていますが、自分自身が変化を先取りする前向きな考えや、前向きな姿勢で乗り切って活きたいと思います。

 この一年が皆様やご家族にとって、ご多幸の明るい年でありますように心からお祈り申し上げます。

 また、時間的にゆとりのある時などには、「気ままな旅」にお立ち寄りいただければ幸いに存じます。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 平 成 22年(2010年)   元 旦

                                 希間々兼行


妻が発熱・・・参加が危ぶまれたオートキャンプ(三重県伊賀市)

2009-11-15 13:19:25 | 今日の出来事
  11月7日(土)朝早く起床すると、秋晴れの快晴で行楽にはもってこいの天気である。
 今日と明日の日曜日は、三重県伊賀市島ヶ原で開催されるオートキャンプに出かける予定になっていた。 だが、妻の体調が思わしくなく出席できるかどうかの判断が出来かねない状態であった。
 妻はブラジルのステーキ牛の肉など名古屋から仕入れて準備は万端と整えて、行く気は十分であったが、私は妻の体調が気がかりであった。
 今週の月曜日に突然風邪の病状が出て発熱、病院での診断では、新型インフルエンザではなく、疲れによる風邪と診断される。
 しかし、熱が下がらず、再度近くの病院に行って受診する。
 その結果、投薬を漢方から抗生物質に切り替えてもらったところ、翌朝には、熱は下がって少し安心するが、ふらつきが少しあった。
 出発当日の朝に 「今回は無理をせずに中止にしよう」と妻に話をする。
 妻に話をしてから一時間ほどして、妻は 「体調が良くなってきた。もう大丈夫、行こう!」 と、言いだしてくる。
 私も、妻の顔色やしんどさなどを診ていて、時間がたつごとに良くなっているようには感じてきていた。
 「ほんとに大丈夫なのか! あまり無理をしない方が!」と 再度、妻に話をする。
「大丈夫、調子も良くなった、行けるよ」で、話が決まり、急きょ出発することになった。
 私たちは、早速、出発準備を始め、昼過ぎには、愛車エステイマにて南大阪の自宅を出発することが出来た。(本来の出発予定は午前9時頃であった)
 自宅を出て一般道を通行して阪和自動車道を走行して行く。
 さらに愛車は、阪和道から西名阪道を経由して、名阪国道(R25)に入って行った。
 天気も快晴で、渋滞らしきものはなく、愛車エステイマは快適に名阪道を走っている。
 心配していた妻の体調も良くなっているようで、出発前よりも顔色も良くなっているようであった。
 愛車は急坂の続く天理の坂を登り切り、名古屋方面に向かって走行して行く。
 無料ハイウエーとして知られている名阪国道も、土曜日のせいか大型車が少なくスムーズに流れている。
 程無くして大阪名古屋の中間に位置する大内IC(三重県伊賀市)を通過し、名阪道から一般道に入っていく。
 ここから20分ほどで、今回の会場であるOKオートキャンプ場に到着する。 到着時間も調度午後3時頃であった。
 今回、開催されているオートキャンプは、大阪でキャンピングカーなどを多数販売している、大森自動車の主催によるもので、今回のキャンプ大会は第25回目の大会で、多数のキャンピングカーが参加、2日間にわたって行われる。
 私は、大森自動車の会員ではないが、和歌山県橋本市に住む友人からの誘いで、昨年の紀伊半島大島についで、2回目の参加である。

                
          木津川の畔にあり広々とした OKオートキャンプ場の全景 

 会場であるOKオートキャンプ場は、大変アクセスの良い場所にある。
 大阪や名古屋からは、名阪国道経由で70分~80分と手軽な距離にある。
 キャンプ場内も上記写真のように広々とした開放的な雰囲気で、各サイトもゆったりしていて、リラックスムードを満喫できるように作られている。
 キャンプ場沿いには、木津川が流れ、川遊びや釣り、場内の小さな牧場での乗馬、広場でのボール遊びなど家族全員が元気に遊べられるように作られ、子供たちの歓声がいたる所から聞こえている。
 木津川の対岸にも、温泉などもあって、疲れた体を温泉で癒したり、また、近くには観光名所などの施設も多く、楽しみがいっぱいありそうである。
   
           
        多くのキャンピングカーなどが勢揃いしたOKオートキャンプ場の光景

           
キャンプ場内には広々とした広場があり、参加した家族達が思い思いにスポーツなどをして楽しんでいる。

           
私達のキャンプサイト、右のタープテントにはテーブルと全員の椅子が並べられた食事会場になっている。

 OKオートキャンプ場に到着して、すぐに受付にて私たちのサイトと場内の場所を確認して、教えられたサイトに向かって行った。
 広々とした場内には、数十台のキャンピングカーが勢揃いしている。
 この様は、キャンピングカー販売店の主催ならわの光景で、このようにキャンピングカーを一同にして見るのは、まさに圧巻である。
 愛車が進んで行く目の前には、一頭の馬を取囲みながら数人の人たちが談笑している小さな牧場の光景があった。
 さらに100m程進んで行くと、私達のキャンプサイトがあり、和歌山県橋本市から着ている夫婦の姿が目に入ってくる。
 サイトには、一台のキャンピングカーやキャンピング使用のワゴン車が並んで駐車し、その横には調理用のテーブルが設置され、タープテントが張られている。
 到着して挨拶を交わした後、愛車エステイマを車列の並びに駐車させてもらった。
 橋本市の夫婦も、ずいぶんと妻の体調を気遣ってくれていた様子であったが、妻の元気そうな様子を診て、安堵してくれたのか、ずいぶんと喜んでくれていた。
 今回のキャンプには、和歌山市から来た60代の女性と、昨年の和歌山県串本市大島のキャンプでお世話になった和歌山市の夫婦も参加し、高校生の息子さんも同行している。
 キャンプには、私ども入れて8名の参加で、食事は共同でとることになっている。
 やはり、食事は参加者にとってキャンプ最大の楽しみでもある。

          
                木津川と対岸にある島ヶ原温泉などの施設

 木津川は、三重県青山高原に源を発し、三重県東部の伊賀市を北上、京都府八幡市付近で、淀川水系の本流である宇治川や桂川と合流し、淀川となって大阪湾に注いでいる延長89kmの一級河川である。

           
上部には温泉施設が、白い泡をたてながら渓谷を流れる木津川、この場所から、奈良県を経由せずに、京都府に流れるのは想像しにくい川である。 

 太陽が西に沈みかけた頃、夕食の準備をみんなですることになった。
 橋本市からの夫婦が、調理場を手際よく、使いやすいように作ってくれている。
 夕食のメニューは、晩秋漂う時期とあって、キノコ汁にエビなどの入った団子を入れて、体を温める料理や、キノコの王様で独特の香りを撒き散らすマツタケご飯を調理してくれている。
 ブラジル育ちの妻は、予め、名古屋のブラジル店から厚切りのステーキ肉(牛)2kgとブラジル独特のソーセージ1kgなどを調理、火を興してコンロで焼く準備をしている。
 和歌山市の女性も御寿司(さば寿司)、家族連れの人たちも巻寿司などをそれぞれに持ち込んで夕食の準備を整えている。
 夕日が完全に沈み暗くなってくると、タープテントには灯りが燈されてくる。
 この頃には、それぞれの料理も出来上がり、8人による賑やかな夕食が始まった。
 最初は全員による乾杯から始まり、それぞれの料理をおいしそうにつまんでいる。
 携帯ラジオからは、プロ野球日本シリーズ第6戦、巨人:日本ハムの実況放送が流れている。
 高校生の息子さんも、ブラジルの肉料理は初めてで、興味をもたれた様子が深々と伝わってくる。
 この息子さんの名前はコーチャンで、現在は高校一年生、劇団に入部して来年早々には、舞台公演が予定され、家族も楽しみにしているようである。
 礼儀正しく明るい高校生で、親自慢の息子さんのように感じる。

           
ブラジル風のステーキ牛、タレもつけずにそのまま食べる、素材肉の新鮮さや柔らかさ、焼き方が求められる。

           
 夕日が沈んだ頃、タープテントで8人による夕食が始まった。キノコ汁にも一味違った工夫がされ、みんなおいしそうに食べている。
 
 昼間の気温は上着がいらない位に温かかったが、日が沈み暗くなってくると、やはり自然の中の気温は下がってくる。
 タープテントのメッシュ網シートの、内側に付いているもうひとつのシートを全て下ろして、外気の進入を出来る限る少なくする。
 タープテント内は、小さなストーブも用意され、快適な気温に保たれている。
 
 ステーキやソーセージの肉も好評で、みんなおいしいと言ってくれている、特にブラジル風の焼肉を初めて食べるという、コーチャンのおいしそうに食べる姿は印象的であった。

           
日本では珍しいブラジルのソーセージ、ステーキ肉よりも甘く、日本人では好む人が多い。 
           
            
    橋本市からの夫婦のキノコ汁、中にはエビなどの入った団子が入っている。

 この夫婦の手際よさや、一つ一つの料理に一味違った奥深い食材や、料理にはいつも感心させられる。
 季節的に冷えてくると、どうしても温かい料理がほしくなってくる。
 今回の料理も、秋のアウトドア料理には、ぴったりの料理であった。
 その後には、マツタケご飯を焚いてくれ、香りがタープ内に漂っている。

           
 御寿司や酢の物などの料理やデザート、お酒類などもみんなで持ち寄り、食卓を賑やかにしている。8人で食べる夕食も、また、格別の雰囲気があり、おいしく食べられる。

 お酒も少し入り、口元も滑らかに、何かと話題が飛びだして、賑やかに食べる夕食の楽しさを全員が満喫している。
 時間も経過してお腹もふくれてきた頃、主催者側のパーテイも開催しているとのことで、全員が出て行ってしまった。
 私は一人テントに残り、留守番をしながら、ラジオから流れる音楽を聴いて、その余韻を楽しんでいる。
 そのように過ごして少しすると、おでんなどの料理をたくさん持って帰ってくる。
 主催者側も、中央の広場で料理やお酒などを用意して、参加者を歓待してくれているようである。
 参加者と主催者側の人たちが、キャンピングカーなどについて情報交換しながら、料理や杯をいただいて楽しんでいるようであった。

           
            翌朝、場内の広場に集まって参加者全員での体操風景

 11月8日(日)今日も上天気のようで、会場内では朝食の準備をしているのか、あちこちで煙が上がっている。
 私達も朝食の準備を進めていると、場内に「全員で朝の体操をするから集合してください」 とのアナウンスが流れてくる。
 会場の広場に行ってみると、大勢の人たちが集まっている。
 広場の中央には、トラック荷台のステージが用意され、側にはピンクの忍者衣装をまとった女性リーダーがひかえている。
 程なくして体操の音楽が流れ、トラックステージでは、女性忍者のリーダーが体操を始める。
 全員が見よう見まねで、リーダーに合わせての体操が始まった。
 NHKのラジオやテレビ体操とは違って、小さな子供でも楽しめるような動作などを取り入れたもので、誰でも楽しみながら出来る体操であった。

           
              体操の後の参加者全員による記念撮影の風景

 朝の体操が終わった後は、参加者全員による記念撮影が行われた。

                  
              朝の散歩中に場内で見かけた椅子の上に座った犬

          
        全員の体操や記念撮影が終わった後、比較的遅い朝食が始まった。

           
 ブラジルで最も人気のあるコーヒーのひとつPILAO(ピロン)コーヒー、細引きの粉で、酸味がなく、飲んだ後のさわやかさが特長のレギュラーコーヒーで、「何杯飲んでもあきがこない」との批評の多いコーヒー。

           
 朝食後に挨拶に訪れた大森自動車社長とブラジルコーヒー飲みながら歓談する。

          
       タープテントなどの後片付けも終わり、ほっとした表情の昔の娘さんたち

          
     昼過ぎには全ての片付けも終わり、お互いに別れの挨拶する昔の娘さんたち

           
   帰り支度も整い、去っていくキャンピン使用のワゴン車(橋本夫妻の愛車)

           
    「また会いましょうとVサイン」 和歌山市ファミリーの本格的なキャンピングカー

           
 和歌山市方面に帰って行くキャンピングカー 後ろには旅の歴史を現すステッカーが幾つも貼られている。

 今回は、思わぬ妻の体調不調により、参加が危ぶまれていたが、妻の体調も良くなり、参加することが出来て本当に良かった。
 それに、気心の知れた方たちばかりで、一泊二日という短いキャンプであったが、やはり、自然の中でみんなと一緒に摂る夕食も格別で、アウトドアならでわの大きな楽しみであった。
 特に橋本市の夫妻には、毎年の様にキャンプに誘っていただき、大自然の中で過ごすアウトドアの楽しさを教えていただいているように思える。
 和歌山市家族の皆さんにも、キャンプを一緒に過ごさしていただくことで、楽しさが一層大きくなってきている。
 そして、60代女性の方も参加した今回のキャンプも楽しく過ごし、あっという間に終わった感じであった。
 また、来年も一緒に自然の中で過ごしましょう!と、いった感じで無事に終了することが出来た。
 皆さん 色々とありがとうございました。
 また、お会いしましょう。
 

 南大阪にある団地のハローウイーン2009

2009-10-29 09:54:52 | 今日の出来事
 2009年10月24日(土) 今年も南大阪にある団地で、子供会主催による弟5回ハローウイーン祭が行われた。
 ハローウイーン祭といっても、宗教的な意味合いの行事などはなく、子供達やその保護者が、思い思いに扮装して団地内の家庭を訪問、「お菓子をくれないといたずらするぞ」 と言いながら、お菓子を戴いて廻って行く行事のことです。

 ハローウイーンは、毎年、ヨーロッパで10月31日の夜に行われる行事で、キリスト教の万聖節(11月1日)の前夜祭として位置づけられていました。
 この祭りの原型となったのが、古代ケルト人が行っていた宗教的な行事でした。
 ケルト人の暦では、10月31日は一年の終わり、つまり大晦日で、11月1日が新年、1年の始まりとされていた時代のことです。
 大晦日の夜には、死者の魂が家族のもとを訪れると信じられていました。
 また、死と暗闇(くらやみ)の中にいる、邪悪な霊を呼び集める悪霊でもあり、それら不吉な霊を撃退する為に、大きな焚き火をおこす事を習慣としていました。
 イギリスの地方では、幽霊や魔女が姿を現すとされています。
 現在では、宗教的な意味合いが薄くなり、10月31日の夜には、魔女達が集まってお祝いをするという言い伝えが広がり、魔女などの怖いものに扮装して、パーテイや仮装行列などをするような、イベントに変わっていったと言われています。 

         
             思い思いに扮装してやってくる子供達

          
       可愛く扮装、大きな紙袋を持って談笑しながらやってくる女の子たち

          
    各々の家庭を訪問、チャイムを鳴らし、家の人が出てくるのを待っている子供達

           
  お菓子をもらって嬉しそうに微笑む女の子 レスラーのような覆面ときらびやかな衣装をまとった子

          
      ハローウイーン用かぼちゃグッズを片手に Vサインと得意な表情の男の子

          
       白の仮面、紅い帽子やマントにマスク、買い物袋をかぶった男の子達

          
今年から実施することになった子供達への質問書を読み上げる、顔をメイクした子供達のお母さん

          
           各々の家庭を訪問して家の人の出てくるのを待つ子供達

          
             お菓子をもらってみんなと記念撮影をする子供達

          
        華やかなコスチュームに扮装した子供、プレレゼントを渡すお母さん

          
    それぞれ思い思いに扮装してやってきた女の子達、コスチュームもバッチリ

          
 子供達はグループに分かれてやってくる。チャイムを押して家人を持つ間の思い想いの服装の子供達

          
       お菓子をもらって大満足、片手をVサイン、笑顔で撮影に応じる女の子たち

          
      訪問した家人を待っている間の、マントや柔道着をまとった男の子たち

           
          プレゼントのお菓子をもらってご機嫌、グル-プで記念の撮影   

           
     同じ色のマントをまとった兄妹? コスチュームに黒いハットやブーツ姿で颯爽と歩く女の子
 
          
             紅いかぼちゃを手に持ち、満足げな表情の子供たち

          
恥ずかしくて体をマントで隠す子供と、笑顔で撮影に応じる子供たち、ハローウイーンは恥ずかしがっていると何も出来ない祭り。

          
         ピンクのコスチューム姿で、子供たちにお菓子をくばるお母さん

          
        思い想いのコスチュームに扮装した姿で、お菓子を受け取る子供たち

          
ピンクの兎ちゃんに扮装したお母さん、笑顔で子供たちに話しかけながらお菓子をくばっている姿は印象的

           
 途中からお化けに扮装したお母さんも加わり、ハローウイーンムードも盛り上がってくる

          
            思い思いに扮装してして特異のボーズ、笑顔が美しい

          
              華やかなコスチュームを身にまとって記念の撮影
            
 南大阪にある団地のハローウイーン。
 昨年の開催時間を2時間ほど繰り上げての開催である。
 子供たちは、お菓子をもらえるとあって、毎年欠席者もほとんどなく開催されるが、今年は新型インフルエンザの影響で、開催を危惧していたが、無事に開催できてほんとに良かったと思う。
 このハローウイーン祭は、日本国内でも着実に広まっているようで、大型の店舗などでも、ハローウイーン用のコスチュームや、グッズなどが店頭に多く見かけるようになり、普及の早さに驚かされる。
 今年のハローウイーンを見ていて感じることは、コスチュームがかなり洗練され、センスがよくなっていることと、グッズも多種に渡っているように思える。
 また、子供たちや保護者の方たちの笑顔も印象的で、今後、さらなる発展を期待してやみません。


 毎年、秋になると日本の国中の、どこかかしこで祭りが行われている。
 ほとんどの祭りが、今年の収穫に感謝し、来年も、また、五穀豊穣を祈願するものであるが、都市で行われる祭りは、みこしや地車(だんじり)などのような、祭礼に用いる屋台に、彫刻や飾り物を取り付けて、曳行する祭りを多く見かける。
 こういった祭りには、街中の老若男女や子供たちも参加して開催され、その地域全体が祭りムードに包まれている。
 私は、このような祭を通じて、その地域に伝わる伝統や文化が、子供達や若い人たちに理解され、それが誇りとなって、地域の発展や人間形成に役立ようになっていただければと願っています。

 現代社会は、昔と違って、自己中心の希薄の人間関係が、多くなっているといわれています。
 ほんとの意味での人々の幸せは、愛のある人間関係、思いやりと感謝のある人間関係からうまれてきます。
 また、私達の住む自然環境を育て、守っていく大切さも、世界中の人々の共通の課題となって大きく叫ばれています。
 自然の大切さを理解して、山々の豊かな森林や、それらから生れてくる水、この水が、栄耀豊かな川や湖沼・海をつくり、豊かな漁業資源などを形成しています。
 勿論、森林伐採や、大気汚染からくる異常気象にも、大きな影響を及ぼしています。
 私達の住んでいる地球は、人間だけのものではなく、地球に生きる全ての生物のもので、その関係は、本来、人間も他の生物も、お互いに依存しあう対等な関係でなければなりません。
 私達は、森林や河川・湖沼・海などの自然を愛すると共に、動植物を保護し、豊かな地球を育てる気持ちを育んでいくことが大切です。
 自分達の文化や、伝統に誇りを持ち、新しい夢のある未来を築いていく。
 これを実現するためには、こういった地域の祭りや行事などを通じて、人間形成を図り、一人一人の方が、愛と感謝の心の根を、育てられる環境作りに、地域社会が一体となって、進めていくことが大切だと感じてなりません。
 


  
2009年11月 NHKで放映が予定されている司馬遼太郎の代表作で、維新から明治、近代国家へ進んでいく過程が詳しく書かれています。
 近代化へ進んで行く世界の中での新興国、日本、その過程で様々な問題が発生、最初の舞台となった松山、正岡子規や、後に大活躍する秋山兄弟などが登場してきます。
 庶民の生活の中から夏目漱石などの文学者が生まれ、その過程や庶民の生活などと、苦悩する明治の日本、日清、日露戦争などの大きな出来事を真正面かららえている歴史的な感動作です。

table>坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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