春夏秋冬

日々流されないために。

レクイエム雑感-練習

2007年03月08日 21時03分53秒 | 合唱

3月4日のレクイエム本番が終わり、今回の柏市民コンサートを、少し整理してみる。今回が5回目だそうだが、前回はベートーベン第九。ほとんどの方が第九を経験していた。前回の頃は、私は全く合唱に興味がなかったので、第九があることすら知らなかった。今思えば残念だった。参加しておけばよかった。音楽の本筋だし。
 
でも、レクイエムもすばらしい音楽で、私好みの音楽で非常によかった。はじめからレクイエムがよかったわけではなく、やってみてすばらしい音楽と認識した。大体レクイエムがどういう音楽かも知らなかった。ある知人がレクイエムはやっておいて絶対損はないぞ、今回終わってもまた、どこかで必ずやるから、また歌えるのだ、と言った。その言葉で参加した。
 
さて、練習の話。昨年5月からはじめたレクイエムの練習、10ヶ月の長期に亘った。大体週1回程度の練習が続いたが、女声のみの練習というのが、やたらと多い。勘定してみると混声を含めて、女声は55回もあった。それに比べて男声は全部出ても35回。なんと20回も差がある。何故こんなに差をつけたのだろう。最後になって、出来が悪いのは男声の方になり、男声陣、かなり荒削りのまま、本番突入となった。
 
次は、すごい先生方の熱意。練習時間は3時間だが、先生方のヒートアップがすごくて、しばしば3時間をオーバーしそうになる。途中一寸休憩を入れることもあったが、大門先生は、トイレなどの場合には各自自由に行って下さいと、3時間、ぶっ通しでやった。つまり休憩なしだ。奥野先生も、あ、もうこんな時間?といつも3時間ぎりぎりまで練習をやって頂いた。
 
まわりは知らない人ばかり。でも、今年にはいると名前が分かりかけた。男声陣はフロイデの方が多かったが、そうでない方もいた。特定の合唱団には入っておりません、こういうときだけ歌いに来ます、という人もいた。途中まで来ていたがそのうちに来なくなった人もいた。
 
歌える人は、後半、段々分かってくるもの。特定の合唱団に入っていない人でも、すごく歌える方がおられた。全体として、どうだろうか、まともに歌えるひとは三分の一ぐらいかな。あとは私を含めて付いて歌う方。テノールの方は一寸よく分からない。
 
10ヶ月の長丁場だと思って安心するといけない。ある人が直前、テープを一生懸命聴いていた。熱心にやっていますね、というと、いつもギリギリになってやり始めるのだ。もっと前からやっておけば苦労しなくて済むのに、と漏らした。でも、前からこうは、できないんだろうな。私も同じ。直前にならないと、気持ちが乗ってこないのだ。


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