馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

悪徳悪質芝信用金庫横領犯はギャンブル依存症(96)アルジャーノンに花束を2続き

2020-07-04 09:21:11 | 日記

7月3日 6時覚醒 昨夜から続く豪雨。

深夜の強風雨

憂鬱この上ない。

夜半3時 アルジャーノンに花束を読了。

ひとしきり溜息と自分の少年時代を巡る想いが重い。

貧しい家庭で3人兄弟の次男として下町の狭い部屋で育った。

小学校では、教師が黒板に書くことが全く理解できず

通知表は最下段であった。

アルジャーノンに花束を、の主人公チャーリイ・ゴードンの如く

精神遅滞者であった。

 

中学生になりやっと普通レベルの通知表になった。

 

後に天才秀才は別にして一般人は脳の成長過程が

進捗状況に違いがあると知った。

コツコツと励めば一定水準の社会生活が営むことは可能。

主人公チャーリイ・ゴードンは、母親に疎まれたが

私も幼い頃から疎まれ、兄、弟は次男が可愛がれないのを知っていた。

母が介護病院へ入ってから、見舞いに病室に入ると

「お前など来るなと叫び、私を叩いた」

「お前は何で、お兄ちゃんを殺したのだと叫ぶ」

既に認知症が出始めた。

後に兄から聞いた。

「お前の事を喋ったら勘違いした」

 

必ずやって来る心身老化。

お袋は寒村で育ったが知能レベルは高かった

 

小説はSFだが、知能レベル70が手術により185まで上昇。

一緒に手術したアルジャーノンのネーミングの白鼠と

実験結果報告が経年で記載される。

やがて、脳は退化して元の6歳の知能に戻る。

青年の苦悩が胸痛む。

 

私が小説を評論する能力はないが

一つ分かったことがある。

主人公チャーリイ・ゴードンが、難解な学術書を読むとき

ページを捲るだけで脳に伝達する状況。

周囲は刮目する。

 

スウェーデンの小説 ミレニアムの主人公の女

女はやはり精神遅滞者として登場。

彼女も本を捲るだけで脳に刻まれる。

私は苦学生であった。

54年前海辺の街で証券会社の黒板書きのバイトをした。

証券取引所から流れて来る値動きをトランシーバーで受信。

一部二部上場企業の相場をチョークで書き込む。

朝9時半から休憩挟んで午後3時半まで狭い段に立つ。

証券会社では、大卒は実践することは無いが

高卒は一定の経験をさせる。

当初 こんな事出来ないと恐れたが仕方なく

壇上でチョークを握った。

3カ月過ぎた頃、漏らさず数字を書き込めるようになった。

そのうち、顧客と商談する営業マンから、銘柄株の午前午後の値動きを

聞かれる。

私は、指示された銘柄の当日の値動きを

寄り付きから大引けまで言葉で伝える。

顧客は驚く。

頭脳は、各社の値動きをスライド写真として取り込んでいるのだ。

翌日になっても記憶している。

 

サラリーマンになって上司の不正を暴いた。

その結果、軽食喫茶で皿洗いをした。

 

顧客はオフィス街なのでサラリーマンが殆ど。

ランチ時、保険会社社員が7人で入った。

彼らは、口々に同時に注文をした。

「ハイ、」と返事をした。

厨房に向かうとすると呼び止められた。

「分かっているのか」

「言ってみてくれ」

7人分の飲み物と食事を復唱した。

彼らは押し黙った。

 

その後、7人組はランチに訪れるようになり

親しくなった。

意地悪なオーダーもしなくなった。

聞かれた。

「何で瞬間で注文を分かるの」?

私は返事の代わりにニコヤカニ

「私もわかりません」と答えた。

 

少年期から青年になる頃は、理解力は未発達だが

知能レベルが低くとも生きてゆくために

脳が加勢するのだろうか?

 

73歳の今では、加速度増して

理解力記憶は消し去ってしまう。

 

親父のようにピンピンコロリと客死もあるが

認知症により苦しまずに終えるのも息子として納得しなければならない。

 

そんなことを想いながらトランス作業を黙々とこなす日々。

 


再掲

悪徳悪質芝信用金庫横領犯はギャンブル依存症

2019年12月12日

前立腺癌検診のため、早朝裏通りを歩き駅に向かった。

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/335f5a068333551584aad212b8edf8df

 

駅近くの裏通りに行列。

何事か?

行列を横目で見ながら、駅正面に出た。

看板にSLOT とある。

平日、早くから並ぶのだ。

11日 新聞報道によれば

厚労省がギャンブル依存症治療に公的医療保険の対象になるようだ。

依存症は全国で320万人と推計される。

 

私はギャンブルは一切しないと言うよりできない。

頭が瞬間的反応が鈍く適正がない。

なので、誘われても遠慮する。

 

依存症で周囲に被害を与えてたのを見た。

サラリーマン時代 後輩が上司との賭けマージャンで

多額の負けが生じて、清算日に払えず

会社金庫から盗んだ。

周囲には、度々金を借りまくっていたので

何時か起きるだろうと思った。

発覚後、当然懲戒免職になったが、違法賭博をした

上司は何のお咎めもなかった。

 

もう一人はパチンコ狂いで、知らずに金を貸した。

そいつは、ブランドある会社の名刺を悪用して

家電製品を仕入れ、家電安売り店に現金で転売。

何度も繰り返し自転車操業は続かず発覚。

上司は管理不行き届きであったがお咎め無し。

他にもいたようだが、危険を感じて近づかなかった。

 

 

悪徳悪質芝信用金庫横領事件の加害者も

ギャンブル依存症であったのコメントがあった。

 

給与が振り込まれてパチンコに注ぎ込み10日も持たず

金は無くなった。

 

確かに、信金の営業マンとしては、いつも同じヨレヨレのスーツと

同じネクタイ履きつぶした靴で現れた。

 

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/7fc0b39698aada84761dbf77d0f6d8c8

 

支店長は、危ないことが分かっていたにも関わらず放置した。

そうして、被害者まで騙したのだ。

 

国家公認の博打場が大都市に建設されるが

庶民のささやかな娯楽を利権で吸い上げて上納。

庶民の悲劇の上に金儲けしていけない。