5月22日(土)浅草橋で飲んで22時頃船橋駅着
海老川沿いを歩いて自宅に向かう。
川に出合う所でマーキング(小便)
いつも、あいつと飲むと必ず川に向けて
放尿していた。
この開放感小便は男がまだ原始荒野で
自分の縄張りを主張する匂い付けの名残だろうか
爽快だ。
蛇行する川を河口が見える所に来ると
リバーサイドマンションが見えてくる。
角部屋にほのかに明かりが灯る階が見える。
そこが食道癌で一人住む友人の住まい。
20日に柏癌センターでの診察の結果
2回目の抗がん剤は効いていない。
癌の拡大は続いている。
違う治療をすると宣告された。
妹様の連絡で「兄の余命は2ヶ月です」
連絡受ける。
本人からもメールで「もうダメだ」と打ってきた。
返信も出来ない。
今、私はあの明かりの下を通りぬける。
声も出せず、痛みとやつれに苛まれながら
孤独にじっと耐える彼に何もしてやれない。
海老川沿いを歩いて自宅に向かう。
川に出合う所でマーキング(小便)
いつも、あいつと飲むと必ず川に向けて
放尿していた。
この開放感小便は男がまだ原始荒野で
自分の縄張りを主張する匂い付けの名残だろうか
爽快だ。
蛇行する川を河口が見える所に来ると
リバーサイドマンションが見えてくる。
角部屋にほのかに明かりが灯る階が見える。
そこが食道癌で一人住む友人の住まい。
20日に柏癌センターでの診察の結果
2回目の抗がん剤は効いていない。
癌の拡大は続いている。
違う治療をすると宣告された。
妹様の連絡で「兄の余命は2ヶ月です」
連絡受ける。
本人からもメールで「もうダメだ」と打ってきた。
返信も出来ない。
今、私はあの明かりの下を通りぬける。
声も出せず、痛みとやつれに苛まれながら
孤独にじっと耐える彼に何もしてやれない。