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◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

ル・コルビュジェ と 近代建築の5原則

2016-08-17 | ログハウス
今回で国立西洋美術館へ行った話は完了の予定

美術の話は一切触れないのが、、特徴かもね。

美術品よりは建築物が好きなので・・ということで


この奥には、ル・コルビュジェに関する色々な展示があり、一番目を引きました。写真は不可でした。


ここから本題に、、丸い柱が見えてますよね。もともとは屋外空間だったようです。しかもここにも美術品が
置いてあったとのようで、、温度調整などから室内にしたようです。他にも防火上の制限などもあって模様替えを
したとの事もありました。


ここで、先日も紹介した内容に戻ります。

近代建築の5原則
1、ピロティ
2、屋上庭園
3、自由な平面
4、横長の窓
5、自由なファサード

これだけでは、ピンと来ないかも って 簡単に解説をすると・・ 壁式構造から鉄筋コンクリートの時代になったことで
上記の5つが出てきた訳ですが

1、ピロティ・・いわゆる 一階などが柱だけで構成した空間を作ること・・地震に対してどうかな?
2、屋上庭園・・今でも というか地球温暖化に貢献できるものですね。
3、自由な平面・・壁式構造だった(レンガなど)時代からは相当開放的になりました。
4、横長の窓・・これも壁式の場合には縦長の窓でした。
5、自由なファサード・・自由な立面 現在のビルのようにガラスの多用も含むかな?

現在の建築ではピロティ以外は採用が多いと感じます。
では、ログハウスの場合には、、いわゆる壁式の構造ですが、レンガでは無く ツーバイフォーの
仲間のようなものなので、ある程度満たすことが出来ますが、、

でも、そもそも コンセプトが違うので比較は出来ないですね。
この、国立西洋美術館で採用をしていた天窓はログハウスでも多いです。

自由な平面に関しては、構造計算と色々な工夫で可能になりました。ツーバイフォーよりも
自由度が高いかもしれませんね。

横長の窓の採用も上述の計算で可能になりますが、、、ログハウスらしさからはどうかな?
光を入れる窓と風を入れる窓、デザインを考慮した窓 と色々あり、住居の場合は 縦長でも良さそう~

自由な立面・・これについてはこれからのログハウスの概念ですね。

と色々と述べましたが、、、ログハウスらしいものを欲するか、否か ですよね。
でも、いい勉強になりました。 というのが感想、、、

そういえば、モデュロール というものを コルビュジェが提唱していましたが、日本の建築には
ちょっと合わないね と感じています。 詳しく勉強したら良いのかも・・
良く考えると、寸法こそ違えども、ログハウスでの各部位の寸法を色々と美しく、機能的、合理的に
するためのルールはあるんですよね。 どう違うのかな・・要研究ですね。

では、この辺で・・ ログハウスの話題から大きく逸脱しそう~
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