◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

集成材と無垢材とログ材

2014-02-16 | ログハウス
ここのところ、大型建築物の建築に携わってきて、課題も色々と見えてきました。
もちろん、検討課題を克服するために、色々とクリアーすることもあり、勉強が欠かせないですね。

現在の課題のひとつ、、特に国産材を使用する場合に良く考えないと駄目な部分

写真のように長い材が必要な場合の材料の問題・・・具体的には 無垢材なのか集成材なのか?
単純比較はできないけれど、無垢材はどうしても価格が高くなります。

写真は三重県の木材で作った集成材ですが、製造工場が限られていることもあります。

また見える部分には、ログハウスの場合には使うのをためらってしまいます。
なので、写真のような場合など、隠蔽してしまう部分に限って使用するように心がけてます。

でもどうしても、室内空間に見える場合にはその集成材を見えないように仕上げてしますこともあります。
・・それならば、写真のようなケースの場合に、ログ材を使用したら良いでしょう~と思うのが普通ですが、
強度面から、どうしても難しい部分があるんです。。。という事で、実はその難しい部分の攻略をするために
現在色々と考えています。

予算面がクリアーできたら、、今後に備えて いや早急に研究をしたいと思っています。「  現在はまだ詳しいことには
触れません。。

先日から、丸太組構法の基準の改正を目指して、プロジェクトメンバーを募ってますが(ログハウス協会で)、改正を
して欲しい部分が多数あり、色々と論議をする時期になってきた感じです。キハタトレーディングも色々と参加を
しようと思ってます。  

ハンドカットログハウスの世界とマシンカットの世界の両方から考えたいと思ってます。ではポスト&ビームは?ですが
ポスト&ビームは丸太組構法じゃないんですよね。軸組構法なんです。という事で ポスト&ビームは正確に言うと別の世界なんです。
でも、しっかりとログハウスの世界に入っているので、複雑な話です。

さあ、大雪に見舞われた方はさぞかし大変でしたでしょう。現在も身動きできない方も見えるでしょうが、早く普通に戻って
欲しいですね。
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ハンドカットログハウスがどこでも建築出来ます。
詳しくは・・防火ログをご覧下さい。もちろん、マシンカットも防火ログです。
そして P&Bも問題無しです。

カナダ産レッドシダー・イエローシダーを使用した夢のログハウスをご提案
もちろん良質な国産材もバリエーションに加わりました