きふブロ!KIF・熊本市国際交流振興事業団のブログ

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外国を知ろうサロン~珍しい食べ物~

2016-02-25 15:52:28 | インターン生のつぶやき

初めまして、インターン生の松尾です。

先日、2月25日開催の「外国を知ろうサロン~珍しい食べ物~」に参加させて頂ました。

カナダ、韓国、ドイツの方々が自国の珍しい食べ物を紹介されるサロンで、日本語での参加が可能なので気軽に楽しむことができました。

一番手のカナダの珍しい食べ物を紹介する番では、カナダでしか発売されてないお菓子の「ビーバーテイル」やケチャップ味のポテトチップスなどのカナダでは定番のお菓子が紹介されました。どれもこれも聞いたことも見たこともない食べ物ばかりで新鮮でした。中でも、「猟獣肉」という鹿やアメリカヘラジカ、猪、バイソン、兎などといった野生の動物の肉は脂肪率が低く、低カロリーなので健康に良いことで最近人気が上昇してきているようです。

次の韓国の珍しい食べ物では、紹介する本人すら見るのも嫌だったという「ポンテギ(蚕の蛹の料理)」が紹介され、私も思わず顔をしかめてしまうような食べ物もありました。しかし、食べた経験はありませんが美味しそうな食べ物も多く、韓国を訪れた際には是非口にしたいとも思いました。特に、「コングッス」という豆乳を使用した麺料理は見た目も涼しげで夏にはぴったりの美味しそうな料理でした。

最後のドイツの珍しい食べ物では、やはりソーセージの本場というべきか一風変わったソーセージが紹介されました。日本でもソーセージは好まれますが、キャベツのソーセージ「クラウトヴゥールスト」や豚の血を詰めたソーセージ「ブルートヴゥールスト」などは初耳でした。紹介される中で非常に意外だったのが、ドイツでは米と牛乳で炊いてシナモンをかけて食べる「ミルッヒライス」という存在でした。日本では水で炊いて米はおかずと一緒に食べるのが一般的で、牛乳で炊く発想は全くありませんでした。味がイメージしづらいですが、美味とのことなのでいつかチャレンジしてみたいところです。

その後のフリートークでは、参加しているインターン生からの質問やどの食べ物がおいしそうかといった雑談が行われ、和気藹藹とした雰囲気で終了時刻を過ぎても気付かないほど盛り上がりました。

このサロンでは、日本と諸外国の味覚や食文化の違いに衝撃を受けましたが、それも国々ごとの良さでもあるのではと感じました。何故なら、国や地域の食文化の背景には歴史があり、理由があるものなので一種の国民性や「らしさ」を表しているものでもあると思えたからです。今後、様々な食文化を知るなかに日本との共通性や異質性を見つけるとまた面白いのではないでしょうか。

熊本市国際交流会館では様々なテーマを取り扱った「外国を知ろうサロン」が催されているので、興味のある方は参加をご検討よろしくお願いします。