大阪平成中村座

今日は尼崎でゆっくりしているポッキーです
内村選手、まさに絶対王者の貫禄勝ちでしたね。どこまで勝ち続けるのか楽しみです。

さて昨日は、大阪城西の丸庭園で開催さている大阪平成中村座の夜の部の公演を観てきました。
妻と待ち合わせぎりぎになりましたが、一階右側の縦列の真ん中あたりで久しぶりの歌舞伎を楽しむことができました。

三年前の正月に家族旅行で東京を訪れた際、浅草で平成中村座の公演をたまたまキャンセルが出たというこで観ることができ、勘三郎さんの舞台を観ることがでました。勘三郎さんはその年の秋に亡くなりましたので、本当に貴重な体験をすることができました。それ以来歌舞伎を実際に 観に行くようになりました。

最初の演目は中村橋之助さんが演じる俊寛で、橋之助さんの最後の船を見送る壮絶な演技がとても素晴らしかったです。30分間の幕間の後、中村勘九郎さんが豊臣秀吉と盲目の僧侶弥市の二役を演じる盲目物語が始まりました。

一時間半を越える物語ですが、勘九郎さん早変わりや三味線の演奏をはじめ、多くの場面展開のなかで舞台に引き込まれました。ラストは、勘九郎さんが三味線、扇雀さんがお琴を演奏するなか舞台奥の扉が開きライトアップされた大阪城が見え、勘三郎さんがこの演じた写真が映し出されるという素晴らしい演出でした。

端席でしたので残念ながら大阪城は見えませんでしたが、本当に素晴らしい舞台を観ることができました。勘三郎さんにどんどん似ていく勘九郎さんの今後がたいへん楽しみです。