ごっとさんのブログ

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国の健康指針10年ぶりに改訂、筋トレ推奨

2024-09-28 10:37:21 | 健康・医療
健康のために運動が必要なことは、どんなものでも推奨しており確かなことと感じています。

しかし私は1日中パソコンの前に座ったままです。それでも週1回テニススクールに行って90分レッスンを受けています。これだけでは運動していることにならないかもしれませんが、引退してから10年ほどこの状況が続いています。

それでも77歳の現在まで生活習慣病などにはかかっていませんので、それほど問題はないのかもしれません。さて厚生労働省による「健康づくりのための身体活動・運動ガイド」が10年ぶりに改訂されました。

こども、成人、高齢者のライフステージに分けて推奨事項を示すとともに、有効な運動のひとつとして筋肉トレーニングを挙げたのが特徴のようです。

世界保健機構(WHO)は世界における死亡の危険因子として、高血圧、喫煙、高血糖に次いで身体活動・運動の不足を第4位に位置付けています。ガイドでは、身体活動について成人が1日60分以上(1日8000歩以上の歩行)、高齢者では1日40分以上(1日6000日以上の歩行)を推奨しています。

ただ私は歩くのが極端にきらいで、少し離れた集積場までゴミ出しに行くにも自転車を使っていますので、この達成はとても無理のようです。ただ専門家によると推奨事項は目安であり、個人差を踏まえ強度や量を調節して、できる物から取り組むことが大切としています。

そのうえで全くやらない状態に比べれば、少しでもやった方が健康維持の観点からはるかに良いとしています。スクリーンタイムといわれるテレビ視聴やゲーム、スマートフォンの利用などは減らした方が良いようです。

好きな子供は1日60分以上やっていますが、これは座りすぎに関係します。米国ハーバード大学の看護師を調査した報告によると、テレビの視聴時間が長い看護師の方が糖尿病を発病する割合が高かったとしています。

オーストラリアの研究では、座りすぎると病気になりやすくなり、結果として寿命が短くなるという報告があります。日本のある研究班の会議では30分に一度、3分間の休憩時間をとることにしたそうです。

コーヒーブレークならぬブレークですが、それは健康に良いばかりではなく、仕事の作業効率にもつながります。ただ実行するためには、企業や職域団体、自治体などの理解と取り組みが欠かせないようです。

筋力としても骨に負荷をかけ骨密度を高めていき、足腰の筋力を強化し、筋肉の質を高めていくことが大事です。筋トレを行っている人は、色々な病気に対する発症リスクが10〜17%引きかったとしています。

いまさらですが私に合った筋トレについて調べてみようかとも思っています。