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自民党総裁選有力候補は絞られたのか

2024-08-25 10:31:58 | 時事
政治に興味がなくよく分からない私でも、自民党の総裁選は次期総理大臣を決める選挙として注目しています。

同じような時期に立憲民主党も代表選をやるようですが、単なる野党の党首を決めるだけの選挙ですので、埋もれてしまうのはやむを得ないでしょう。

少し前に岸田首相の総裁選不出馬についてブログで書きましたが、実は岸田首相は全く知らない政治家でした。いつの間にか総裁選で選ばれ、首相になったという感じでした。この時の総裁選の記憶がありませんので、それほど注目されていなかったのかもしれません。

今回は自民党が危機に瀕しているという状況といわれていますが、日本はまだ2大政党制になるには野党がいかにも貧弱な感じがします。民主党政権時代があまりにもひどく、立憲民主党と名前が変わっても内容は変わっていないような気がします。

そういった点では、今回の総裁選で誰が選ばれても自民党政権は当分続くでしょう。さて今回の総裁選では、最初に出馬を表明した小林氏に続いて、高市氏や石破氏も近く出馬を表明し、小泉氏も出馬の意向を固めていると報道されています。

今回は出馬を目指す候補は11人とも12人ともいわれており、これまでにない乱戦模様です。総裁選は言うまでもなく、自民党員と党所属の国会議員が選ぶ選挙であり、私のような一般の国民には投票権がありません。

従って国民に人気のある候補が選ばれるとは限らず、時に国民の民意とはずれた総裁が誕生することがあります。しかし今回は事情が異なると言えそうで、誰が見ても驚くような候補を選ぶ必要がありそうです。

どんな候補かといえば、ひとつは「女性」です。これまで女性の自民党総裁はいませんので、女性というだけで相当なインパクトがあるのは確かです。今候補に挙げられているのは、高市氏、川上外相、野田氏の3人です。

もうひとつは「若さ」といえるでしょう。多くの候補者の中で、ともに40代の小林氏と小泉氏は群を抜いて若くなっています。もちろん政治家は若ければいいという話しではありませんが、今回は別です。多くの国民が既成の自民党政治家にうんざりしています。

そうした視点で眺めると、茂木氏、林氏、石破氏、河野氏辺りは古い政治家といえるのかもしれません。こういった点を考えると、高市氏、小林氏、小泉氏が有力候補として残ることになります。

ただ私は「カネと政治」を問題視しているのは、多くの国民ではなく騒ぐのが好きな人とマスコミだけではないかと思っています。

そういった点からは、上記3人ではなく、これが最後になりそうな石破氏辺りが選ばれても良いのでは、と感じています。