アンポンタンさんが日米関係について面白い投稿をしている。
日本はヒラリー女史がアイオワの大統領予備選で敗北したのにホッとしているのではないか?ヒラリーは日本を重要視してなかったし、また、それは米国のエリートの典型的な思考法なのだが、日本側が米国の動向に眼を向けていないとアメリカが考えているならばそれは大きな間違いである。
日本はアメリカのやり方に辛抱強くついてきた。一つには、アメリカの占領政策あるいはその後の政策に感謝しているからだ。しかし、忍耐にも限界がある。こうした見えざる忍耐に甘えているととんでもないことになりかねない・・・・・
といったような趣旨です。
この方は非常に、なんというか日本人の心性を内側からとらえるのが適切ですね。
政治関連のブログで例えば、Observing Japanのトビアス氏などはどちらかというと客観的データから、シサクさんなんかどちらかという日本での経験に裏付けられた直感、TPRは他文化に無知でアメリカ万歳のアメリカの中学生新聞的な純粋さがないとはいえない。でアンポンタン氏は非常に日本人の心性を内面から理解しながら政治や文化を眺めるのが非常にうまい。
民主党の小沢氏などははっきりアメリカから距離をおこうとしている。社会党や共産党はもっと距離をおこうとしている。で、自民党のなかでさえ福田氏などはやはり、ちょっと距離をおこうとしているのではないか?
で、私なんかやっぱ親米派ですけど、アメリカから送られてくるシグナルをみると、非常にアムビバレントである。アメリカ軍は、例えば、ROKdrop という在韓アメリカ軍人のブログがありますけど、かなり親日的である。また、米軍と日本の自衛隊が戦略上密接に関わり合っているというのはわかる。しかし、政治をみると、そういうメッセージは伝わってこない。むしろ日本の叫びがないがしろにされてきたような印象が強い。慰安婦決議、F22、拉致問題などはその象徴でしょう。とすれば、やはり、軍事面ではともかく、政治面では距離をおくべきだということになる。別に米国に低姿勢に言うことを聞く必要もない。まあ、中国の黒字が続けば、日本叩きがあったように当分はそっちのほうに眼を向けてくれるかもしれないが、日本に眼がむけられたときでも、アメリカの面子をそれほど気にする必要性はもはやあまり感じない。
サブプライムの尻ぬぐいをするような日本の経済政策には反対です。
日本の軍事面で独立というのはちょっと不可能でしょう。しかし、それは米国、いや中国さえ望んでいない。在日米軍がいるならいるでその象徴的な作用を利用すればいい。しかし、いざというときのために、非核3原則や武器輸出禁止原則などは見直しておいた方がいい。見直すという発言だけでも大きなメッセージになる。
ギミーチョコーレートと物乞いをしていた世代の政治家から、日米野球で日本が勝つようになった世代の政治家に変わり、アメリカに対して卑屈さを感じない、それを国民に感じさせない、それでいてバランスのとれた政治の実現を望むのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
協力しあいましょう。よろしくお願いします。m(_ _)m
日本はヒラリー女史がアイオワの大統領予備選で敗北したのにホッとしているのではないか?ヒラリーは日本を重要視してなかったし、また、それは米国のエリートの典型的な思考法なのだが、日本側が米国の動向に眼を向けていないとアメリカが考えているならばそれは大きな間違いである。
日本はアメリカのやり方に辛抱強くついてきた。一つには、アメリカの占領政策あるいはその後の政策に感謝しているからだ。しかし、忍耐にも限界がある。こうした見えざる忍耐に甘えているととんでもないことになりかねない・・・・・
といったような趣旨です。
この方は非常に、なんというか日本人の心性を内側からとらえるのが適切ですね。
政治関連のブログで例えば、Observing Japanのトビアス氏などはどちらかというと客観的データから、シサクさんなんかどちらかという日本での経験に裏付けられた直感、TPRは他文化に無知でアメリカ万歳のアメリカの中学生新聞的な純粋さがないとはいえない。でアンポンタン氏は非常に日本人の心性を内面から理解しながら政治や文化を眺めるのが非常にうまい。
民主党の小沢氏などははっきりアメリカから距離をおこうとしている。社会党や共産党はもっと距離をおこうとしている。で、自民党のなかでさえ福田氏などはやはり、ちょっと距離をおこうとしているのではないか?
で、私なんかやっぱ親米派ですけど、アメリカから送られてくるシグナルをみると、非常にアムビバレントである。アメリカ軍は、例えば、ROKdrop という在韓アメリカ軍人のブログがありますけど、かなり親日的である。また、米軍と日本の自衛隊が戦略上密接に関わり合っているというのはわかる。しかし、政治をみると、そういうメッセージは伝わってこない。むしろ日本の叫びがないがしろにされてきたような印象が強い。慰安婦決議、F22、拉致問題などはその象徴でしょう。とすれば、やはり、軍事面ではともかく、政治面では距離をおくべきだということになる。別に米国に低姿勢に言うことを聞く必要もない。まあ、中国の黒字が続けば、日本叩きがあったように当分はそっちのほうに眼を向けてくれるかもしれないが、日本に眼がむけられたときでも、アメリカの面子をそれほど気にする必要性はもはやあまり感じない。
サブプライムの尻ぬぐいをするような日本の経済政策には反対です。
日本の軍事面で独立というのはちょっと不可能でしょう。しかし、それは米国、いや中国さえ望んでいない。在日米軍がいるならいるでその象徴的な作用を利用すればいい。しかし、いざというときのために、非核3原則や武器輸出禁止原則などは見直しておいた方がいい。見直すという発言だけでも大きなメッセージになる。
ギミーチョコーレートと物乞いをしていた世代の政治家から、日米野球で日本が勝つようになった世代の政治家に変わり、アメリカに対して卑屈さを感じない、それを国民に感じさせない、それでいてバランスのとれた政治の実現を望むのである。
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協力しあいましょう。よろしくお願いします。m(_ _)m