一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

70年前の11月26日

2011-11-26 22:38:40 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は11月26日だ。
ただ、70年前の11月26日に何があったのかを知っている人は、ほとんどいないと思う。
70年前の11月26日。
この日は、択捉島(北方領土のエトロフ島)の単冠湾(ヒトカップ湾)に帝国海軍機動部隊が集結し、そして真珠湾に向けて出撃した日である。
空母を主体とした機動部隊は世界初だった。


1126


 すでにこの時から太平洋戦争は始まっている。
あの時代、この機動部隊で参戦していた若い乗組員や搭乗員たちは何を考えて出港していったのだろう。
当然まだ作戦名はこの時点では知らされていない。
だが、日本の未来を信じて参戦したはずだ。
そして彼らの犠牲の元に今の日本がある。
その日本が今、どこに向かって行こうとしているのか。
憂慮しているのは私だけであろうか。
 21世紀に入る時、
『これからの世紀は心の世紀』
というのを聞いたことがある。
ブータン国王の来日を見るまでもなく、そろそろ『幸せ』というものの価値観を少しずつでも変える時代に来ているのではないだろうか。
そう、金欲や物欲のようなものではなくね。


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白老ポロトコタン

2011-11-23 21:27:12 | 日記・エッセイ・コラム
 登別に行った時、途中の白老で高速を降り、ポロトコタンに寄ってきた。
前々からぜひ行ってみたかった所で、行くとちょうどアイヌ民族の説明や伝統舞踊、それに音楽を大きなチセ(アイヌ民族の伝統的な家)でやっていた。
 これが有名な鶴の舞。


Ainu15


 そしてバックコーラス。もちろん今で言うアカペラ。
ものすごい声量の歌と、「ルルルルルルー」という声が響き渡っている。
なんだか体の底からザワザワしてくる感じがする。


Ainu25


 男性の弓矢を使った踊りもある。


Ainu35


 そして、これがトンコリの弾き語り。
アイヌ語だったので意味は分からなかったが、叙情的な歌だね。叙事詩かな?
アイヌのユーカラのようなものなのだろうか・・・


Ainu45


 最後にアイヌ楽器で最も有名なムックリ。
ムックリは口琴の一種で竹で作った素朴な楽器。
でも、実際に聴くとすごいよ。
「ビーンビーン」という基本的な音から、段々と幻想的な音に変化していく。
若い頃によく聴いた、ピンクフロイドを連想してしまったのは私だけだろうか・・・
それぐらいすごい音色だった。
 ちなみにムックリは私も持っているけど、あんな音はどうやってもでない。
やっぱり本物は違うね。


Ainu55


 演奏が終わると、今度は輪になって客席も含めて全員で踊った。
そして、チセを出ると、カミさんと一緒にアイヌ女性の方々と記念写真を撮ってもらった。
また来たいと思ったね。
今度は絶対録音しよう。
それぐらい素晴らしかった。


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登別温泉 2011.11月

2011-11-19 22:09:12 | 日記・エッセイ・コラム
 二年ぶりにカミさんと二人で登別温泉に行ってきた。
体の癒しもあったし、ゆっくりと温泉に浸かりたいと思ったからだ。
さて、どこに泊まろうか? と思ってネットで検索していたら、じゃらんのタイムサービスで一人1万円というのがあった。
ホテルは石水亭。
しかも、食事はバイキングではなく、個室のある蔵で夕食も朝食も取れるというもの。
当然、会席料理だ。
早速予約した。
 今年は登別までは、中山峠やオロフレ峠などの山越えではなく、海沿いの高速道を使った。
雪の心配があったからね。
高速を白老で降り、ポロトコタンでアイヌの伝統芸能を堪能してから登別へ向かった。
 ホテルに着き、部屋に入ると和洋室で結構な広さとなっている。それにこの階は食事処の蔵を使う客専用の部屋のようだ。
当然団体客はいないから静かなものだ。
 早速風呂に入り、食事を愉しんだ。
見事な料理だったね。
一つ一つきっちりと創られているのはもちろん、盛られている器も素晴らしかった。
気が付くと二時間という時間が過ぎていた。
 正直に言うと、二年前に泊まった某ホテルよりも良いと思った。
そのホテルも同じように個室で会席料理だったのだが、そこよりも素材も吟味されていたし、凝った創りもしていたように思う。
通常料金なら一人1万8千円というのもうなずける。
 ネットで探すと結構良いものがあるものだね。


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今年初めてのブラックアイスバーン

2011-11-16 21:47:31 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、旭川で葬儀があったのでカミさんと二人で車で行ってきた。
高速に乗ると、天気予報通り岩見沢から雪になっている。
それでも、まだ軽いシャーベット状態なので普通に走れたが、深川を越えたあたりから道路が所々光りだした。
外気温は氷点下。
「アイスバーンになっているな」と思っていたが、さほど滑るという感じはまだしなかった。
ところが、高速を降り、一般道に入ると路面が黒光りしている。
一時停止の標識があったのでブレーキをかけると・・・
「やばい!!」
完全にノーフィーリング。
ABSのガリガリという音だけが車内に響き渡り、車は氷の路面をそのまま滑っている。
今年初めてのブラックアイスバーン。
何回経験してもこれだけは本当に嫌だね。
それからは恐る恐る運転し、やっとの思いで斎場に着いた。
 ちなみに今回のお葬式は、前にこのブログで紹介した68年ぶりに遺骨となって帰国した旧陸軍パイロットの黒澤軍曹の実妹のお葬式だった。
カミさんとは二人で、「やっとお兄さんの遺骨が帰国できたので安心して逝ったんだね」そう話していた。
繰り上げ法要の最後の挨拶で、義兄の言葉が印象的だった。
黒澤軍曹の話には一切触れなかったが、
「これからはおばあちゃんからみて、孫、曾孫の時代です。今まで以上によろしくお願いします」
そういう内容だった。
確かに、いつの時代でも若い世代に期待する。
自分もそういう年齢になってきたんだね。
ふとそう思ってしまった。


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少しずつ冬支度

2011-11-12 21:58:14 | 音楽
 最近どうも何事も一気にやるのが億劫になってきた。
体力が落ちてきたのかね。
冬支度も少しずつゆっくりとやっている。
二週間前には、早めに車のタイヤを冬用のスタッドレスに替えた。
一週間前には、結局今年は一度も乗ることがなかったカヌーをブルーシートに包んだ。
そして今日は、庭木の冬囲いと車のワイパーを冬用に替えた。
これでやっと何時雪が降っても良い。
天気予報を見ると、明後日から雪マークになっている。
なんだかんだと言っても、もうすぐ冬だね。
そしてこの頃になると思い出す曲がある。
ふきのとうの『白い冬』
懐かしい青春の1ページが鮮やかに蘇る。
そう言えば、当時ススキノの深夜喫茶に入ると、ふきのとうがなぜかボーっとして二人並んで座っていたっけ。
本当に懐かしいね。




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