一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

おねだり

2006-03-15 18:54:27 | 日記・エッセイ・コラム
Onedari13
 りんごをベランダに置いていると、必ず野鳥が来るようになった。
たまに置くのを忘れると、「ピーピー、ピーピー」と矢のような催促。
これが前の日に寝る前、置き忘れると大変なことになる。
夜明けと共に鳴き叫び、目覚ましよりも早い。
今はまだ夜明けは遅いが、これからは段々と早くなる。
いくら朝の早いご主人様でも、これはたまらんと思った。
りんごは絶対に忘れることはできない。
今日も夕方、奥様が買い物に行って帰ってくると、大量のりんごが袋に入っていた。
 ところで、僕の体調はどうか、って?
正直あまりよろしくない。
相変わらず体がだるいし、食欲も無い。
奥様は何とか食べてもらおうと、いろんな餌を買ってくる。
もちろん今日の買い物袋の中にも、りんごと一緒に僕の餌が入っていた。
奥様の愛情は本当に嬉しい。
でも、僕の体はどうにもならない。
なんとかなるものなら・・・。


コメント
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